第19回YMFSスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティングの締めくくりとして、YMFSスポーツチャレンジ助成第19期生の修了式を開催しました。第19期生の皆さんに修了証が授与されました。

修了式挨拶|河邊幸司常務理事
YMFSスポーツチャレンジ助成第19期生の皆さん、一年間にわたる果敢なチャレンジ、お疲れ様でした。皆さんの成果報告の一つひとつを心で受け止め、その素晴らしいプロセスと成果に、あらためて敬意を表します。
本日の修了式をもって皆さんはYMFSを卒業します。しかし私たちは、これからも皆さんの活躍を注視し、見守り続けたいと考えています。私たちはOB・OGとなった皆さんにも広く門戸を開いていますので、ぜひ来年度以降のスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティングにも、YMFSファミリーの一員として、より大きな成果を携えてご参加ください。お待ちしています。
それでは、皆さんの新たなチャレンジと、目標の達成、夢の実現に期待して、私からの挨拶とさせていただきます。いつも、いつまでも応援しています。ありがとうございました。
総評|伊坂忠夫審査委員長
皆さん、2日間お疲れさまでした。私自身も、非常に充実した、楽しい時間を過ごさせていただきました。簡単にはなりますが、最後に「挑戦」と「成長」について少しお話しさせていただきます。
まず「挑戦」についてです。「スポーツは不可能を可能にする」ということがよく言われます。今日できなかったことが明日できるようになる。アスリートも研究者も、工夫をしながら、新しい地図を見るためにそこにチャレンジしていっていることと思います。
人と馬の100年の記録を見ると、たとえばケンタッキーダービーでは約50年間、ほとんど記録が伸びていません。でも人の1マイル走の世界記録は100年間、ずっと伸び続けています。1マイル4分切りは、人類が破れない未知の記録と言われていましたが、ロジャー・バニスターが1954年にこの偉業を達成すると、そこから一年間で23人もの選手が4分切りの記録を出しました。最初の一人はもちろん立派ですが、彼だけではなく、たくさんの人が準備をしていたことがわかります。
これは私なりの考えなのですが、そうした成果を出すためには、「心技体(スキル・専門性)×知徳体(人間力)×モチベーション(情熱・ビジョン)×マッチング(適材適所・タイミング)」が必要だと思います。
もう一つ「成長」についてです。才能か? 努力か? という話ですが、私は「才能×努力=スキル」「スキル×努力=パフォーマンス」と考えています。つまり努力は2乗で効いてきます。そして、ミッションとビジョン。たとえばレンガ職人に何をしていますか? と尋ねて、「レンガを積んでいる」と答えたらそれは単なる作業ですが、「教会を作っている」と答えればキャリアになるし、「歴史に残る大聖堂を作っている」と答えたら天職です。皆さんもさらなる成長のために、自分の目標や目的を常に意識してチャレンジしてください。
手塚治虫が漫画家デビューしたのは17歳、ビル・ゲイツがMicrosoftを創業したのは18歳、ニュートンが万有引力を発見したのは22歳で、吉田松陰が黒船に乗り込んだのは24歳の時でした。時代を切り拓いていったのは、常に若い力です。世界は常に変わります。だからこそ若い皆さんは、自分がどうありたいのか? ということを大切に、チャレンジを続けていってください。以上、ありがとうございました。
| スポーツチャレンジ助成 特別賞 | 該当なし |
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| スポーツチャレンジ助成 優秀賞 | 該当なし |

