ジュニアヨットスクール葉山

セーリングスポーツを通して子どもたちの成長を
 2010年10月6日

ジュニアヨットスクール葉山 逗子海岸の清掃活動に参加

逗子海岸清掃活動
逗子海岸での清掃ボランティア活動に参加。広い海岸を歩き回ってゴミ拾いを行いました

セーリング技術を習得する通常のスクール活動以外に「水の安全講習」「トレッキング」「外洋帆走訓練」など、ジュニアヨットスクール葉山では、今年、新たな試みとして、様々な水辺、野外体験学習に取り組んできました。そして、この秋には、普段の活動場所である葉山に隣接した逗子海岸の清掃活動に参加。わずかな時間ながら、ボランティア活動を通じて、環境保護意識や地域社会の一員として身近な自然を大切にする自覚を持つことができました。

活動場所に隣接する逗子海岸の清掃活動に参加

10月3日。午前中のセーリング練習を終えた生徒たちは、葉山マリーナからゴムボートに分乗し、マリーナの近くにある逗子海岸を目指しました。逗子海岸で行われている清掃活動に参加するためです。

この清掃活動自体は、逗子市、逗子海岸沿いのマリンショップや地域住民が地域社会との共生、海への感謝、環境への配慮のために集まって結成された「逗子ビーチクリーン隊」が、2001年から毎月第一土曜日と日曜日に取り組んでいる活動です。

逗子海岸の清掃活動に参加した生徒たち
逗子海岸の清掃活動に参加した生徒たち。目的意識を持って取り組みました

主催者によれば、毎月の清掃活動や啓発活動の甲斐あって、海岸は相当きれいになっているとのことですが、ところどころで煙草の吸い殻や、バーベキューに使用した調味料の空き瓶などが落ちています。また西風が吹きはじめると海から多くのゴミが流れ着くといいます。

海岸に集まった生徒たちは、受付でトングとゴミ袋を受け取ると、広い海岸を歩き回って、これらのゴミ拾いに一生懸命に取り組みました。

今回の清掃活動への参加は、生徒たちに、普段活動している地域の一員としての自覚と感謝の気持ちを抱いてもらうこと、さらに環境保護意識をもって海に接し、セーリングに取り組んでもらうことを願って行ったものです。わずか1 時間という短い時間でしたが、生徒たちはこうした目的意識をしっかり持って、張り切ってボランティア活動に取り組むことができました。