第7回 YMFSスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティング
平成25年度 第7期生 修了式
日時 | 3月16日(日) 14:40〜15:30 |
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内容 |
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1年の成果と、仲間との絆を携え第7期生が助成を終了
審査委員賞は佐藤麻梨乃さんが奨励賞を受賞
分野を超えた交流を通し、多くの仲間との絆を育んだ第7期生の皆さん
3月16日、第7回YSCM最後のプログラムとして、平成25年度 第7期生の修了式、そして成果報告を通じて選ばれる審査委員賞の発表を行ないました。木村隆昭理事長は「第7期生の皆さんのチャレンジは、これからも続いていきますが、これで満足することなく、さらに高い志と目標を掲げ歩んで欲しいと思います。また、サポートしてくれる方々への感謝の気持ちを忘れず、この1年の間に得られた仲間や審査委員の皆さまとの絆を大切にしながら、チャレンジしてください」という言葉とともに、第7期生に修了証を手渡しました。
審査委員賞は、世界の舞台で世界に伍する成果を残しスポーツ振興及びスポーツのレベル向上に貢献したチャレンジにおくる「審査委員特別賞」の該当者はいませんでしたが、「審査委員特別賞」に準じる活躍、また将来さらなる活躍が期待されるチャレンジにおくる「審査委員奨励賞」には、ブルガリアで開かれた第22回夏季デフリンピック競技大会ソフィア2013の棒高跳び競技で、銀メダルを獲得、世界ろうジュニア記録を更新した佐藤麻梨乃さんが受賞しました。
最後に浅見俊雄審査委員長から「この3日間は、内容が濃く、楽しく、また皆さんの友情が生まれた会になったと思います。第7期生は今回で助成が修了しますが、これからもYMFSのファミリーと考えていますので、成果報告をはじめ、何かあれば事務局に連絡してください。また、YMFSの特徴は、研究・体験・留学生が一体となっていることであり、この機会に生まれたチャレンジャー同士の友情も切らさないようつながりを持ち、経験を互いに生かしあって欲しいと思います。このつながりは将来、きっと役に立つことでしょう」と総評が述べられ、3日間にわたって開催されたYSCMを終了しました。
審査委員賞 選考経緯|浅見俊雄 審査委員長
「皆さんは、それぞれチャレンジを通じ成果を上げているため、非常に難しい審査となりました。まず審査委員特別賞は、今回も該当者はいませんでしたが、審査委員奨励賞として、デフリンピックの棒高跳びで、世界ろうジュニア記録を更新し、銀メダルを獲得した佐藤麻梨乃さんを選びました。これらの賞は、YSCMでの成果報告を通じて選んでいますが、研究は1・2年で結果がまとまらない状況があり、はっきり結果が見えていないため該当者がいませんでした。体験は、山本さんが世界選手権で金メダルを獲得していますが、総合大会を優先していること、また本人がリオパラリンピックを視野に入れており、そこでの活躍を期待し今回は見送りました。なお、これらの賞はすべてのOB・OGも対象にし、このYSCMに参加し報告してくれれば、審査の対象になりなりますので、特に成果がでるまで時間がかかる研究チャレンジャーの方は、今後も積極的に参加してください」
平成25年度 審査委員奨励賞
受賞者 | スポーツチャレンジ体験助成 佐藤麻梨乃(第7期生) |
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テーマ | 第22回夏季デフリンピック棒高跳びの部で優勝と世界ろう者新記録 |
受賞者コメント | 「このような立派な賞をいただけたことを本当にうれしく思います。これで満足せず、4年後はもちろん、1年、2年と短い期間の目標を置き、それを一つずつクリアして、理想の自分に近づけるようにがんばっていきたいと思います」 |