日時 | 2023年12月18日(月)14:00〜14:30 |
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受賞者 | 東野 妃那(ひがしの ひな)さん |
作品名 | 大きすぎる花火 |
贈呈者 | 国土交通省 近畿地方整備局 和歌山港湾事務所 片岡 輝行所長 |
2023年12月18日(月)、国土交通大臣賞を受賞した東野妃那さんの表彰式を開催し、国土交通省 近畿地方整備局 和歌山港湾事務所の片岡輝行所長より表彰状を贈呈していただきました。
妃那さんの受賞はお母様の佳奈さんが夜中にWEBサイトで知ったそうです。お父様の智史さんは「ここまで大きい賞を取るのは難しいと思っていたので、正直、現実感はありませんでしたが、本当によくやってくれたなという気持ちでしたね」と冷静に受け止めたそうですが、お母様は真夜中ながら飛び跳ねて喜んだということで、ご家族にとっても大きな出来事になったようです。
一方の妃那さんは、お姉さんとお兄さんも過去にこのコンテストで賞を取ったことがあり、「それよりもっといい賞だったよ!」と伝えたことで実感も湧き、がんばって描いたこともあってとても喜んでいたそうです。表彰式では大きな賞状を受け取り、あらためて「びっくりしたし、うれしかったです」と喜びの声を聞かせてくれました。
この作品は、ご家族で4年ぶりに開催された和歌山港まつり花火大会に出かけた時の様子が描かれています。お母様は「花火を見る家族の表情がみんな豊かで、妃那らしくユニークに表現されています。花火も大胆に描いていますが、手持ち花火と違って、空に大きく打ち上がる様子を見て“めちゃめちゃおっきいなー!”と喜んでいたので、妃那にとって印象的だったことが伝わってきます」。と感想を聞かせてくれました。
「生まれてからすぐにコロナ禍に入ったことで、おそらく妃那にとっては初の花火大会だと思います」とお父様。だからこそ妃那さんは花火の感想を「すごかった!」と今でも記憶しているのかもしれません。作品の中でよく描けたのは「花火と家族」。特に家族は、「花火を見てみんなが笑っているところを描きました」ということです。
普段の妃那さんは体を動かすことが大好きで、「お兄ちゃんが外で遊ぶことにとっても積極的なので、一緒に走りまわって遊んでくれるとてもいい環境があります」とお父様。自転車の練習の真っ最中で、すでに「コマなし(補助輪なし)で乗れるよ」とうれしそうに教えてくれました。
今は習いごととしてピアノと公文をしているようですが、ご両親は「基本はこの子がやりたいことをやらせてあげたいですし、元気に、楽しい大人になってくれれば」とのこと。本人は「来年も花火には行きたいし、ボーリングもやってみたい」と、ご両親を驚かせていましたが、ご家族に見守られながら、今後も自由にのびのびと成長していくことでしょう。