年度別チャレンジャー一覧

助成対象者のチャレンジ概要
三浦 優希
氏名
三浦 優希(みうらゆうき)
競技名
アイスホッケー/選手
助成実績
スポーツチャレンジ体験助成(アドバンスド):第13期生
日本人史上初のNHLプレイヤーとなり、アイスホッケー日本代表を長野大会以来の五輪出場へ導く選手となる

日本人初のNCAAディビジョン1の舞台にチャレンジする。NHLへの登竜門となるディビジョン1で圧倒的な結果を残し、プロからの契約オファーを結ぶことを大学生活中のゴールの一つとする。一試合一試合を人生のかかった勝負として取り組んでいく。

成果報告(2020年3月)

2020年2月6日現在、私は今シーズン行われてきたチームの全31試合に出場し2ゴール9アシストという成績を残しています。レギュラーシーズンは残り8試合となり、あっという間に終盤に差し迫ってまいりました。私の所属するレイクスペリア州立大学は、現在カンファレンス内10チーム中7位という状況です。上位8チームのみが出場できるプレイオフに向けて、今後はすべての試合がより重要になってきます。

私個人としては、今シーズンを通して大きく成長できたと感じています。通算2ポイント、ベンチにすら入れないことが多かった昨シーズンと比べると、今年はチームの主力としてすべての試合に出場でき、またポイントも5倍以上に伸ばすことが出来ました。中でも、最も自分が伸びたと感じられる点は、「守備面」です。現在は守りのスペシャリストとして、数的不利な状況であるペナルティキリングの際は一番手として使ってもらうことが出来ています。昨年一度もこういったスペシャルプレーで使われなかったことを考えると、自分の評価を大きく上げることが出来たと感じています。このような守備面での積み重ねが実り、現在カンファレンス内のフォワード選手によるブロックショット数では一位を獲得することが出来ています。

しかしながら、昨年と比べたら活躍できるようにはなったものの、スタッツとしては、今年度の目標として設定したシーズン15ゴール15アシストには遠く及ばない結果となっています。シーズン序盤に多くのポイントを重ねることができ良いスタートを切ることが出来ましたが、シーズン折り返しごろから少しずつそのペースが落ちてきました。現在の最も大きな課題は”Consistency\””です。日本語では「一貫性」や「不変性」といった意味になります。調子の良し悪しを極限までなくし、常に一定以上のパフォーマンスを発揮する選手になれるよう、より一層の努力を積み上げていきたいと思います。

もう一つの報告になりますが、今回私は、2020年2月6日より開催される「2022北京冬季五輪男子アイスホッケー3次予選」の日本代表メンバーに入ることが出来ませんでした。オリンピックという最大の目標の場所へ向かうための戦いの舞台に立つことさえできなかったのは非常に残念ですし、悔しいです。しかし、今回呼ばれなかったからと言ってこの先もう一度、代表に入れないと決まったわけではありません。日本代表チームがこの予選を順当に勝ち上がれば、今年の8月には五輪最終予選、そして現在から数か月後には世界選手権も開催されます。もう一度代表のユニフォームに袖を通す選手になれるよう、この悔しさを忘れずにチャレンジを続けたいと思います。

まずは、現在所属する大学チームのためにすべてを出し切り、一つでも多くの勝利に貢献できるよう頑張ります。

今シーズンも温かい応援を送り続けてくださったヤマハ発動機スポーツ振興財団の皆さんに、心から感謝いたします。本当にありがとうございました。

スポーツチャレンジ体験助成(アドバンスド):第12期生
日本人史上初のNHLプレイヤーとなり、アイスホッケー日本代表を長野大会以来の五輪出場へ導く選手となる

長野大会以来の五輪に出場するには、五輪予選でヨーロッパの強豪国に勝たなければならない。ドイツやラトビアなどヨーロッパの主力選手は、NHLやKHLなど世界トップレベルのリーグで活躍している。そのよう国に対抗するためには、世界トップレベルで戦える日本人選手が不可欠。その一人となることがこのチャレンジの目標。

成果報告(2019年3月)

この一年間は、海外生活を始めてから最も長く苦しい時間が続きました。大学2年目となる今年は体調も万全という中で、レギュラーに入ることができず、またゴールやアシストをひとつもとることが出来ないという期間が半年近く続きました。チームが好調を続ける中で自分がそれに全く貢献できていないという現実はとてもつらかったです。それでも、この状況から目を背けず、しっかりと自分と向き合いながら諦めないで努力を続けた結果、ついに1月に大学リーグ初ゴールを獲得することができました。しかしながら、今年度の活動目標としていた「1セット目のセンターとしてスペシャルプレーにも起用される。38試合で15ゴール20アシストをマーク。」というものには全く手が届いていません。この事実に関しても、正面から受け止めなければいけません。
私は、なかなか物事がうまくいかない瞬間こそ、成長のチャンスだと考えています。この経験から、アイスホッケー選手としてのキャリアのみならず、一人の人間として生きていくうえでの大切な要素や軸となるものを見つけることができたと思っています。年間を通しての温かい応援、本当にありがとうございました。

スポーツチャレンジ体験助成(アドバンスド):第11期生
日本人史上初のNHLプレイヤーとなり、アイスホッケー日本代表を長野大会以来の五輪出場へ導く選手となる

私の大志は、NHL選手になりアイスホッケー日本代表を五輪に導くこと。1998年の長野五輪以降、日本は予選通過していない。第8期生として初めて助成を受けた時から、日本代表を五輪に導くことを目標とし、2016年は五輪最終予選の舞台に立つことができた。この挑戦を経て、NHL選手となり、海外組として日本代表に力を還元し、今回成し遂げることのできなかった五輪出場を掴む。

スポーツチャレンジ体験助成:第10期生
常にエキストラリーグで活躍する選手となり、アイスホッケー日本代表を長野大会以来の五輪へ導く

チェコ最高峰のチームの一つであるRytiri Kladnoのジュニアチームで結果を残し、トップチームと契約してエキストラリーグの舞台で活躍する。さらにNHLに所属するチームからドラフト、スカウトされる選手となり、最終的にはアイスホッケー日本代表を長野大会以来のオリンピックに導く。

スポーツチャレンジ体験助成:第9期生
常にエキストラリーグで活躍する選手となり、アイスホッケー日本代表を長野大会以来の五輪へ導く

昨夏、HC Rytiri Klandoのトライアウトを受けて合格した。まずはチェコのジュニア年代の最高峰リーグで結果を残し、これを基点にトップチームとの契約やエキストラリーグでの活躍をめざす。

スポーツチャレンジ体験助成:第8期生
常にエキストラリーグで活躍する選手となり、アイスホッケー日本代表を長野大会以来の五輪に導く

チェコ最高峰リーグのジュニアチームに所属して、20歳を目安にトップチームとの契約をめざす。いずれはエキストラリーグで活躍する選手となり、自らを鍛えることで男子日本代表を長野大会以来の五輪出場へ導く。まずはジュニアチームでスキルを向上するとともに、英語やチェコ語の習得に取り組む。