- 氏名
- 篠原 輝利(しのはらきり)
- 競技名
- 自転車ロードレース/選手
- 助成実績
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スポーツチャレンジ体験助成(ジュニア):第13期生
ツールドフランス総合優勝を目指して、「慣れる」から「挑戦」に本格始動
フランスに「慣れる」 ことを目的にした2018年から、2019年は「挑戦」を最大のポイントとする。たくさんのレースに出場し、経験値を上げることも重要。来年はU17の最終年度となるため、フランスに集まってくる世界中の強い選手たちとジュニアから競い合っていく。
成果報告(2020年3月)
今期の目標であった全日本選手権を初めとし、2度のフランスへの遠征での優勝は予定通りこなすことが出来ました。全日本選手権では自分の得意分野である独走力を生かしたタイムトライアル競技で優勝することができ、フランスでの大会でも昨年に引き続き30レース中5勝することが出来ました。いよいよ2020年はカテゴリーがU19になり格段とレベルが上がる中での戦いとなります。自分の最終目標であるツール・ド・フランスでの優勝をイメージしながら着実に力をつけていきたいと思います。今期も大変お世話になりました。ありがとうございました。
スポーツチャレンジ体験助成(ジュニア):第12期生
ツールドフランスで総合優勝をするために、中学卒業後からフランスで勝負!
ギヤ制限がある年齢のためまだ上位レースに出場することはできないが、今年フランスに渡ったことで、若いうちに海外での経験を積む意義を強く実感した。素晴らしい練習環境でのトレーニングや、規模の大きなレースへの出場だけでなく、言語や文化の習得、現地コミュニティの構築などに積極的に取り組んでいく。
成果報告(2019年3月)
「ツール・ド・フランス総合優勝」を目標に昨年約5ヶ月程フランスに渡りました。そこで感じた事は、レースの展開自体が日本とは全然違い、フランスでは「チーム」で勝つことが世界標準となっており、対して日本は運動会的なヨーイドンで走って「速い人・力のある人」が勝つという「個人」の力頼みというところです。
「日本は別の競技をしているんじゃないか?」というほど、違いを感じました。
「僕がやりたかったレースはこの世界基準のレースだ!」と強く思いました。そして個人のフィジカルは日本人でも十分勝負できるとも感じました。 帰国後の昨年末、全日本強化育成選手として選ばれました。U17からは僕を含めて3人だけです。日本の練習は頑張りすぎてしまう傾向にありますが、世界では年代別にやる事が明確に決まっています。特にロードの世界は23歳以降からがキャリアのスタートになります。焦って練習しては「いけない」のです。ピークをどこに持っていくかを考えてこれからを過ごしていきます。
助成金を頂き目的以上の成果と成長を感じた1年となり、確実に次に繋がっております。チャレンジ2期目に更に良い報告が出来ると思います。
楽しみにしていてください。
年度別チャレンジャー一覧
助成対象者のチャレンジ概要