第36回「全国児童 自然体験絵画コンテスト」では、2024年度6月24日から9月13日の期間、自然の中に出かけた時に発見・体験したことや学んだことを描いた作品を募集しました。
全国各地の幼稚園、保育園、小学校、絵画教室などから、合計7,132点という多くの作品が寄せられました。(昨年8,718点)
10月8日、9日に開催した1次審査会では318点が選ばれ、さらに2次審査会を通過した150点の作品からは、10月22日に開催した最終審査会において、入賞作品24点が選ばれました。
各受賞者につきましては、下記一覧をご覧ください。
入賞作品選考
日時 | 2024年10月22日(火) |
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場所 | 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区) |
入賞作品は、2次審査会を通過した150点の作品の中から、「文部科学大臣賞」「国土交通大臣賞」「環境大臣賞」「農林水産大臣賞」、「特別賞」、「優秀賞」の合計24点が選ばれました。
審査員長 | |
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俳優、画家 | 国広 富之 画伯 |
審査員 | |
一般社団法人創元会 理事長、公益社団法人日展 会員 | 小川 尊一 画伯 |
一般社団法人創元会 元会員、浜松美術協会 会員(1次・2次審査会) | 杉山 悦照 画伯 |
一般社団法人創元会 会員(1次・2次審査会) | 坂本 眞知子 画伯 |
文部科学省 総合教育政策局 地域学習推進課 青少年教育室 室長補佐 | 葛城 昌弘 様 |
国土交通省 港湾局 海洋・環境課 専門官 | 安田 武史 様 |
環境省 水・大気環境局 環境管理課 課長補佐 | 岩山 政史 様 |
農林水産省 水産庁 漁港漁場整備部 計画・海業政策課 課長補佐 | 劔崎 聖生 様 |
一般社団法人日本マリン事業協会 専務理事 | 金子 純蔵 様 |
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 企画広報部 部長代行 | 上岡 あい 様 |
一般社団法人日本マリーナ・ビーチ協会 常任理事 | 山下 雅人 様 |
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会 事務局 | 井上 拓也 様 |
独立行政法人国立青少年教育振興機構 理事長 | 古川 和 様 |
一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会 理事長 | 江口 満 様 |
ヤマハ発動機株式会社 人事総務本部 渉外部 部長 | 近藤 重大 様 |
東京海洋大学 学術研究院 教授、当財団 理事 | 千足 耕一 様 |
公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団 理事長 | 渡部 克明 |
審査員長総評
国広 富之 画伯
今回もまた素晴らしい絵が揃いました。この賞をとった子どもたちは、生まれた時からパソコンや携帯、タブレットがある環境で育っています。
小学校、中学校でも教えていると思いますが、AIに絵を描かせて、それを作品として展覧会に出展したり、個展を開催したりする人が増えています。しかし自然の中で体験しその絵を描くということは、本当に幼い頃にしかできない体験になってきています。自分の手で、自分の感情を表現するという絵画は本当に大事です。今後、ますますデジタルが盛んになっていくと思いますが、子どもの頃の体験を筆を持って描くことをこの先5年、10年と続けて欲しいのです。