年度別チャレンジャー一覧

助成対象者のチャレンジ概要
村田 希空
氏名
村田 希空(むらたのあ)
競技名
スノーボードアルペン/選手
助成実績
スポーツチャレンジ体験助成(ベーシック):第16期生
スノーボードアルペン競技でワールドカップ入賞、2026年オリピックに出場する

2020シーズンはワールドカップ出場に必要なFISポイントを獲得するため、中国、カナダ、アメリカ、韓国の大会に出場した。2021シーズンはジュニア世界選手権に出場し、一歩ずつ目標に近付いていることが実感できた。今期はWC出場を実現させるためフィジカルと技術を磨き、2026年オリンピックにつなげていく。

成果報告(2023年3月)

ワールドカップ出場を目指してチャレンジしました。 4月から5月は柔らかい春雪でも加速させられる練習を行い、6月から10月までのオフシーズンではフィジカルアップ、体力向上を目指して筋トレやウェイクボード、SUP等を行いました。夏にどれだけ筋力アップできるかで、板に加える圧や、ターン速度が変わってくるため、追い込みをしました。11月から国内にて雪上トレーニングを開始し、1月から大会に挑みました。初めて出場した1月のユニバーシティゲームズは大学生のオリンピックであり、同年代のトップ選手と競い合いました。予選16位で通過し、1位の選手と決勝で当たり、相手と同じ速度で滑れたことでプレッシャーを与え、勝利し、8位入賞を果たせました。また、2月の韓国FISレースでは、ユニバーシティゲームズで2秒のタイム差がついていた選手に予選一本目勝つことができ、自信に繋がりました。 3月中旬にスロベニア、ドイツで行われるワールドカップに出場予定です。オリンピアンが数多くいる中で、自分の実力を発揮し、勝負してきます。

スポーツチャレンジ体験助成(ベーシック):第15期生
アルペンスノーボードでワールドカップ出場を目指す。世界で通用する技術を身につける

ワールドカップ出場に必要なFISポイントを獲得するため、 2020シーズンは中国、カナダ、アメリカ、韓国の大会に出場した。海外大会での経験と、世界で戦っていくための自信を身につけ、今シーズンはナショナルチームに加わった。より一層フィジカルトレーニングに励み、また高度な技術を身につけてワールドカップ出場を目指す。

成果報告(2022年3月)

今年度はコロナの影響により海外遠征ができませんでしたが、その状況下で新たに成長するため、ウェイクボード、キックボクシングを加えてトレーニングを積みました。フィジカルトレーニングやアジリティトレーニングによって、筋力アップする事ができました。
冬季は北海道や長野県で雪上トレーニングを行いました。GPSをつけて滑走し滑走速度と距離を測り、一日の滑走距離20kmを目指して数値データを確認してトレーニングを行いました。
技術向上しつつ、スポーツ選手としても成長できた一年だったと感じています。
2021シーズンはロシアで開催されたジュニア世界選手権に初めて出場する事ができ、一歩ずつ目標に近付いていると実感できました。
ワールドカップに出場する事を実現させるためにフィジカルの向上と技術を磨き、2026年のオリンピック出場に繋げたいです。

スポーツチャレンジ体験助成(ジュニア):第14期生
アルペンスノーボードでワールドカップ出場を目指す。 経験を積み、世界で勝負する

ワールドカップに出場することが私の目標。ワールドカップ出場に必要なFISポイントを獲得するために去年海外遠征をしたが、怪我で出場が叶わなかった。フィジカルの向上に励んで高度な技術を身につけ、今年こそ海外のFIS大会でポイントを獲得してワールドカップ出場を目指す。

成果報告(2021年3月)

今期はコロナの影響で、夏のオフシーズン、冬のオンシーズン中でも海外に行くことが出来ず、国内の今ある環境の中でやれることをやり、どれだけ成長出来るかを重要視してトレーニングを行ってきました。
夏は長野県のスカイテックシミュレーターでトレーニングした後はフィジカルトレーニングや筋力トレーニングなどをして、滑走技術向上をしつつフィジカルアップを目指しました。オンシーズンでは数週間志賀高原の山に滞在し、宿でスカイテックシミュレーターでアップした後に雪上で練習し、宿に帰ってからは筋力トレーニングなどのフィジカルトレーニングをしました。滑ることと陸トレを並行して行うことが大変でしたが、自分を追い込みながら鍛えたことで安定した滑りになり、ターンクオリティーも上げることが出来ました。
今までとは滑るコース取りを変え、切り替え時に板を体に引きつける滑りが出来るようになったことにより、タイム短縮に繋がりました。
2月23日時点では、アルペンスノーボード ジュニア世界ランキング女子の部で30位以内ですが、次年度こそは海外FIS大会に出場して表彰台に立ち、ワールドカップに出場することを目指します。
海外選手と互角に競い合えるように技術向上やフィジカルアップして、自分の中の限界スピードをもっと上げていきたいです。

スポーツチャレンジ体験助成(ジュニア):第13期生
アルペンスノーボードでワールドカップ出場を目指す。世界の優れた選手と勝負をしてみたい

競技を始めてからまだ3年で、私には経験が不足している。多くのことを経験することで、プレッシャーに慣れるとともに、いろいろな選手と勝負をしながらインスペクションの仕方や滑りを学んでいきたい。FIS大会で経験を積み重ね、ワールドカップにつなげていく。

成果報告(2020年3月)

この1年は、初めての海外の国際大会出場や、スカイテックシュミレーターを使ったトレーニングを始めたりと、色々なことにチャレンジできたと思います。
初の海外大会では、自分と海外選手とのタイム差、大会の雰囲気、海外選手の滑りを初めて自分の目や肌で感じ、知ることが出来ました。
1年後の到達目標であるFISポイント120は獲得出来ませんでしたが、チャレンジスタート当初は36.75だったポイントを海外大会に出場して90ポイントまで上げることが出来ました。
夏にニュージーランドに遠征し、以前より加速していくコース取りとライディングフォームの修正ができました。
12月には中国へ遠征し、ワールドカップに出場や優勝経験のある選手とレースをして、もっとこんなに速い中国選手に近づきたいと感じました。
1月のカナダ・アメリカ遠征では、FIS大会で予選通過したものの次戦では、ゴール約30センチ差というあと少しの所で負けてしまい、アメリカ選手に比べて自分の滑りに足りないものを見つけることができました。
カナダでのFIS大会で出場者22人中9位という結果が出せて、自分は世界で戦っていけると自信が付きました。
色んな国へ遠征し、自分の中の今までの限界スピードがアップし、海外での硬いバーンやうねりのあるバーンでのレースで自分の滑りが出来るようになったことが、このチャレンジをして大きく変わったことです。
次年度もワールドカップ出場を目指し、雪上トレーニングと共に、より一層フィジカルトレーニングを頑張ります。