スポーツ討論会
スポーツ討論会
日時 3月16日(土) 19:30〜21:00
パネリスト・司会 川谷 茂樹
北海学園大学法学部教授 専攻 スポーツ哲学
テーマ 「練習」とは何か

討論概要

練習をしなくても試合に勝てるのであればおそらく誰も練習しないだろうが、実際にはそのような競技者はいないだろう。というより、一般的に試合時間は練習時間に比べるとごく短い。つまり競技者は、競技者として過ごす時間の大半を(試合ではなく)練習に費やしている。考えようによっては、食事や睡眠といった生存に不可欠な活動すらも、こと競技者にとっては広い意味での「練習」とみなすこともできる。

それでは、どのような練習が「よい練習」(あるいは「わるい練習」)なのか。練習の「よしあし」を決める要因は何か。──こうした問いは、日常的に練習に取り組んでいる競技者(ないし指導者)にとってはとりわけ重要な問いであろう。そしてこうした問いを考察するためには、「そもそも練習とは何か」という(哲学的な)問いを避けることはできない。スポーツ学においては、練習の方法論(それぞれの競技によって異なることが多い)が論じられることはあるが、こうした練習の原理論、換言すると「練習の哲学的意義」はあまり検討された形跡がない。今回は「練習」を可能なかぎり原理的・哲学的に考察し、最後に練習という「問題」を提起したいと思う。


プロフィール

川谷 茂樹(かわたに しげき)
北海学園大学法学部教授 専攻 スポーツ哲学

1968年、福岡県に生まれる。京都大学文学部、北九州市役所、九州大学大学院文学研究科(哲学・哲学史専攻)を経て、2005年より北海学園大学で「倫理学」を担当。2004年に九州大学に提出した学位論文では、カント倫理学における「定言命法」について論じた。2005年に『スポーツ倫理学講義』(ナカニシヤ出版)を上梓。最近は主にバーナード・スーツの哲学的ゲーム論を研究中。

テーマ:「練習」とは何か

パネリスト・司会 川谷 茂樹
北海学園大学法学部教授 専攻 スポーツ哲学

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