第7回 YMFSスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティング

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スポーツ討論会

伊坂時間です。では、グループごとに発表してもらいましょう。

Kよろしくお願いします。目的から説明させていただきます。目的として出たのが、ラグビー。僕はラグビーで日本一を目指しています。朝練も午後練も日本一になるための練習。それに対して必要なものが、自分に対するプレッシャーですね。そして僕の場合、その方法というか、チャレンジが結婚でした。

伊坂うそ。結婚がチャンレジなんですか?(笑)

K結婚して、妻を養っていくため、新たな決意で自分にプレッシャーをかける。頑張るっていうことです。さらに、昨年、子どもが生まれまして、またプレッシャーが増えた。そんな中、結果はというと今年の日本選手権は6位で、トップリーグでは5位でした。目標には届いていませんが、充実していたなと。

伊坂はい、ありがとうございます。では、お隣のチーム、お願いします。

Lこの班では、チャレンジについて三つの柱に分けて検討しました。一つ目が「競技」です。この中には、陸上競技の十種競技、それからスキークロス、陸上の高跳び、さまざまな選手がいますけれど、毎日自分の種目に取り組んでいます。それから「仕事」。私は大学院生ですが、研究者の人もいます。この中で研究所に通ったり、それからダウン症の子どもたちを教えたり、さまざまな、それぞれのフィールドでお仕事をしっかり頑張るというところが共有できました。そして「趣味」。特に印象的なのは、毎朝、ヘアスプレーをしないと気合が入らないという話とか、スタバのホワイトモカが好きだとか、そういった面白い話もできました。共通することとして、チャレンジには、常に新しいものを作り出すというところがキーワードとしてあげられて、全体のまとめとしました。以上です。

伊坂素晴らしい。次、お願いします。どんどんいきましょう。

M僕らの班では、あまりまとまっていなくて、この僕がしゃべること自体がチャレンジなんですけれども。下のほうに書いてあるのがベースとなるインプットで、たとえば、毎日朝日を見るとか、研究があれば論文を読むとか分析というインプットがあって、そのベースの上で、研究であれば発表してアピールするとか、英語で世界に伝えるとか、そういうチャレンジがあると。スポーツであれば、実業団でラグビーをやるとか、僕は剣道をやっているので、剣道で全国大会に出るとか、そういうのでチャレンジしていくということがあげられました。大事なのは、きょうもイケてるぜ! という気持ちで、常にインプットとアウトプットを繰り返していくというのがチャレンジである、という結論です。以上です。

N僕らの班では、研究している人もいれば競技でレースをやっている人もいますが、自分の本分が、まずそれぞれの共通項としてあげられました。それをやりたいだけじゃなくて、それに必要な語学であったり、スポンサー活動で学校に行ったりというのもある。抽象的ですが、そういう部分の上に成り立っているというふうにまとめました。研究で言うと、20年後、30年後の未来を考えた時に、この研究は必要だったなというものを目指してやるというか、そういう理想みたいなものを置いて、実際に苦労した部分にこそ自分たちの役割があるんじゃないかと考えました。

O私たちの班では、主に四つのワードが出てきました。一番出てきたのが、幸せを感じる瞬間です。最近飼い始めた猫がなかなかこっちを向いてくれないけど、そこがまたいいと。思うようにならないところがいいというのはちょっと研究者らしいですね。他にもお酒をちゃんぽんするのが好きだとか。ただ、こういう幸せな瞬間のための「義務」という話になったんですね。私たちの中には運動を指導している人が何人かいて、たとえばバイトをしていたり、下請け工場の仕事をやっている方もいます。私たちチャレンジャーというのは、ある意味、すごいマニアックだと思うんです。人には言えない秘密がたくさんあるということで。すみません、話がまとまりませんでした。

Pこっちのグループは、僕が命がけのレースをやっているということでそこからいろいろ出してみました。時には休みを取ったりしてリラックスしたりするんですけど、その中で追い込む時もあって、追い込むために研究やそのデータだったり、そういうのが必要になる部分もあります。そこからいい結果が出た時にうれしい気持ちになったり、そのうれしい気持ちになることが頑張るということにつながって、次のチャレンジにもつながるんだと思うんです。以上です。

Q我われのグループは、日常の情報をお互い共有していく中で、チャレンジだとか研究だとか出てこなかったんですが、逆に、我われが日常で大切にしていること、チャレンジを支えているものというのが幾つか出てきました、まず自分があって、自分の好みというものがあるわけですが、当然、家族に守られている。あるいは、子どもや犬がいたりということで、大事にしているもの。さらには、自分の好きなもの。たとえば、コーヒーカップであるとか、スマホというようなものが、自分たちのチャレンジを支えているものなのかもしれない。一方で、場所というのも出てきて、例えばカナダであるとか、私の場合インドとか、韓国というものも出てきました。それから、チャレンジを支える行動、さらには感情といった枠組みが出てきて、つらい、楽しいというのもあるし、昼寝をする、ダラダラするといったことも時には出てくる。もう少し考えようと思ったところで時間が来てしまったという状況です。

R僕たちが考えたチャレンジというのは、まず志の高さから始まっていて、まず志を高く持つこと。志が高いと研究にも力が出てくると。あと、日常というところもあって、海外から日本に来た留学生は、この日本語の辞書が親友だと。大切なのは、常に考えること。皆さん、毎日鼻血が出るほど考えてチャレンジしていきましょう。ありがとうございます。

S私どもの班は、ギリギリまでみんなで知恵を絞って関連を考えておりましたが、まず出てきたのが、場所、生活、趣味、スポーツ、性格、移動というものが出たんですけれども、面白いのは、場所といった時に、大きく三つのことが出てきたことです。一つは、出身。生まれみたいな、田舎みたいなのを、皆さん、それぞれ思っていると。もう一つは、研究関連の人が多いということもあって、大学院という場所が出てきます。もう一つは、海外。さらに海外に行くという感じで、移動。そうした研究をしながら、同時にそれを文章として書いていくという行為があって、でも、それをしていくと行き詰まっていくわけですね。ストレスがたまる。ストレスがたまるということはみんなに共通したことだったんですけれども、それを解消するために趣味。トータルで考えまして、そういった人間のパーソナリティは何かといった時に、三つほど出てまいりました。つまり、照れ屋で、Mで、不まじめだという結論になりました。以上です。

T我われのグループでは、まず、観光とか自然、それからスキーに関するもの。それから、地名、食べもの、ビール。それから、人に関するものと、予定というところで分けてみました。地名からいくと、カナダですとかイギリスとか山梨。船橋は私が住んでいるところですけれども、そういった所が出てきまして、スキーに行きたいと。あるいは、カナダのきれいなレイクルイーズという湖の写真とかも出てきましたけれども、そういった所に行って、ラーメンを食べたり、ビールを飲んだりしたいと。あとは、人に関するもの、ズラッと出てきたものをおじさんたちが並べてみたら、「かわいい女子高生、女子学生の友だちと楽しみたい。誠実な気持ちで付き合いたい。スケジュールは、全部空けてあります。タックルしてきてください」ということでまとまりました。ありがとうございます。

伊坂ありがとうございます。非常に盛り上がって、なかなか面白い、いろんな切り口、観点があったかと思います。皆さん、だいぶウォームアップできてきたと思いますので、次に「トップリサーチャーと、トップアスリート、両方に共通するものは何か」ということを、今から10分くらいでやってみます。そのキーワードから上位三つを決めてください。さっそくいきます。セーノ、ドン。