年度別チャレンジャー一覧

1年間、日本にとどまらずシニアナショナルチームに所属し、世界選手権の切符獲得、そして優勝することを目標に活動してきました。大学連の試合を始め、海外試合への参加を経験し、形の採点基準に大きく影響するパワーと身体の一致感が課題として明確化され、実際に海外試合や全日本選手権などの点数を分析してみるとアスレチックポイント（運動能力点）が他選手より劣っていることがわかりました。そこで足腰の強化や体幹トレーニングなどの身体強化に加え、0⇨100の力の抜き差し、上半身と下半身のタイミングを大幅に変え技の終着点を決めるようにするなどの身体操作の試行錯誤を重ねてきました。2024年末に行われた全日本選手権ではその成果が大きく反映されましたが、長年患っている膝の怪我の悪化が進み現在は治療と将来の夢に向けた形指導に力を注いでいます。今後は自身の成長と空手の振興にも注力し、視点をより広げて活動していきたいと思っています。