第17回YMFSスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティングの締めくくりとして、YMFSスポーツチャレンジ助成第17期生の修了式を開催しました。第17期生の皆さんに、木村隆昭理事長から修了証が授与されました。
修了式挨拶|木村隆昭理事長
YMFSスポーツチャレンジ助成 第17期生の皆さん、一年間にわたる果敢なチャレンジ、お疲れ様でした。皆さんの成果報告の一つひとつを心で受け止め、その素晴らしいプロセスと成果に、あらためて敬意を表します。また、国内外での重要な競技会等と重なり、本日この会場で発表を行えなかった仲間たちもいます。残念に思う一方で、これはチャレンジャーの皆さんのレベルがまた一段上がった印だとも感じています。遠く空の向こうでチャレンジしている17期生の皆さんにも、あらためて労いと激励を送りたいと思います。
本日の修了式をもって皆さんはYMFSを卒業します。しかし私たちは、これからも皆さんの活躍を注視し、見守り続けたいと考えています。YMFSはOB・OGとなったチャレンジャーにも広く門戸を開いていますので、ぜひ今後のスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティングにも、ファミリーの一員として、より大きな成果を携えてご参加ください。お待ちしています。
それでは、皆さんの新たなチャレンジと、目標の達成、夢の実現に期待して、私からの挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
総評|伊坂忠夫審査委員長
皆さん、2日間お疲れ様でした。17期生の皆さんには、成果報告会で素晴らしいチャレンジを示してもらいました。本当に嬉しく思います。また18期生の皆さんには、この質濃い(しつこい)2日間で、YMFSのしつこさを実感していただけたと思います。
YMFSは、スポーツを通じて社会を豊かにしていきたいという志を持ったファミリーです。チャレンジャーである皆さんはその共同体です。ファミリーだからこそ言ってもらえることもあるし、さりげない優しさを受けることもある。私たちは18年間、それを大切にしてきました。
皆さんは、“きょうそう”という言葉で、どんな漢字が思い浮かびますか? 共創、競争、強壮、狂騒といろいろありますが、YMFSの助成制度では「共創」=コクリエーションを常に意識しています。だからこそ自由な雰囲気の中で皆さんと接し、その自由を担保し続けたい。またそのためにも多様なヒト・モノ・コトを備えておきたい。年齢や性別、分野、肩書の違う人々が偶発適に組み合わさるような、そんなことが誘発できる環境を用意しておきたいと思います。それぞれが刺激をし合い、気づきを得て、皆さん自身のチャレンジに活かしていってほしいと思います。
スポーツチャレンジ助成 特別賞 | 該当なし |
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スポーツチャレンジ助成 優秀賞 | 千葉百音(フィギュアスケート/選手)、吉田陽菜(フィギュアスケート/選手) |
発表賞 | 長洲百香(体験)、地頭所光(体験)、山口達寛(研究)、田中貴大(研究) |