[第3章]パラリンピアンに対する社会的認知度調査
- 調査目的
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北京2022パラリンピック大会開催後のパラリンピアンに対する社会的認知度、北京大会の視聴状況、日常生活におけるスポーツ環境を測定。前回調査との比較を行い、変化、傾向、要因などを測定。
- 調査対象
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全国の市町村に在住する20歳以上の男女2060名を対象とした、インターネットによるウェブ調査。
- 調査期間
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2022年5月27日(金)~2022年5月31日(火)
- 調査結果
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- 北京パラリンピック日本代表選手で最も認知度が高い選手は「村岡桃佳」(11.6%)で、ついで、「岡本圭司」(5.6%)、「小栗大地」(4.5%)、「川除大輝」(4.2%)、「新田佳浩」(4.1%)、「高橋幸平」(4.1%)であった。
- 北京パラリンピックの観戦形態は、「テレビのニュース番組で観た」が42.9%で最も多く、ついで、「テレビで中継番組を観た」(31.3%)、「テレビの選手・競技を紹介した特集番組を観た」(7.7%)であった。
- 観戦した競技は、「開会式」(39.3%)が最も多く、ついで、「アルペンスキー」(29.4%)、「スノーボード」(28.7%)、「閉会式」(22.9%)であった。
- 北京パラリンピックを観戦した感想は、「アスリートとして非常に優れていると感じた」が「よく当てはまる」「やや当てはまる」を合わせると約6割で最も多かった。ついで、「障害の有無にかかわらず、スポーツは一緒にできると感じた」「障害者への偏見がなくなった、身近な存在に感じた」が続き、いずれも5割を超えた。
- 日常生活の中で障害のある人がスポーツを行う光景を見たことがあるかについて、「障害のある人がスポーツを行う光景を見ることがある」は、2018年の平昌大会終了後の9.4%から、2022年の北京大会終了後に7.9%と減少した。