年度別チャレンジャー一覧

助成対象者のチャレンジ概要
長洲 百香
氏名
長洲 百香(ながすももか)
競技名
カヌースラローム/選手
助成実績
スポーツチャレンジ体験助成(アドバンスド):第17期生
ワールドカップ出場とジュニア世界選手権決勝進出

2022年はU18の日本代表だったが、2023年はU23の枠に入り、ワールドカップへの出場を目指す。昨年のジュニア世界選手権では、予選敗退をしてとても悔しい思いをした。その経験を活かして、2023年は決勝進出を目指す。

成果報告(2024年3月)

17期の目標であるw杯の出場とジュニア世界選手権での決勝進出は達成できませんでした。
w杯の出場に関しては、進学する大学選びをしている段階でスケジュールが合わなかったことが原因です。
世界選手権の決勝進出は、技術的なレベルとしては可能性があったにもかかわらず、周りや自分自身のプレッシャーや緊張をうまく味方につけられなかったことが原因でした。
とはいえアジア選手権での銀メダルは、レースの内容も納得のいく結果が出せたと感じており、コースによって得意・不得意が出てきてしまっている状態です。どんなコースでも安定した結果が出せるようにすることは2024年度の課題となりました。
当初カヤックシングルの日本代表が、カヤッククロスの代表を兼務することとなっていましたが、2024年4月の代表選考会でカヤッククロスの代表も決め直すことになりました。カヤッククロスはパリ五輪からの正式種目でとても見ごたえのあるエキサイティングな競技です。私は世界選手権で日本人Jr史上初入賞をしたので、カヤッククロスに向いているのではないかとコーチに言われました。
パリ五輪への道がまだ残されているのであれば、スラロームの練習と並行してクロスの練習にも力を入れていきたいと考えています。これからも応援お願いいたします。

スポーツチャレンジ体験助成(ベーシック):第16期生
世界大会への出場と、ジャパンカップ表彰台

2021年は日本代表になったがコロナ禍で海外遠征ができなかった。2022年は、カヌースラロームジュニア・U23世界選手権大会とアジア選手権大会に出場する。トップ選手のテクニックで刺激をもらい、ジャパンカップ表彰台を目指す。

成果報告(2023年3月)

今年は世界選手権初出場・国体初出場と初めての事ばかりでしたが、体調管理に苦しむ場面あり、学業との両立に苦しむ場面もあり、学生が世界と戦っていくということの難しさを感じました。ジャパンカップ山口大会で優勝できたことはとても嬉しかったです。
2022年度はイタリア・フランス・オーストラリアと海外の難しいコースに挑戦させていただき、予想していない水流がバランスを崩したときに対応する力を少しずつ蓄えてきたと思います。
2023年度は高校三年生に進級し、大学進学の事も決めなくてはならないので、思ったように遠征できない場面もあるかと思いますが、どんな時もカヌースラロームを楽しむ、私のスタイルでこれからも世界と戦っていきたいです。