年度別チャレンジャー一覧

助成対象者のチャレンジ概要
山本 晴彦
氏名
山本 晴彦(やまもとはるひこ)
助成実績
スポーツチャレンジ研究助成:第2期生
低酸素トレーニングによる生活習慣病改善・予防の可能性-糖代謝,脂質代謝に着目して-

校庭の芝生化には子供が安全に遊べる、風による砂塵や雨による砂の流出が防止できるなどの理由のほか、日射の照り返しが弱まる、気温の上昇を抑えるといった夏季の暑熱環境下における温熱環境の改善にも大いに期待されている。本年(2007年)は日本各地で夏季に猛暑を観測し、岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市では最高気温40.9度を観測し、国内の最高気温の記録を74年ぶりに更新した。都市域のヒートアイランド現象と地球温暖化により、今後も大都市では高温化は加速的に進行することが懸念され、さらに夏季の高温化により、スポーツ活動中に熱中症を発症する事例が増加する傾向が認められている。児童や生徒が安心・安全に校庭で運動が出来る環境の形成にも、校庭の芝生化「スクールターフ」の導入が望まれている。しかし、校庭芝の放射・熱収支を総合的かつ詳細に観測した事例は見当たらない。本研究ではスクールターフとグランドとの比較観測を実施し、スクールターフの暑熱環境の改善効果について、放射・熱収支的側面から評価を行う。