全国児童 自然体験絵画コンテスト

自然との触れ合いを促す体験型の絵画コンテスト
 表彰式

第36回 国土交通大臣賞

第36回 国土交通大臣賞
左から国土交通省 九州地方整備局 長崎港湾・空港整備事務所 松延 嘉國所長、熊﨑 李嵐さん、幼稚園の指方 安代園長、李嵐さんの担任・榎田 明美先生
日時2024年12月3日(火)11:00〜11:30
受賞者熊﨑 李嵐(くまさき りらん)さん
作品名海へ遊びに行ったら・・・
贈呈者国土交通省 九州地方整備局 長崎港湾・空港整備事務所 松延 嘉國所長
第36回 国土交通大臣賞

2024年12月3日(火)、全園児が参列する中、国土交通大臣賞を受賞した熊﨑李嵐さんの表彰式を行い、国土交通省 九州地方整備局 長崎港湾・空港整備事務所の松延嘉國所長より表彰状を贈呈していただきました。

李嵐さんが通う幼稚園では、子どもが持っているものを大切に、たくましく豊かに生きていく力を育もうと、下駄マラソンや音体教育に、川や野原への散策、絵画教室など、体験を重視した教育が行われています。中でも外部の指導者を招いて月3回開催している絵画教室のほか、絵が園内至るところに描かれていたり、絵や工作好きな先生が多かったりと、創作環境が整っています。
「体験したことを絵にすることは、とても大切です。以前からこのコンテストに応募してきましたが、大臣賞をいただいたのは、初めてのことで、園としてもとても嬉しく誇らしいですね」と園長の指方安代先生。

おうちの方への受賞のお知らせは幼稚園から。「あまりに大きな賞で、その重みを本人はよく分かっていませんでしたし、私も信じられませんでした」と話してくださったのは、お母さまの熊﨑優華さん。お兄さんの影響もあって、小さい頃から李嵐さんは絵を描くことが大好き。A4サイズ50枚入りの用紙がすぐになくなってしまうほどだそうです。特に乗り物を描くことが多く、また色々な色を使うことが好きで、「色鉛筆でもボールペンでも、いくつも色を使って描いています。出来上がると『ママ、見て!』と作品を持ってきてくれるんですよ」(優華さん)。

今回の受賞作品は、この春、お母さまとお兄さんと一緒に豪華客船を見に行った時のことを思い返して描いたもの。客船の大きさに感激したと同時に、海がきれいでちょうど空に虹が架かっていたことも印象的だったそうです。
大勢のお友達の前で表彰されたことに対して、はにかみながら「うれしかった」と感想を教えてくれた李嵐さん。日頃は元気に走り回っている活発な性格だそうですが、人見知りなところもあって、表彰式の予行練習をした前日から、ずっと緊張し通しだったと言います。「普段はのびのび描いていますよ」(指方園長)とのことで、活き活きと創造力を伸ばしながら、「大きくなったら警察官になりたい」という夢を叶えてくれそうです。

第36回 国土交通大臣賞
「一瞬にして目に飛び込んでくる、インパクトがある作品ですね。太陽に虹、そして大きな船。赤く染まった空とのコントラストで海の青さが強調され、また船の大きさに驚いたことをしっかり表現しているところが、素晴らしいと思います」と表彰状を授与くださった松延嘉國所長(右)
第36回 国土交通大臣賞
園をあげて表彰式を行ってくださった
第36回 国土交通大臣賞
表彰式終了後、お母さまの顔を見た途端、駆け寄ってホッとした表情を見せた李嵐さん
第36回 国土交通大臣賞
幼稚園内には至る所に絵が描かれたり、工作が並んでいたり、創造力を養う環境が整っています