年度別チャレンジャー一覧

助成対象者のチャレンジ概要
地頭所 光
氏名
地頭所 光(ぢとうしょひかる)
競技名
自動車レース/選手
助成実績
スポーツチャレンジ体験助成(アドバンスド):第17期生
世界最高峰の自動車レース、ルマン24時間レースでの優勝

2030年にルマン24時間レースで優勝することを目標に、2027年に世界耐久レースへの参戦開始、2023年にスーパーGT、国際レースETCRの参戦開始という計画でステップアップを目指す。現在は国内トッププロの集う86/BRZCupプロクラス、マシンの次元が高いFIA-F4、耐久レースの技術を学ぶスーパー耐久に挑戦している。

スポーツチャレンジ体験助成(ベーシック):第16期生
世界最高峰の自動車レース、ルマン24時間レースでの優勝

8年後のルマン24時間レースでの優勝を目指し、欧米のレーシングスクールでETCRへのステップアップの機会を狙う。国内では86/BRZRaceプロクラス、スーパー耐久、FIA-F4にステップアップ、国内トップドライバーたちに挑む。その後、ヨーロッパ・国内のGT選手権に上がり3年間戦い、そこで結果を残してルマン24時間耐久に参戦する。

成果報告(2023年3月)

まずは当初の活動目標であったGR86/BRZCupプロクラスの3位表彰台、スーパー耐久24時間レースの優勝を獲得できたことは昨シーズンから考えるととても飛躍的な結果となった。一方スーパーGT参戦するために最も影響のあるFIA-F4の初シーズンフル参戦の機会を得られたが、最高位16位と悔しい結果になりステップアップへ活用することはできなかった。当初予定していた海外スクールでのフォーミュラカーを使用した運転技術の向上は、国内でFIA-F4マシンで十分なレベルでの走行経験を得たためスキップした。しかし次元の高いフォーミュラで苦戦しながらも技術、フィジカルを飛躍的に向上したことで、確実に箱車での好成績に繋がったと考えており、チャレンジできたことに達成感を覚えている。今シーズンの経験を23年の86/BRZ Cupチャンピオン獲得、また海外レース初参戦に生かすためにシート獲得交渉を頑張りたい。

スポーツチャレンジ体験助成(ベーシック):第14期生
世界最高峰の自動車レース、ルマン24時間レースでの優勝

10年後のルマン24時間での優勝を目指す。そのためにJAF公認競技に参加して国際Cライセンスを取得し、ヨーロッパのレーシングスクールに入学するとともにETCRへのステップアップを狙う。その後、ヨーロッパのGT選手権に上がり3年間戦い、そこで結果を残してルマン24時間耐久に参戦する。

成果報告(2021年3月)

まず全日本EV-GPシリーズの2020年チャンピオンを、ライバルが過去最高に多い中で6/7勝して獲得できたのは大変嬉しく、大きな自信になりました。5月から11月まで毎月全7回のレースがあり、その度ごとにテストを行い、車両セッティングのノウハウを学び、ドライビング技術を向上する機会を得ることができたので、自分の技術を向上できる素晴らしいチャンスとなりました。
一方で初挑戦となったフォーミュラレース、SUPER FJ の9月からの3戦はリザルト的に言えば厳しい結果となりました。しかし3戦目にしてやっと走りを固めバトルを自在にこなせるようになったので、自己の成長度合いは飛躍的なものであったと言えます。
12月は、自身がルマン24時間耐久レースを目指す上での次のステップであるスーパー耐久に早くも出場することができました。予選でチームから良い評価をいただき、4人のドライバーで最長の1時間40分を担当させていただくことができ、とても身が引き締まる思いでした。5時間の決勝中では摩耗したタイヤや重い燃料など耐久レース特有の乗りにくい車両状態で走り続けることとなり苦戦しましたが、100分間大きなミスなくそして接触なくタスキを繋げることができたので大きな自信になりました。
そして今年2月、2021年シーズンの参戦体制が決まり、2021年は国内最高峰スプリントレースであるGR 86/BRZレースに埼玉トヨペットGreen Braveというトヨタワークスチームから参戦できることになりました。
1年契約ですが、トヨタ入りを果たせてとても嬉しく思います。今年はエキスパートクラスに参戦、来年はプロクラスに参戦し、プロレーサー達がしのぎ合う環境の中で上位を狙い、2022年のS耐でST-Z以上(GTクラス)、さらに海外の ETCRにステップアップできるよう頑張ります。