2026(令和8)年度前半活動の全体概要
本年度前半は、東京2025デフリンピックに対する社会的認知度調査、ミラノ・コルティナパラリンピックに関するテレビメディアによる障害者スポーツ情報発信環境調査、パラリンピアンに対する社会的認知度調査の結果を報告しています。
各調査テーマの概要および結果
東京2025デフリンピックに対する社会的認知度調査

- 調査目的
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東京2025デフリンピックに対する社会的認知度を測定する。大会2カ月前・2カ月後の比較を行い、変化、傾向、要因などを調査する。
- 調査対象
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全国の都道府県に在住する20歳以上の男女
- 調査期間
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大会前 2025年9月12日(金)~9月17日(水)
大会後 2026年1月23日(金)~1月28日(水) - 調査結果
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- 東京2025デフリンピック大会の認知度は、2024年が13.1%、大会開催前の2025年が24.3%、大会開催後の2026年が55.4%で、大会前より31.1ポイント増加した。居住地別で見ると、東京都では、2024年が17.3%、2025年が33.3%、2026年が72.4%で、大会前より39.1ポイント増加した。
- 東京2025デフリンピック大会の認知経路では、「テレビで知った」が最も多く、2024年が34.4%、大会開催前の2025年が51.7%、大会開催後の2026年が67.7%だった。居住地別に見ると、東京都では2025年にポスターで認知したのが12.5%と高い割合を示した。
テレビメディアによる障害者スポーツ情報発信環境調査

- 調査目的
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ミラノ・コルティナ2026パラリンピック大会の開催に合わせ、障害者スポーツのテレビでの露出状況(量的、番組傾向、トピックスなど)を把握し、影響度や障害者スポーツの社会的認知度を図る。
- データ抽出条件
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東京都内での地上波デジタル(メインのみ)の放送環境を有するテレビ局の東京エリア放送分のデータをもとに、検索対象ワードとして、①“パラリン”、②“障害” AND “スポーツ”、③”障がい” AND “スポーツ”、④“パラスポーツ”の4条件を設定しデータを抽出。
- 調査期間
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過去5大会(バンクーバー大会、ソチ大会、平昌大会、北京大会、ミラノ・コルティナ大会)の「開催前31日間」「開催中」「開催後31日間」
- 調査結果
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- 過去5大会の放送時間は、バンクーバー大会が35時間27分13秒、ソチ大会が72時間5分15秒、平昌大会が113時間28分40秒、北京大会(冬)が79時間18分26秒、ミラノ大会が35時間45分49秒で、ミラノ大会は北京大会(冬)の約2分の1に減少し、バンクーバー大会と同規模の放送時間となった。
- ミラノ大会の「開催前」「開催中」「開催後」の放送時間を見ると、いずれの期間においても北京大会(冬)から減少しており、「開催前」「開催後」はバンクーバー大会を下回る放送時間、「開催中」はソチ大会と同規模の放送時間となった。
パラリンピアンに対する社会的認知度調査

- 調査目的
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ミラノ・コルティナ2026パラリンピック競技大会開催後のパラリンピアンに対する社会的認知度を測定する。前回調査との比較を行い、変化、傾向、要因などを調査する。
- 調査対象
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全国の都道府県に在住する20歳以上の男女2,060人
- 調査期間
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2026年5月15日(金)~5月19日(火)
- 調査結果
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- 前回北京大会(冬)において最上位であった「村岡桃佳」の認知度は、11.6%から5.9%へと半減しており、2位以下の選手の認知度については、全体的に微減となっており、北京大会(冬)と比べ大幅な変化はみられなかった。
- ミラノ大会の観戦形態は、「テレビでニュースを観た」が37.0%で最も多く、ついで、「テレビで中継・録画を観た」(26.3%)、「テレビで特集を観た」(14.7%)、「SNS (Facebook、X(Twitter)、TikTok、Instagram等)でニュースを観た」(7.5%)であった。
- 観戦した競技は、「スノーボード」(41.9%)が最も多く、ついで、「開会式」(29.0%)、「アルペンスキー」(21.5%)、「閉会式」(15.1%)、「クロスカントリースキー」(13.3%)であった。
- 日常生活の中で「障害のある人がスポーツを行う光景をみることがある」は7.7%だった。
報告書ダウンロード
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|---|---|
| 2025デフリンピックに対する社会的認知度調査 東京2025デフリンピック大会前後の社会的認知度や大会前後の意識変容、大会の観戦、視聴状況、日常生活におけるスポーツ環境について報告。 | ダウンロード |
| テレビメディアによる障害者スポーツ情報発信環境調査 ミラノ・コルティナ2026パラリンピック競技大会開催前後、開催中の、障害者スポーツのテレビでの露出状況(放送時間、番組傾向、トピックス)について報告。 | ダウンロード |
| パラリンピアンに対する社会的認知度調査 ミラノ・コルティナ2026パラリンピック競技大会開催後のパラリンピアンに対する社会的認知度、大会の視聴状況、観戦後の感想、日常生活における障害者のスポーツ環境について報告。 | ダウンロード |

報告書に関するコメント
藤田紀昭
(日本福祉大学大学院 スポーツ科学研究科 教授/当財団障害者スポーツ・プロジェクト リーダー)
2026年度前半「障害者スポーツ調査研究報告書」を発行いたします。概要にもあるとおり、昨年開催された東京2025デフリンピック大会に関する調査と、今年実施されたミラノ・コルティナパラリンピック競技大会に関する調査結果です。デフリンピック大会はわが国では初めての開催となった大会の認知度や関心度の変化など貴重な調査結果が含まれています。ミラノ・コルティナパラリンピックに関しては2020東京パラリンピック以降の我が国の現在地を示しています。ぜひご注目ください。