12月17日(木)ヤマハ発動機東京事務所にて、新型コロナウイルス感染防止対策を行いながら、「第12回ヤマハ発動機スポーツ振興財団スポーツチャレンジ賞奨励賞」を受賞したScrum Unison (スクラムユニゾン)の皆さんに表彰状とメダル、記念品を贈呈しました。例年、春先に表彰式を行っていますが、本年はコロナ禍の状況を鑑み、開催を見合わせています。
廣瀬 俊朗さん(スクラムユニゾン代表・元ラグビー日本代表キャプテン)談
「いろんな方々に支えられて大きくなった僕らの活動が、このような賞をいただくことができて大変嬉しいですし、支えてくださった皆さんに感謝しています。
僕は人前に出ることが多いですけれども、日頃は裏方で前に出てこないスクラムユニゾンのスタッフみんなも表舞台に立つことができ、またその精神性みたいなものも評価されたので、すごく嬉しく思っています。ラグビーワールドカップ日本大会ではいい形で活動できたので、オリンピック・パラリンピックではもちろん、来年以降のテストマッチでも、“(国歌やアンセムを)歌って、もてなす”ということが日本発の文化として根付くようになれば嬉しいですね。いただいた賞に恥じることなくがんばります。ありがとうございました」
村田 匠さん(音楽家・カルナバケーション)談
「草の根運動みたいな、そういう精神でやっていたので、まさか人に評価していただくことになるなんて思っていなかったんですよね。それをこうして評価していただけたことがすごく嬉しい。スクラムユニゾンというチームを評価していただいたことが、嬉しいですね。
今年は外での活動が何もできませんでした。ラグビーワールドカップ日本大会までに20カ国の国歌を歌う映像を作っていて、今年は30カ国、歌えるようになっちゃったんですよね。これ、終わらないじゃん、みたいな感じなんですけど、世界の国々に対してはもちろん、選手に対しても、ずっとリスペクトな気持ちを持ち続けて、スクラムユニゾンの活動を続けていきたいと思っています。ありがとうございました」
田中 美里さん(シンガー)談
「表彰状やメダルをいただいて、受賞の実感が湧きました。何よりも自分たちが楽しくて。その楽しいという気持ちにたくさんの人たちが共感してくださったことで、(スクラムユニゾンの活動が)広がり、それがスポーツ振興や世の中のためになったということを、今ちょっと実感できて、すごく感動しています。
これからもっともっと色々な国歌を歌っていけるように、動画も準備しているんですけれど、コロナ禍にあってみんなで肩を組めなくなり、さみしい気持ちです。でも国歌を歌うことで、どこの国とも繋がれる。(人との繋がりが)分断されている今だからこそ、スクラムユニゾンがやっていることの意味がすごくシンプルに伝わる気がしています。これからどんどん歌っていきたいし、もっともっといろんな人たちとつながっていきたいので、これからもがんばります。ぜひ応援よろしくお願いします」
吉谷 吾郎さん(コピーライター)談
「普通の会社員が社会に出てから表彰されるなんてことはあまりないと思うので、それが嬉しいです。また個人的には、こうした素晴らしい才能を持った人たちの一員として表彰していただけた、仲間になれたことが嬉しい。なので、受賞にあたっての一言、と求められるなら、自分の息子がピアノが欲しい、バイクが欲しいと言ったらヤマハを買おうと思いました(全員大爆笑)」
丸岡 知恵さん(映像アシスタント)談
「仕事で今日来ることができなかった橘田 智緒さん(映像ディレクター)のアシスタントとして、最初は参加していたので、自分の中でスクラムユニゾンという活動のメンバーの一員である意識が希薄でした。そんな中、自分までも表彰していただいて正直申し訳ない気分が勝っていましたが、表彰状をいただいたことを機に改めて自分もスクラムユニゾンのメンバーであるという意識が持てました。今後はちゃんとこの活動に向き合わなければいけないなと、背筋を正す機会にもなりました。ありがとうございました」