- 氏名
- 山田 満月（やまだみづき）
- 助成実績
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スポーツチャレンジ研究助成(奨励)：第16期生
一過性有酸素運動がFemale-to-Maleの脂肪酸プロファイルに与える影響
Female-to-Male(FTM)におけるホルモン補充療法は、疾患のリスクを高める重大な副作用がある。しかしながら、疾患の予防に向けた運動療法の効果を検証した報告は皆無である。そこで、本研究では、FTMを対象として運動時の脂肪酸プロファイルの生理反応を観察することによって、FTMの疾病罹患リスク低下に向けた運動療法の基盤となる知見を創出する。
成果報告（2023年3月）
テストステロン補充療法をおこなっているFemale-to-Maleでは、副作用により疾病の罹患リスクを高める。したがって、疾病の罹患リスク低下を目的とした運動療法を構築するために本チャレンジでは、Female-to-Maleを対象に一過性有酸素性運動が脂肪酸プロファイルに与える影響を検討した。実験実施期間中は、感染症の影響により予定通りに測定ができず、進捗に遅れが生じたが、被験者を追加募集し完遂できた。その結果、脂質プロファイルの結果を学会にて発表し、論文執筆まで達成することができた。脂肪酸プロファイルは、現在解析中である。今後、本チャレンジを通して得た研究成果を世界に発信し、引き続きFemale-to-Maleの健康の保持増進に向けた運動療法を提案できるよう研究に取り組んでいきたい。