
- 氏名
- 尾川 翔大(おがわしょうた)
- 助成実績
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スポーツチャレンジ研究助成(奨励):第11期生
戦間期の日本におけるスポーツ政策に関する歴史学的研究
歴史学研究において、1920年代から30年代を都市化や大衆化などが進んだことから現代社会への転形をなす時期と捉える見解が存在する。本研究が対象とする1920年代におけるスポーツ政策の主管をめぐる文部省と内務省の議論は、1928年に文部省の主管となることで終息し、体育が教育として推進されていくこととなった。これを検討することは、現代スポーツが教育的な体育として展開されている分水嶺を示すと考えられる。