第7回 YMFSスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティング

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平成25年度 成果報告会

日時
  • 1日目:3月14日(金) 16:50〜17:30
  • 2日目:3月15日(土) 8:00〜17:30
  • 3日目:3月16日(日) 8:00〜11:20
内容
  • 平成25年度の助成対象者、及びOB・OGチャレンジャー(希望者)による平成25年度の活動・実績の報告と、今後の目標の発表
  • 質疑応答

チャレンジャー同士が交流を通じて絆を育み
1年間の成果と課題を振り返る成果報告会

1年間の活動をまとめ報告するチャレンジャー

3月14〜16日の3日間にわたり、成果報告会を開催しました。今回は、第6・7期生に加えて、世界で活躍するOB・OGチャレンジャーや、選手を引退してセカンドキャリアを歩みはじめたOGチャレンジャーも参加。1年間の成果、またその中での課題や反省、そして、それぞれが掲げた目標を達成するため、この1年の経験をどのように生かしていくかを語り、 ひとまわり大きくなった姿を見せてくれました。

報告後に設けた質疑応答では、分野や世代を超えてさまざまな質問が寄せられ、異分野で行なわれている手法や思考を学び、自身の研究や競技に生かそうとするチャレンジャーの姿が多く見られました。なかには、研究者とアスリート間での質問もあり、現場の実情、研究の内容などについて意見を交換するなど、それぞれがさらなる成長を目指す貪欲な姿勢が見られました。

また、浅見俊雄審査委員長をはじめとする審査委員からは、研究方法やトレーニング方法などのアドバイスだけでなく、成果や取り組み方に対し時には厳しく追求し、時には優しく励ます言葉がおくられ、チャレンジャーたちは大きな刺激を受けながら、次なるチャレンジに向け英気を養いました。


審査委員は、時に厳しく、時に優しい言葉でチャレンジャーにエールをおくった

質疑応答では疑問の解決だけでなく、チャレンジャー同士がアドバイスをおくる機会としても活用された


体験チャレンジャーからは大会の成績やトレーニングの具体的内容などが報告された

研究チャレンジャー・奨学生からは、研究の進行状況に加え、内容や手法などが報告された


障がい者陸上で活躍する第1期生の山本篤さんは、世界選手権での金メダル獲得を報告

アイスホッケー選手を引退した第4・5期生の高嶌遥さんは、セカンドキャリアについて報告


休憩時間もチャレンジャーや審査委員を結びつけるコミュニケーションの場となった

報告会の途中には、チャレンジャーが得意分野を生かしてエクササイズを実施しリフレッシュ


発表者一覧 ※発表順

3月14日(金)

助成期間 氏名・団体名 テーマ
第1期生・体験
(基本助成)
清水 小百合
スケート(ショートトラック)/選手
世界の舞台で人々に夢と感動を与えられるスケート選手になるために
第6期生・体験
(基本助成)
酒井 裕唯
スケート(ショートトラック)/選手
ショートトラックスピードスケートの世界大会で、常にメダルを獲得できる力を身につける

3月15日(土)

助成期間 氏名・団体名 テーマ
第7期生・研究
(基本助成)
阿部 匡樹 共同力発揮課題における個々の貢献度の組織化:運動の最適化?それとも社会性の影響?
第7期生・研究
(基本助成)
石澤 里枝 運動によるミトコンドリア生合成の亢進に対する中鎖脂肪酸の貢献 〜分子シグナルとしての新たな機能〜
第7期生・研究
(基本助成)
岩本 えりか 低酸素環境が運動時の血流パターンに与える影響 -新たな運動処方プログラム作成を目指して-
第7期生・体験
(基本助成)
田中 幸太郎
レスリング/選手
アマチュアレスリング競技におけるオリンピック金メダルへの挑戦
第7期生・体験
(基本助成)
原田 小夜子
セーリング/選手
夢へのチャレンジ 〜2016年リオ五輪セーリング競技日本代表に向けて〜
第7期生・体験
(基本助成)
日置 千耶子
スキークロス/選手
スキークロス競技でソチ五輪、W杯ランキングでTOP10を目指して
第7期生・研究
(基本助成)
江川 賢一 住民協働によるスポーツ推進計画に基づく健康なまちづくり -スポーツ実施率増加プロセスに関する実証研究-
第1,5期生・研究
秋間 広
指導生
安藤 良介 超音波エコーを用いた中間広筋の機能的役割へのアプローチ
第7期生・研究
(基本助成)
竹村 嘉晃 ヨーガの健康・社会的機能の解明と大学教育への導入促進 -日・印・米の比較を通して
第7期生・体験
(基本助成)
佐藤 麻梨乃
陸上・棒高跳び(障害者スポーツ)/選手
第22回夏季デフリンピック棒高跳びの部で優勝と世界ろう者新記録
第3,7期生・体験
(継続助成①)
竹花 康太郎
陸上・棒高跳び(障害者スポーツ)/選手・指導者
第22回夏季デフリンピック大会陸上競技・棒高跳びの部で金メダル獲得&世界ろうあ記録更新
第6,7期生・体験
(継続助成①)
田井 小百合
陸上・100mハードル(障がい者スポーツ)/選手
デフリンピック陸上競技100mハードルで金メダル獲得をめざす 〜聴覚障がいの母の挑戦〜
第7期生・研究
(基本助成)
寺田 新 エピジェネティクス理論を活用した運動による抗糖尿病効果を増強する方法の開発
第7期生・研究
(基本助成)
長谷川 弓子 ゴルフに心理的距離は存在するか
第7期生・研究
(基本助成)
小笠原 理紀 トレーニング効果の停滞に関与する因子とメカニズムの解明
第6期生・海外/奨学 中田 貴央 オランダの医学的な視点から、男子サッカー日本代表のワールドカップ優勝に貢献するための土台を学ぶ
第6期生・外国/奨学 金 ウンビ 体操の効果のエビデンス検証と、その実践的活用による地域(被災地)の人々の心身の健康増進への貢献
第6期生・外国/奨学 フィゲロア ゴンザレス イポリト ラファエル 後期高齢者用のADL(日常生活動作)年齢算出式の開発
第1期生・体験
(基本助成)
山本 篤
陸上(障がい者スポーツ)/選手
陸上競技100m・走幅跳 北京パラリンピックへの挑戦
第7期生・体験
(基本助成)
安田 好隆
サッカー/指導者
ポルトガルでの日本人サッカー指導者としての挑戦 〜戦術的ピリオダイゼーションの追求〜
第7期生・体験
(基本助成)
梅野 裕理
スキー(障害者スポーツ)/選手
チェアスキー技術の向上とレーシング技能の強化 〜障害者アルペンスキーへの挑戦〜
第4,5期生・体験
(基本助成)
高嶌 遥
アイスホッケー/選手
2014年ソチオリンピックを目指して〜自身3度目となる挑戦
第7期生・体験
(基本助成)
羽根田 卓也
カヌー(スラローム)/選手
カヌースラローム競技においてリオ五輪及びその他国際大会でのメダル獲得への取り組み

3月16日(日)

助成期間 氏名・団体名 テーマ
第7期生・海外/奨学 言上 智洋 いかにしたら速く泳げるか? -動作解析研究から、最速の泳技術を探求する-
第7期生・外国/奨学 郭 叶舟 中国における障害者水泳の現状と課題 ー日本の障害者水泳との比較を通してー
第7期生・研究
(基本助成)
福原 和伸 球技スポーツ選手の予測技能獲得に向けたバーチャルヒトモデルの構築
第7期生・研究
(基本助成)
東田 一彦 持久的パフォーマンス向上を目的とした筋内脂肪の形成・分解の分子機構の解明
第7期生・研究
(基本助成)
松島 剛史 グローバル化過程におけるラグビー文化の統治に関する歴史社会学的研究
第7期生・研究
(基本助成)
若林 斉 現代の子どもの生活運動習慣が体温概日リズムおよび発育・発達に及ぼす影響の検討
第7期生・研究
(継続助成①)
瀬戸 邦弘 アジア共通のスポーツ文化である民俗綱引きを通して、地域の共通性を確認し、国際理解・友好を深める
第7期生・体験
(基本助成)
小林 由貴
スキー(クロスカントリー)/選手
クロスカントリースキー2014年ソチオリンピック出場・活躍のための競技力向上
第7期生・体験
(継続助成①)
平田 彩寧
ラグビー/選手
女子ラグビーでの五輪・WCP出場に向けての強化活動と女子ラグビーの普及
  • ※チャレンジテーマは、助成期間中のものです。