年度別チャレンジャー一覧

今シーズン唯一開催されたプロアマ入替戦で結果を残せず、プロになる事はできませんでした。技術的にも精神的にも弱さが出てしまったと思います。
夏から拠点を移し、新たな環境で再スタートしました。世の中がコロナで大変な時期に、イギリスのコーチやプロの下で指導を受ける事ができたのはとても恵まれていたと思います。試合経験を積むという課題はクリアできませんでしたが、試合の無い期間を利用して道具を新しくし、フォームや動作を徹底的に見直しました。現在は安定し、ボールコントロールやシュートの精度に変化を感じています。実戦練習では継続的に高得点が出るようになりました。来シーズンのプロアマ入替戦では実力を発揮できるよう、更にトレーニングを強化したいと思います。
これまで温かく見守り、沢山の事にチャレンジさせてくださったヤマハ発動機スポーツ振興財団の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
日本人初のプロになり世界チャンピオンになるために、これからも精一杯がんばります。

今シーズンは一年の殆どをイギリスで活動し、国際大会にたくさん出場しました。結果は、U18世界選手権9位、U21世界選手権5位、Q School（プロアマ入替戦）は成績順により、ヨーロッパチャレンジツアー10試合の出場権を得ることができました。試合経験を積むことでメンタル強化に繋がり、成績も徐々に上がりました。しかし好不調の波が大きいため、コーチによるフォームの確認や腕と手首の動かし方を徹底的に修正したことによりパフォーマンスが安定してきました。トッププロからは技術だけでなくプレースタイルや練習方法など多くのことを学び、実践練習では良い勝負ができるほどまでになりました。また、日本人初のマキシマムブレイク（スヌーカーの連続最高得点）を出せたことは大きな自信となりました。
年度末はヨーロッパチャレンジツアー残り3試合とプロも出場するオープン戦があります。良い成績で1年を締め括れるように頑張りたいと思います。

今シーズンから本場イギリスで活動をはじめました。日本には学べる環境がないため、コーチが在籍しプロや強豪選手が集まる環境はとても刺激になり、自分に足りないところや課題が明確になりました。コーチ指導のもと、手首や肘の正確な位置、動作の修正をしました。ショットの精度を上げるためにストロークの改善や数ミリ単位のボールコントロールのトレーニングを行いました。また、プロと練習する機会が多く常に緊張感をもって取り組めました。その成果もあり、全日本選手権とジャパンオープンは昨年に続きどちらも連覇する事ができました。そして目標の一つであった日本ランキング1位になりました。しかし、国際大会ではベスト16と思うような結果は出せず、技術だけでなくメンタルの弱さを実感しました。今後もプロとの練習やより多くの試合経験を積んでメンタル強化につなげたいです。3月にシーズン最後のアマチュア選手権があります。引き続きイギリスでトレーニングを行い優勝を目指します。チャレンジ目標である日本人初のプロになり世界チャンピオンへの実現に向けてこれからも邁進していきます。