全国児童 自然体験絵画コンテスト

自然との触れ合いを促す体験型の絵画コンテスト
 2025年度(第37回)審査結果

入賞作品ギャラリー

最優秀賞

文部科学大臣賞

青松 楽(東京都)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 文部科学大臣賞

干潮、満潮の生きものに出あったよ

ぼくは、今年のなつ、でん車にのって、江のしまへシュノーケリングに行きました。干潮から満潮まで、海のかんさつをし、時間によって、すんでいる生きものがかわっていくことにかんどうしました。いつかふねにのって、大きな海のことを、もっと知りたいです。

選考者のコメント

葛城 昌弘様(文部科学省 総合教育政策局 地域学習推進課 青少年教育室 室長補佐)

身近な「海」の観察を通じて、見渡す限りの広大な「海」に興味を持ったとのこと。“探究心”や“好奇心”を揺さぶった貴重な体験であったことを感じ、とても印象に残った作品です。
これからも、多様な体験を通じて、もっともっといろんなことに興味を持って欲しいと思います。文部科学省は、心が揺さぶられる体験を応援します。これからも「良い体験」を!!

国土交通大臣賞

高田 奏(岐阜県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 国土交通大臣賞

カブトガニだー!!

岡山県の笠岡市立カブトガニ博物館で、希少な「生きた化石」カブトガニについて学んだ後、海岸近くの道を歩いていると、たまたま本物のカブトガニを発見して大興奮!!海の不思議さを感じたミラクルな体験でした。

選考者のコメント

安堵城 勝俊様(国土交通省 港湾局 海洋・環境課 専門官)

どれも素晴らしい作品でしたが、まず目を惹かれ印象に残ったのがこの絵に描かれているお子さんの表情でした。博物館でカブトガニを見た後に海岸を散歩していたという状況下のなかで、“本当にカブトガニがいた!”という言葉がこの作品から聞こえてくるようです。また、お子さんの“びっくりした”という心情が描かれたカブトガニの大きさから伝わってくるようで、本当に素晴らしい作品だと思いました。

環境大臣賞

有水 翔汰朗(大阪府)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 環境大臣賞

水路のガサガサ

長浜バイオ大学周辺の水路で網を使って水生生物を採集し種類や特徴を詳しく観察する体験をしました。昨年より外来種がへり在来種が増えている良い傾向が分かり身近な自然の変化と回復を実感しました。

選考者のコメント

松本 和也様(環境省 水・大気環境局 環境管理課 課長補佐)

外来種と在来種の数を比較して在来種が増えているということを知っているということは、長年、観察を続けているのだと思います。環境省では外来種対策等にも取り組んでいますが、小学生が自身の体験を通じて自然の変化に気づき、それを絵にしているというのはとても大切なことだと感じました。ぜひ、今後も続けてほしいと思います。

農林水産大臣賞

森田 彪斗(愛知県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 農林水産大臣賞

夜のスルメイカ漁にチャレンジ

夏のイカつり漁はスルメイカがつれます。ぼくはつり好きの父といっしょに福井県の漁港で、夜のイカつり漁の船に乗せてもらいました。はじめての夜づりでちょっときんちょうしました。

選考者のコメント

塚本 邦芳様(農林水産省 水産庁 漁港漁場整備部 計画・海業政策課 課長補佐)

漁業者の数は右肩下がりになっていますが、漁業に興味を持ち、実際に体験してくれたことを嬉しく思います。作品としても、漁の情景がとてもリアルに描かれており素晴らしいと感じました。このお子さんのように体験を通じて漁業に関心を持ってくれる子どもがたくさん増えることを願い、この作品を選びました。

特別賞

審査員長賞

小林 廉(兵庫県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 審査員長賞

あこがれのカブトムシ

仲良しのお友達と近所の雑木林に虫取りに行きました。探し続けていたカブトムシをようやく見つけることができました。自分達で採ったカブトムシは、どんな虫よりもかっこいい。この貴重な体験は一生の宝物になりそうです。

選考者のコメント

国広 富之様(俳優、画家)

まずはインパクト、対象物を画用紙からはみ出さんほどに思いっきり大きく描いています。今やカブトムシはホームセンターなどで売っていますが、子どもたちの表情から自分が散策して見つけて捕まえたという興奮が伝わってきます。さらに全体の色使いもよく、カブトムシ自体の表現もかなり忠実に上手に描けている素晴らしい作品です。

日本マリン事業協会 会長賞

横田 姫愛乃(愛知県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 日本マリン事業協会 会長賞

初めてクルーザーに乗ったよ

夏休みに舞鶴市の海で、お父さんの運転するクルーザーに初めて乗りました。クルーザーの上は波でゆれてとても怖かったけど、楽しい思い出ができました。

選考者のコメント

金子 純蔵様(一般社団法人日本マリン事業協会 専務理事)

昨今、海離れが進んでいる中で、お父さんが操船するボートに乗り、高い波で少しスリルも味わったけれど、家族で楽しいひと時を過ごせたのだなあと思える作品です。こうした思い出によって、このお子さんたちが大きくなってからもマリンレジャーに興味をもちボートに乗ってくれるのではないかという期待を込めて、この作品を選びました。

日本ユネスコ協会 連盟賞

倉本 実怜(広島県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 日本ユネスコ協会 連盟賞

「せみ、持てたよ」

見た目も、急に飛んでくるのも怖くて、苦手だったせみ。帰省した田舎の裏山で何匹も目にするうちに、手でしっかり持つことができるようになりました。光るりっぱな口のストローにおどろき、そしてかっこ良さを感じ、アブラゼミが大好きになりました。

選考者のコメント

上岡 あい様(公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 企画広報部 部長代行)

苦手だったセミを田舎に帰省した時に何度も触れたことで大好きになったという作品です。セミを手に持って近くでじっくり観察して、画用紙に大きく、かつ細かいところまでしっかり描かれています。このセミを格好いいと思う気持ちがとてもよく伝わってきました。大好きなものが一つ増えたこの自然体験をきっかけに、これからもさまざまな挑戦や出会いを楽しんでほしいと思います。

日本マリーナ・ビーチ協会 会長賞

大友 遥(兵庫県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 日本マリーナ・ビーチ協会 会長賞

たくさん、見ーつけた!

家の近くのすま海がんで家ぞくと、しおひがりをしました。たからさがしみたいで、すごく楽しかったです。弟ときょうそうをして、たくさん見つけました。見つけたアサリは、家でパスタやスープにして食べました。また、しおひがりに行けたらいいなと思っています。

選考者のコメント

山下 雅人様(一般社団法人日本マリーナ・ビーチ協会 常任理事)

昨今は室内で遊ぶ子どもたちが多い中で、外に出て太陽の下で遊んでほしいものですが、まさにこの作品は海岸に家族が集まって明るい太陽の下で楽しんでいる作品です。ゆくゆくはこのビーチからマリーナへ、そして海上に出て遊んでいただきたいという思いを込めてこの作品を選びました。

ジャパンゲームフィッシュ協会 会長賞

森園 彩颯(鹿児島県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト ジャパンゲームフィッシュ協会会長賞

はじめてのニジマスつり

ニジマスを初めて釣ってとてもドキドキしました。力が強くてびっくりしましたががんばって釣れてうれしかったです。焼きたての魚はあたたかくておいしかったです。

選考者のコメント

東 知憲様(NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会 専務理事)

おそらく初めて釣られた魚でしょう、それを手にした時の興奮が非常によく伝わってくる作品です。私自身も50年以上前、初めて魚を釣りあげた時のことはよく覚えています。ぜひ森園さんにも、その時の気持ちの高揚感とともに、水との触れ合いや魚とのやりとりの楽しさを、まわりの人たちに伝えてほしいと思います。

国立青少年教育振興機構 理事長賞

黒田 美陽人(兵庫県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 国立青少年教育振興機構 理事長賞

アカハライモリの家族

洲本市にある水のきれいないのはな川に父とイモリをみつけにいきました。アカハライモリがいっぱいいて、うれしかったです。なついてきました。

選考者のコメント

古川 和様(独立行政法人国立青少年教育振興機構 理事長)

小さい時は何を触っても平気だったはずなのに、大人になると拒否反応が出てしまいます。このお子さんの“なんでも大好き”みたいな捉え方がとても嬉しく、イモリの家族に出会った喜びも伝わってきて、とても楽しませてくれる作品です。イモリたちも喜んでいますね。探究は、五感を使ってよく観察することからはじまります。

日本海洋レジャー安全・振興協会 会長賞

辻 悠真(和歌山県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 日本海洋レジャー安全・振興協会 会長賞

海でシュノーケリング

海で魚をたくさん見た。

選考者のコメント

江口 満様(一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会 理事長) 

当協会はボートを含め、ダイビングやスノーケリングといったマリンレジャーの振興をしています。この作品には女の子と男の子がスノーケリングで魚を見ている楽しそうな様子が描かれています。私も小さい頃に初めて海に潜った時の感動を鮮明に覚えていますが、こうした体験がこの作品を通じて広がるようにと思い選びました。

ヤマハ発動機賞

谷口 湊音(兵庫県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト ヤマハ発動機賞

だいすきなパパとうみであそんだ

うみでおやこでマリンスポーツたいけん(カヌー・バナナボート・メガサップ)をしました。かに、さかなもいました。たのしかった。

選考者のコメント

近藤 重大様(ヤマハ発動機株式会社 人事総務本部 渉外部 部長)

応募フォームにもありました通り、本作品は、海でカヌーやサップ、バナナボートなど、さまざまなマリンレジャーを親子で体験した様子を描かれたものです。絵画で描かれているお子さま、お父さまの表情を見てもわかるように、感動がとても印象的に表現されており、当社の企業目的にも合致していることから選ばせて頂きました。

YMFS特別賞(千足耕一理事選)

上野 ひすい(山形県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト YMFS特別賞(千足耕一理事選)

青い山と川での冒険

鳥海山からの100%のわき水の牛渡川をカヌー散歩した。川はすきとおっていてとても冷たかったです。

選考者のコメント

千足 耕一様(東京海洋大学 学術研究院 教授、当財団 理事)

川の流れのスピード感をたくさんのラインを使って、とても上手に表現できている印象的な作品です。川下りを体験して感じたスピード感を十分に読み取ることができる、とても素晴らしい作品です。

YMFS特別賞(渡部克明理事長選)

中島 苺音(福岡県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト YMFS特別賞(渡部克明理事長選)

虫がこわくて泣いてる私

虫ぎらいな私が甘木(丸山)公園でせみや、クワガタや、カブト虫が、たくさんいるのにとりきれなくてこわくてないてしまったけいけん。

選考者のコメント

渡部 克明(公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団 理事長) 

楽しいことを描いた作品が多いのですが、これは唯一怖くて泣いている作品であったためとても印象に残りました。本当に虫が嫌いなんだということがよく伝わってきます。昔は当たり前のように身の回りに虫がいて、怖いという感覚の前に親しみが生まれたものですが、今はその体感がないため怖くなってしまうのだと思います。このお子さんには、ぜひこの賞を機会に虫を好きになってほしいと思います。

優秀賞

幼児部門 金賞

藤永 陽愛(長崎県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 幼児部門 優秀賞 金賞

きれいに咲いてね あさがおさん

保育所であさがおの種を植えて水やりのお世話をがんばったらとってもきれいなあさがおが咲いたよ。これからも水やりがんばるぞ!

幼児部門 銀賞

髙木 咲茉(新潟県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 幼児部門 銀賞

悠久山に行ったよ

家族で悠久山に行って「ヤッホー」とやまびこを楽しみました。耳をすますと、小鳥のなき声も聴こえてきました。

幼児部門 銅賞

中村 桃花(広島県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 幼児部門 銅賞

いろがいっぱいのうみのなか

おきなわのうみのなかをみたよ。いろがいっぱいあったよ。おおきなおさかながわらったよ。

小学校低学年部門 金賞

谷本 夏帆(兵庫県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 小学校低学年部門 金賞

レモンの木から生まれたよ

にわのレモンのはっぱに青虫のたまごがついていた。そして大きくそだって、レモンのはっぱを食べてた。で、さなぎになってちょうちょになった。びっくりした。にわにたくさん虫がいて、トカゲがいてあおむしがいてとりもいる。とってもにぎやかだよ。

小学校低学年部門 銀賞

泉口 湊祐(兵庫県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 小学校低学年部門 銀賞

はじめて自分の手でつかまえたカブトムシ

遊びに行った近所の山の中でカブトムシを見つけてつかまえました。体はつるつるしていて足はとげとげしていてかっこよかったです。とてもうれしかったです。

小学校低学年部門 銅賞

刀祢 心々羽(北海道)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 小学校低学年部門 銅賞

ダチョウにえさやり

ダチョウのえさやりに初挑戦しました。北海道ニセコの大自然の中を自由に走り回るダチョウが、えさを見て全速力で走ってくるのにびっくり!自分の2倍もあるダチョウが目の前にきてハラハラドキドキしました!

小学校高学年部門 金賞

五井 蒼祐(新潟県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト

海の中のいか

柏崎の海にお父さんと海釣りに行きました。海の中でいかが泳いでいるのが見えたので、描きました。実際につることもできて、おいしく食べました。

小学校高学年部門 銀賞

種田 夏佳(兵庫県)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 小学校高学年部門 銀賞

川へジャンプ

高知県の吉野川の支流の川で、水しぶきを浴びながら川を登っていくシャワークライミングをしました。エメラルドグリーンの美しい川でおもいっきり楽しみました。

小学校高学年部門 銅賞

天野 聡美(大阪府)

2025年度 全国児童自然体験絵画コンテスト 小学校高学年部門 銅賞

海にうかぶ船

兵庫県でつりをしている時に船を見つけた。

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