- 氏名
- 豊島 誠也(とよしませいや)
- 所属
- 広島大学大学院
- 助成実績
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スポーツチャレンジ研究助成(奨励②):第20期生
伝統スポーツを再解釈する若者たち-持続可能なスポーツ観の形成プロセスの解明
近年、新しいスポーツ実践が広がる中、台湾では若者が伝統スポーツを現代的な「エクストリームスポーツ」として再解釈し、実践する動きがみられる。これは、既存の伝統スポーツを新たなスポーツとして読み替える、独自で斬新なスポーツ観の形成を示唆する。本研究は、その背景にある持続可能性を志向するスポーツ観と実践のダイナミズムを人類学的に解明し、現代スポーツの多様性と伝統継承をめぐる国際的議論に知見を提供する。
スポーツチャレンジ研究助成(奨励):第16期生
伝統スポーツとエクストリームスポーツに内在する極限性 -伝統スポーツの新たな変遷に注目して-
本研究では、伝統スポーツとエクストリームスポーツに共通して内在する「極限性」へ注目し、伝統スポーツの継承に関わる新たなアプローチを見出すことを目指している。研究対象としては、長野県諏訪地方の御柱祭、台湾の搶孤(チャングー)、中国の踩高跷(ツァイガオチャオ)とする。これらを人類学的手法で現地調査を行い、新たな伝統スポーツの継承の展開として東アジアの伝統スポーツの傾向と括り、理論化を目指したい。
成果報告(2023年3月)
本研究では、伝統スポーツとエクストリームスポーツに共通して内在する「極限性」へ注目し、伝統スポーツの継承に関わる新たなアプローチを見出すことを目指した。研究対象としては、長野県諏訪地方の御柱祭、台湾のチャングー、中国のツァイガオチャオとして、これを人類学的手法で現地調査を行い、新たな伝統スポーツの継承の展開として東アジアの伝統スポーツの傾向と括り、理論化することを目的とした。しかし、新型コロナウイルス感染症流行の影響を受け、予定していた海外での現地調査を遂行することが難しく、十分なデータを得ることができなかった。特に中国の事例については文献調査に留まった。結果、本来目指した現代東アジアにおける伝統スポーツ継承の理論化までには至らなかったが、中華文化における伝統スポーツ継承に関わる考察を中心に進めている。今後は、本チャレンジを通して得た知見を成果として世界に発信できるよう努めていきたい。
