保護者とともに一年間の成長を確認し、修了レースでは逞しくなった姿を披露
ジュニアヨットスクール葉山では、3月13日(日)、葉山マリーナに隣接する葉山町漁業協同組合会議室にて「平成27年度修了式」 を実施しました。
観覧船に分乗した保護者の皆さんが見守る中、この日は一年間の練習の成果を披露する修了レースでスタート。船上からの声援を受けながら日ごろ磨いた技術を競い合いました。また、午後からは保護者懇談会を開き、平成27年度のスクール活動を振り返るとともに、4項目(体・心・技・知力)の成長を総合的に評価した個別の通信簿を渡しました。
箱守康之校長は「平成27年度も、保護者の皆さんにご協力いただきながら安全第一のスクール運営を行ってきた。また、二年ぶりに実施した浜名湖夏季合宿も好天に恵まれて充実した練習ができるなど、概ね予定通りのスクール運営を行うことができた。子どもたちもさまざまな機会を通じて逞しく成長している」と挨拶し、一年間のカリキュラムを終えたスクール生一人ひとりに修了証を手渡しました。また、この日を最後に卒業する4名には卒業証書が手渡され、8年間在校した遠山峻矢さんは「ヨットも決して上手ではなく、練習に行きたくないと思う日もあったが、長く続けてこられたのはやはり『海は楽しい、ヨットは楽しい。そしてみんなと一緒にいるのが楽しい』と思えたから。みんなも『楽しい』という気持ちを常に持ってこれからも頑張ってください」と在校生にメッセージ。修了式の最後には、湯原浩一ヘッドコーチから「人数が増えているが、遠山君の立派な挨拶からも感じられたように、上級生が下級生をやさしく見守るような雰囲気がスクールの中にできている。来年度はさらに、積極的に自己主張ができるよう発言の機会づくりを進めていきたい」と総括。「来月には新しい仲間も加わる予定。さらに頑張っていきましょう」とメッセージを送り、平成27年度の活動を締めくくりました。