ジュニアヨットスクール葉山

セーリングスポーツを通して子どもたちの成長を
 2014年10月19日

上半期の活動を振り返る「平成26年度保護者会」を実施

保護者会の前後には、海上からの模擬レース観戦、バーベキューを囲んでの懇親会も実施
保護者会の前後には、海上からの模擬レース観戦、バーベキューを囲んでの懇親会も実施

ジュニアヨットスクール葉山では、10月19日(日)、神奈川県・葉山マリーナで「平成26年度保護者会」を実施しました。保護者会は、前期の活動報告とスクール生の成長確認、また保護者と指導者の意見交換の場として毎年秋に実施しています。

今年度の保護者会では、前期のスクール活動を振り返るとともに、5年間継続して実施している「水辺の安全学習」や「伊豆大島外洋帆走訓練」の目的と成果、前期個別目標に対する到達度の報告、指導者がスクール生の個性を把握するために行っている「DTI自主性診断検査」の分析結果を報告したほか、後期に向けた課題等を説明し、相互の確認を行いました。

また、保護者会に先立って行われた海上訓練や模擬レースでは、保護者の皆さんが観覧艇から声援を送ったほか、保護者会の終了後にはバーベキューを囲んで総勢60名による懇親会が開かれ、これまで以上に絆を深める良い機会となりました。

《指導者》湯原浩一 ヘッドコーチ

「前期のスクール活動が終了し、ベーシッククラスや2年目の在校生もずいぶん環境に慣れ、元気に活動している様子が見られます。セーリング技術の上達はもちろんですが、生徒個々にたくましさや人間的な成長を実感することも増えています。後期は気温や海水温が低くなるため、お子様の安全や体調管理にますます注意を払ってまいりますので、これまで同様、保護者の皆様のご協力をお願いします。今年度は十分な安全確保ができないと判断したため、やむなく夏季合宿を中止しましたが、今後も指導者や機材の充実を進めてまいりますので、ご理解いただけますようお願いします。

《スクール生》高野瀬明郎さん(保護者)/景太さん(小4)

「私も大学時代にセーリングをやっていたことから、息子にも自然と対峙するスポーツの経験を積ませたいと考えてきました。自然という存在は我々人間の思うようにはなりませんし、だからこそ楽しさも怖さもある。体験を通じてそうしたものを身に着けてくれたらと願っています。葉山スクールに入校して2年目ですが、体力的なキツさや暑さ寒さといったことから、今でも「休みたい」と出発をしぶることがあります。それでも葉山まで来てしまえば同世代の友だちと楽しそうに過ごしているし、セーリングの技術的な成長を実感することもできる。まだまだ「自発的に」とはいきませんが、少しずつセーリングの楽しみを広げていってくれればと考えています。家の中でもヨットの操船に関して質問や相談を受けることが多くなり、親子のコミュニケーションの一つにもなっています」