最優秀賞
文部科学大臣賞
阪口 楓奈(神奈川県)
ヤドカリのうみ
夏休みに初めて行った沖縄の海でのことです。砂浜に沢山のヤドカリがいてビックリしました。大きくてこわくて見ているだけだったけど、いろいろな貝がらを背おっていておもしろかった!
- 選考者のコメント
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山本 健司様(文部科学省 総合教育政策局 地域学習推進課 青少年教育室 室長補佐)
素晴らしい作品ばかりで悩みましたが、子どもたちの感動や驚きなど心の動きが伝わってくることを選考のポイントにしました。この作品はヤドカリを画用紙いっぱいに描いていますが、普段は目にすることがない生きものに出会い、強い興味・関心を持ったことが伝わってくる作品であったことから選びました。
国土交通大臣賞
村井 里帆(愛知県)
あさりがゴロゴロしおひがり
今年の初夏に美浜でしおひがりをしました。はじめてのアサリとりに砂の中に手をいれるとゴロゴロアサリがとれて、うれしくてばけつもいっぱいになりました。
- 選考者のコメント
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山本 陽介様(国土交通省 港湾局 海洋・環境課 専門官)
潮干狩りは、家族で気軽に楽しめる海のレジャーの一つです。大きく描かれたあさりから、初めての潮干狩りが楽しかったこと、そして、たくさん獲れたことがよく伝わってきます。またいろいろな生きものに出会って驚いたこと、絵を描くことが大好きであることなども感じられたことから選ばせていただきました。
環境大臣賞
大谷 奈千桂(大阪府)
梅花藻みたよ!
しがけんに行った時、梅花藻をみたよ。水が冷たくてきもちよかった。お花が水の中でふわふわゆれていてきれいでした。
- 選考者のコメント
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滝田 暁夫様(環境省 水・大気環境局 水環境課 課長補佐)
水辺だけでなく、空が描かれている作品を選びました。梅花藻(ばいかも)が画像紙の半分を使ってダイナミックに描かれ、水の透明さだけでなくゆるやかな流れまでも感じられます。自然とのふれあいを体感したい、豊かな自然環境を後世に残さなければいけないと思わせてくれる素晴らしい作品です。
農林水産大臣賞
吉田 七海(福岡県)
やながわくも手あみりょうたいけん
やながわのムツゴロウランドで体けんした、くも手あみりょう。くも手あみのなわを私と弟が、引っぱって海から引き上げる所をかいた絵です。エイや小魚、エビがびっくりするくらいとれました。
- 選考者のコメント
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河野 大輔様(農林水産省 水産庁 漁港漁場整備部 計画課 課長補佐)
この作品は、弟さんと漁の体験をした時のことが描かれていますが、その時の楽しかった思い出がよく伝わってきます。感心したのが、作品を見る人にも構造が分かるように漁具である網が大変丁寧に描かれており、またいろんな種類の魚がたくさん獲れている様子が分かり、漁業の魅力がとてもよく伝わってくる作品になっていると思い、選ばせていただきました。
特別賞
審査員長賞
中村 敢太郎(北海道)
タコとヤドカリ
夏休みにわっかないのおばあちゃんの家の前の浜で、ヤドカリを見つけました。こんなにカワイイのにタコに食べられるときいて、海の中でも生きていくのはたいへんだと思って、タコとヤドカリをかきました。
- 選考者のコメント
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国広 富之様(俳優、画家)
タコが体の色を変化させていく様子や、海の中で生存競争が繰り広げられているということに驚いてこの作品が描かれていることが、選考にポイントになりました。またおばあちゃんから、タコとヤドカリの関係を教えてもらって感動したことなど、たくさんの思いが込められていることが伝わってきたため、この作品を選ばせていただきました。
日本マリン事業協会 会長賞
大庭 悠琳(熊本県)
イルカがいっぱいいたよ
夏休みにイルカウォッチングをした。イルカがたくさんいて、行ってよかったなと思いました。
- 選考者のコメント
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佐伯 誠治様(一般社団法人日本マリン事業協会 専務理事)
今回も素晴らしい作品がたくさんありとても迷いました。その中でこの作品はコメントにもあるように、主役はイルカですが、その中で人が乗っているボートがとても丁寧に描き込まれていて、作品全体のバランスもとてもよいことから選考させていただきました。
日本ユネスコ協会 連盟賞
斯波 旺希(神奈川県)
カニみつけた
今年の夏休みに真鶴の海で体験しました。磯で生き物探しをして、カニを見つけたときの絵です。見つけることができてうれしかったです。つかまえたいと思いました。
- 選考者のコメント
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佐藤 直子様(公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 理事)
子どもがカニを覗き込んでいる作品です。大きなカニを目の前にして、捕まえるにはどうしたらよいだろうという子どものワクワクした表情がイキイキと描かれています。子どもたちに“水辺でいろいろな体験をしてみたい”と思ってもらえるような作品だと感じたので、選ばせていただきました。子供たちがいつまでも自然の中で様々なワクワク体験ができるよう大人たちは自然環境を守っていきたいものです。
日本マリーナ・ビーチ協会 会長賞
荒谷 紗奈(愛知県)
大きなボートにのってうみのまん中まできたよ
夏休みに家族で初めてボートに乗りました。ボートは大きくて、あんまりゆれなかったけど波がチャプチャプとんできてびっくりしました。
- 選考者のコメント
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山下 雅人様(一般社団法人日本マリーナ・ビーチ協会 常任理事)
当協会では、マリンレジャーの普及・振興の一環として、毎年、子どもたちを対象にヨットやボートの体験会を行っています。この作品は家族が揃ってボートでクルージングをする様子がとても楽しそうに描かれています。これは私たちが理想とするマリンレジャーの姿であり、多くの方に共感してもらえる作品だと思い選びました。
ジャパンゲームフィッシュ協会 会長賞
山口 璃菜(長崎県)
あらかぶ
夏休みに海で、お父さんが釣った魚を見ました。大きくてすごいな。
- 選考者のコメント
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岡田 正文様(NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会 事務局 事業部長)
魚を描いた作品が多い印象でしたが、その中でアラカブ(一般的な呼び名は カサゴ)を描いたこの作品に目が留まりました。お父さんが釣ったということですが、画用紙いっぱいにダイナミックに描かれていることからとても感動したことが伝わってきます。また細かく描かれ大変な苦労も感じられ、当協会の名誉会員で、本コンテストの審査員を務めていた故服部善郎名人もきっとこの作品を選ぶであろうと思ったことから、この作品に決めました。
国立青少年教育振興機構 理事長賞
宮本 歩和(徳島県)
はじめての川遊び
7月17日に徳島県美馬市の穴吹川に遊びに行きました。ぼくは初めて川に遊びに行きました。冷たい川の水はとても気持ち良かったです。川で泳いだり、綺麗な石を探したり、とっても楽しくてあっという間に夕方になりました。今度はカニや魚をつかまえてみたいな。
- 選考者のコメント
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古川 和様(独立行政法人国立青少年教育振興機構 理事長)
コロナ禍で子どもたちの体験活動自体が減っており、心が暗くなるような3年を過ごしてきました。そうした中で、この作品は、初めて川で泳いだという作品です。初めての体験はどれも子どもにとって特別なものですが、この作品からは、特にその楽しいという気持ちがとてもよく表現されたことから、選ばせていただきました。
日本海洋レジャー安全・振興協会 会長賞
山口 真季(鹿児島県)
うみでかにとあそんだよ
夏休みに家族で海に行ったときに、かにを見つけてさわった体験。夏休みに家族で近くの海に行ったときに、たくさんのかにを見つけました。最初はドキドキして、なかなか近づけなかったですが、少し慣れると、追いかけたり、少しだけさわったりして、楽しい夏の思い出を作ることができました。
- 選考者のコメント
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髙栁 節夫様(一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会 理事長)
この作品では、たくさんのカニが描かれていますが、カニを初めて見る体験というのは、小さな子どもたちにとっては大きな感動があることがよく伝わってきました。また「海」と「楽しさ」という視点を持って選考していましたが、それを共感できる作品でもあったので、この作品を選びました。
ヤマハ発動機賞
玉造 諒(千葉県)
さん橋からダイブ!
夏休みに北浦にて。水上バイクを乗りに行き、さん橋からダイブした。水上バイクもダイブも楽しかった。水が冷たくて気持ちよかった。
- 選考者のコメント
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黒田 久次様(ヤマハ発動機株式会社 人事総務本部 渉外部 部長)
この作品は弊社でも製造・販売している水上オートバイが描かれています。水上オートバイは身近で手軽、ダイナミックな走りで楽しめるものですが、それを見事に表現してくれています。またご家族とともにマリンレジャーを楽しんでいますが、大きくなってからもマリンレジャーを楽しみ、その発展に貢献してほしいという願いも込めて選びました。
YMFS特別賞(千足耕一理事選)
岩本 統真(徳島県)
「下へ降りてあそびたいよ! また明日も来ようネ!」
夏休みの課題にあった物、その場所へ。朝早く写真とったり、確認したり。海でおやつタイム。歩いての探索。近くの海では、貝拾い、魚つり、水あそびを体験。海でのおやつタイム。お菓子はおっとっと。海に向けて、食べている時の絵。私が、写真をとりました。それを参考に描いてます。「海すごーい青くて、きれいだネ!」と。本当は、浜辺におりたかったけど、一時間では満足できないので、その日はおやつタイムのみ。かなり残念な気持ちで海をながめていました。風車は淡路島です。
- 選考者のコメント
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千足 耕一様(東京海洋大学 学術研究院 教授、当財団 理事)
海に入りたいけれど入らずに帰るという作品です。作品に関するコメントにも惹かれましたが、海を見て海に想いを馳せるということが、描かれた親子の背中から感じ取ることができたということで選びました。
YMFS特別賞(木村隆昭理事長選)
瀧田 百莉(愛媛県)
おじぞうさん池のカメちゃん
6月に道路でもがいていたカメをお母さんと家の近くのお地蔵さん池へ逃がしてあげた日の絵です。池にはたくさんの生き物や草花が咲いていてゆりちゃんは大好きです。カメちゃんはなごりおしそうにのんびり泳いでいき、「元気でおおきくなってね」とゆりちゃんは声をかけていました。
- 選考者のコメント
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木村 隆昭(公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団 理事長)
とても明るい印象の作品です。その一方で、道路にいたカメを助けて池に返してあげるというストーリーがあったり、子どもの身近な世界の中でいろいろなものを発見し、楽しんでいる様子がとてもよく伝わってきたことから、選ばせていただきました。
幼児部門 金賞
笠井 瑠華(大阪府)
カニ
遠足でカニを見つけました。遠足で行った池に小さなカニがいて、とっても可愛かったです。
- 審査員講評
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服部 譲司 画伯(一般社団法人創元会 会員、公益社団法人日展 会友)
遠足で見つけたちいさなカニが画面いっぱいに描かれています。カニもよろこんでいるようですね。
幼児部門 銀賞
大山 蓮(静岡県)
ペンギンさんをみつけたよ
遠足に行った際、泳いでいるペンギンを見た。近くにいるペンギンを見て、ドキドキした。
- 審査員講評
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服部 譲司 画伯(一般社団法人創元会 会員、公益社団法人日展 会友)
水族館などにいるペンギンは人間になれているので、おもしろい動物に見えますね。
幼児部門 銅賞
谷川 慶(兵庫県)
大迫力のうず潮
夏休みの旅行で鳴門へ行き、うずしおクルーズに乗りました。クルーズ船に乗って、そこから見た景色です。すぐ近くに発生するうずしおは、想像よりも大きくて、たくさんあり、隣のクルーズ船もすいこまれそうでした。
- 審査員講評
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服部 譲司 画伯(一般社団法人創元会 会員、公益社団法人日展 会友)
「うずしお」はなぜできるのか、調べてみてください。海水の流れを見て、説明していくと、おもしろいですよ。
小学校低学年部門 金賞
辻口 桂衣(長崎県)
対馬ブルーの仲間たち
夏休みに家族で海水浴に行き、海の中を見ると色々な魚がいた。水中メガネで海中を見てみると、色々な魚がキラキラ泳いでいて、とてもキレイだった。対馬の海は世界に自慢できるとてもキレイな海で、おいしい魚がいっぱいとれることを皆に知ってほしいと思った。
- 審査員講評
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服部 譲司 画伯(一般社団法人創元会 会員、公益社団法人日展 会友)
海の中はとてもきれいですね。しかし、深いところは危険なので、大人の人と一緒にもぐりましょう。
小学校低学年部門 銀賞
清水 晴生(千葉県)
かにのおやこ
夏休みに、検見川の浜辺の岩場で。海の生物探しをしました。大きな岩をひっくり返すと、今迄見た事も無いくらい大きな爪のかにがいました。爪の力がとても強くて、長い木の棒も持ち上げる事が出来ました。強そうなかにだな、と思いました。今度は、お魚釣りもしてみたい、と思いました。ぼくは色々な生物に会える、海で遊ぶことがとても楽しいです。
- 審査員講評
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服部 譲司 画伯(一般社団法人創元会 会員、公益社団法人日展 会友)
岸辺の色や砂利にはいろいろなカニがいます。貝拾いで見つけることもありますね。ハサミにはさまれないように気をつけましょう。
小学校低学年部門 銅賞
藤居 志緒(大阪府)
青い海
今年の夏休みに福井に行って見た海。海の波を初めて体験した。波が大きすぎて、何度もまきこまれた。すごかった。波のおかげで貝がいっぱいひろえた。海の奥まで行った。たのしかった。
- 審査員講評
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服部 譲司 画伯(一般社団法人創元会 会員、公益社団法人日展 会友)
波のはげしいところは危険ですので、思わぬ波に巻き込まれないように十分気ををつけてください。
小学校高学年部門 金賞
上甲 百夏(愛媛県)
海にかこまれ働く人
夏に、明浜の海で、かきをとっている様子。暑い中一生けんめい働いて、すごいなと思いました。
- 審査員講評
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服部 譲司 画伯(一般社団法人創元会 会員、公益社団法人日展 会友)
かきの養殖はいろいろな方式があります。どんな方法があるか調べてみましょう。
小学校高学年部門 銀賞
山本 莉子(福岡県)
とんぼの冒険
おばあちゃんの家に行った時に、近くの川で。川の所にとんぼがたくさんいて、元気にとびまわっているのを見て、うれしくなった。
- 審査員講評
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服部 譲司 画伯(一般社団法人創元会 会員、公益社団法人日展 会友)
とんぼがどういうところに多くいるか、観察してみてください。地図をかいて、印をつけるとおもしろいものができます。
小学校高学年部門 銅賞
田中 太陽(和歌山県)
かた男波で泳いだら魚がいっぱいだった
かた男波でもぐったら魚がいっぱいいた。さいしょはびっくりしたけどちょっとずつなれてきた。
- 審査員講評
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服部 譲司 画伯(一般社団法人創元会 会員、公益社団法人日展 会友)
表面はおだやかでも、中流には思わぬ流れがあります。ベテランの経験者と一緒にもぐるようにしましょう。
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