全国児童 自然体験絵画コンテスト

自然との触れ合いを促す体験型の絵画コンテスト
 表彰式

第35回 国土交通大臣賞

第35回 国土交通大臣賞
左から、国土交通省の下山雅紀さん、お母様の東野佳奈さん、お父様の東野智史さん、東野妃那さん、国土交通省の片岡輝行所長、藤田源吾園長、担任の福山真由さん、主幹教諭の藤田澄吾子さん
日時2023年12月18日(月)14:00〜14:30
受賞者東野 妃那(ひがしの ひな)さん
作品名大きすぎる花火
贈呈者国土交通省 近畿地方整備局 和歌山港湾事務所 片岡 輝行所長
第35回 国土交通大臣賞

2023年12月18日(月)、国土交通大臣賞を受賞した東野妃那さんの表彰式を開催し、国土交通省 近畿地方整備局 和歌山港湾事務所の片岡輝行所長より表彰状を贈呈していただきました。

妃那さんの受賞はお母様の佳奈さんが夜中にWEBサイトで知ったそうです。お父様の智史さんは「ここまで大きい賞を取るのは難しいと思っていたので、正直、現実感はありませんでしたが、本当によくやってくれたなという気持ちでしたね」と冷静に受け止めたそうですが、お母様は真夜中ながら飛び跳ねて喜んだということで、ご家族にとっても大きな出来事になったようです。

一方の妃那さんは、お姉さんとお兄さんも過去にこのコンテストで賞を取ったことがあり、「それよりもっといい賞だったよ!」と伝えたことで実感も湧き、がんばって描いたこともあってとても喜んでいたそうです。表彰式では大きな賞状を受け取り、あらためて「びっくりしたし、うれしかったです」と喜びの声を聞かせてくれました。

この作品は、ご家族で4年ぶりに開催された和歌山港まつり花火大会に出かけた時の様子が描かれています。お母様は「花火を見る家族の表情がみんな豊かで、妃那らしくユニークに表現されています。花火も大胆に描いていますが、手持ち花火と違って、空に大きく打ち上がる様子を見て“めちゃめちゃおっきいなー!”と喜んでいたので、妃那にとって印象的だったことが伝わってきます」。と感想を聞かせてくれました。

「生まれてからすぐにコロナ禍に入ったことで、おそらく妃那にとっては初の花火大会だと思います」とお父様。だからこそ妃那さんは花火の感想を「すごかった!」と今でも記憶しているのかもしれません。作品の中でよく描けたのは「花火と家族」。特に家族は、「花火を見てみんなが笑っているところを描きました」ということです。

普段の妃那さんは体を動かすことが大好きで、「お兄ちゃんが外で遊ぶことにとっても積極的なので、一緒に走りまわって遊んでくれるとてもいい環境があります」とお父様。自転車の練習の真っ最中で、すでに「コマなし(補助輪なし)で乗れるよ」とうれしそうに教えてくれました。

今は習いごととしてピアノと公文をしているようですが、ご両親は「基本はこの子がやりたいことをやらせてあげたいですし、元気に、楽しい大人になってくれれば」とのこと。本人は「来年も花火には行きたいし、ボーリングもやってみたい」と、ご両親を驚かせていましたが、ご家族に見守られながら、今後も自由にのびのびと成長していくことでしょう。

第35回 国土交通大臣賞
表彰していただいた片岡所長からは「大きな花火と家族の表情がすばらしい」と高い評価をいただきました
第35回 国土交通大臣賞
時間をかけると飽きてくるため、作品は驚きのおよそ1時間で描き終えたそうです
第35回 国土交通大臣賞
表彰式では緊張していたようですが、「自宅ではお笑い担当、人を笑わすのが得意」とご両親
第35回 国土交通大臣賞
とっても緊張していた妃那さんですが、作品についてたくさんのことを話してくれました