「女性アスリートの健康」を考える
女性アスリートは、利用可能エネルギー不足、無月経、骨密度低下などの健康リスクを抱えやすい。近年では改善傾向にあるとされているが、今もスポーツの現場には女性特有の問題に対して知識・認識の不足といった課題が存在し、一部では誤ったトレーニングや指導も行われている。
第15回ヤマハ発動機スポーツ振興財団スポーツチャレンジ賞を受賞した能瀬さやか氏は、こうした課題を明らかにするとともに、医界・スポーツ界と連携した啓発活動を進め、スポーツと向き合う女性の「現在・未来の健康」に取り組んでいる。
受賞記念事業として実施するシンポジウム〈女性アスリートの健康を考える〉では、かつてトップアスリートとして活躍した有識者や現場指導者をパネリストに迎え、課題改善に向けた議論を行うとともに、女性スポーツ医学の知見や女性アスリートへの啓発を、一般女性全体のヘルスケア向上に結びつけていく取り組み等を検討する。
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2023年6月2日(金)
14:30〜(14:00 受付開始)※イベントは終了しました
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御茶ノ水ソラシティ
Hall east(東京都千代田区神田駿河台4-6) - 登壇者
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能瀬さやか
ハイパフォーマンススポーツセンター
国立スポーツ科学センター
スポーツ医学・研究部 スポーツクリニック 婦人科伊藤華英
競泳元日本代表
(一社)スポーツを止めるな 理事河合純一
(公財) 日本パラスポーツ協会
日本パラリンピック委員会 委員長髙橋昌彦
日本郵政グループ
女子陸上部 監督伊坂忠夫
学校法人立命館 副総長 立命館大学 副学長
立命館大学 スポーツ健康科学部 教授 - プログラム
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14:00 受付開始 14:30 開会 基調講演(30分)能瀬さやか
「女性スポーツ医学の知見や女性アスリートへの啓発が、一般女性全体のヘルスケアにつながる」パネルディスカッション(70分)
〈モデレーター〉伊坂 忠夫
〈パネリスト〉 能瀬 さやか 伊藤 華英 河合 純一 髙橋 昌彦16:30 閉会