スポーツチャレンジ賞

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YMFS SPORTS CHALLENGE AWARD SPECIAL CONTENTS

【日本スケート連盟 スピードスケート科学サポートチームの足跡】平昌の栄光とスポーツ科学の素敵な関係性
【日本スケート連盟 スピードスケート科学サポートチームの足跡】平昌の栄光とスポーツ科学の素敵な関係性

2019年4月、東京・如水会館で行われたヤマハ発動機スポーツ振興財団スポーツチャレンジ賞の表彰式、壇上には奨励賞を受賞した日本スケート連盟スピードスケート科学サポートチーム8人の姿があった。

メンバーは、日本スケート連盟スピードスケート科学責任者の紅楳英信(統括、撮影・分析担当)、同連盟スピードスケート科学スタッフの熊川大介、加藤恭章、皆川唯、斉川史徳(撮影・分析担当)、国立スポーツ科学センターから横澤俊治(LPM、風洞実験、パシュート戦略)と山辺芳(風洞実験)、そしてチーム内の紅一点、横山瑠衣(撮影・分析)は日本スポーツ振興センターハイパフォーマンスサポート事業スタッフからチームへと加わった。

2018年2月に開催された平昌オリンピック、女子チームパシュートにおける日本チームの金メダル、そして女子マススタートにおける高木菜那選手の金メダルは未だ記憶に新しい。その成功の裏にあった彼ら科学サポートチームの絶え間ない研鑽が評価されての今回の受賞となった。ちなみに個人ではなく団体としての同賞受賞は、第6回奨励賞の東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会戦略広報部に次いで2度目となる。

「2014年のソチオリンピック、我々は惨敗、それも大惨敗をしました。メダルゼロ、84年のサラエボオリンピックからずっと積み重ねてきた実績も脆くも崩れました」

ヤマハ発動機スポーツ振興財団スポーツチャレンジ賞表彰式に続く交流会の席上、受賞者とその受賞を祝うべく集った関係者の前に立った黒岩彰のスピーチはそんなセリフで始まった。

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