年度別チャレンジャー一覧

助成対象者のチャレンジ概要
伊藤 真凛
氏名
伊藤 真凛(いとうまりん)
競技名
フリースタイルスキーモーグル/選手
助成実績
スポーツチャレンジ体験助成(アドバンスド):第18期生
2026年ミラノ五輪でメダル獲得

自身の夢を叶えるだけではなく、その実現によって日本のモーグル業界、さらにはスキー業界全体にも恩返しができる存在になりたい。
その為には、オリンピックでの活躍が不可欠であり、日常生活やトレーニングの中にPDCAを意識し、より効率的な身体能力向上やパフォーマンス能力向上を実現させたい。

スポーツチャレンジ体験助成(ベーシック):第17期生
自身の活躍を通じて、モーグル競技の知名度向上や競技人口増加を牽引する

自身の夢を叶え、その実現によってモーグル業界やスキー業界に恩返しができる存在になる。人々が社会に貢献するために努力をしているのと同様に、私は自身の競技力を高め、成果を挙げることで、モーグル競技の知名度向上や競技人口増加を牽引できる競技者を目指していく。

成果報告(2024年3月)

WC出場権利を獲得するために、選考会に照準を合わせた練習を計画した。上期は競技種目に特化した筋力トレーニングに力を入れ、さらにターンの上下吸収幅を大きくするための筋力UP、ゴール直前まで脚力を維持する為の筋力UPを集中的に行った。これは、昨シーズンの大会を通じて課題は何かを振り返った際に、1試合ごとの映像を見て感じた結果から出たものだ。特に私が力を入れているDMでは、MO以上のスピードが求められるため、とても重要だ。
下期はトレーニングと実践を繰り返す時期だ。9月のオーストラリア遠征では、新しいジャンプの雪上実践を行ないつつ、夏場にターンの感覚を保つ良い練習機会となった。帰国後もジャンプの精度を高めつつトレーニングに励み、
12月のカナダオープンではMO5位、DM1位となり、ターンやジャンプ個々の実力が上がっていることを実感できた。今後も弱点の克服に重点をおいたメニュー作りを計画していく。

スポーツチャレンジ体験助成(ベーシック):第16期生
2026年ミラノ冬季五輪に出場し、表彰台に上がる

モーグル競技でナショナルチームの一員に選ばれたのを機に、練習や大会の軸足を海外に置いて活動していく。早期にワールドカップの出場権を獲得し、高いレベルの中に身を置くことで競技力を向上する。

成果報告(2023年3月)

昨シーズンの終わりにモーグルイベントへボランティアで参加し、子供たちへの普及活動に携わることができた。また、大会運営にも携わり、モーグルの楽しさをさまざまな層へ伝えることができたことでチャレンジの達成に向けた布石ができたと感じている。4から10月にかけて、フィジカルトレーニングを実施。モーグルコース内で、スピードコントロールと正確な着地を実現するための筋力と体力をUPさせた。6月から11月にかけてはウォータージャンプが中心となるが、自身の得意エアであるフロントフリップについては、難易度を3種類使いこなし、コース状況や大会のレベルによって使い分けを行える。12月のカナダ戦では、8位と4位という結果で終わったが、年明けの北米戦では4位や2位が取れるようになった。帰国後は、コースを使った試合形式の練習を中心に実施。2月から8連戦となるが、第一戦を3位、第二戦を優勝という好成績でスタートが切れた。