第8回 YMFSスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティング

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平成26年度 成果報告会

日時
  • 3月14日(土) 8:30〜15:30
  • 3月15日(日) 8:30〜11:50
内容
  • 平成26年度の助成対象者、及びOB・OGチャレンジャー(希望者)による平成26年度の活動実績の報告と、今後の目標の発表
  • 質疑応答

語り、学び、刺激しあい親交を深めた成果報告会

1年間の成果と課題の報告と質疑応答で刺激しあったチャレンジャー

チャレンジャーが1年間のチャレンジで得られた成果、課題や次のステップについて発表する成果報告会を、3月14・15日の2日間に渡り開催しました。今回も第7・8期生に加え、すでに次なるチャレンジを進めるOB・OGも参加し、それぞれが多いに語り、刺激を与えあう機会になるとともに、1年間のプログラム、PDCA(plan-do-check-act)を通じて成長した姿を見せてくれました。

特に質疑応答では、疑問点だけでなく異分野の視点によるアドバイスなど、互いを支え高めあおうとする情報交換も行われ、語るだけではなく学びあう姿が見られました。一方審査委員からは、厳しい指摘、成果への賞賛、さらなる一歩を踏み出すためのアドバイスがおくられました。

今回も、海外で活動しているチャレンジャーは動画による報告を行いましたが、インターネットを活用し会場の審査委員、チャレンジャーとリアルタイムで交流を試みました。すでに多くのチャレンジャーは海外での活動を経験していますが、特に若いチャレンジャーにとっては、異国で挑戦し成果を残しているチャレンジャーの姿が、とても良い刺激となったようです。

さらに新たな試みとして、成果報告会の初日終了後に、リフレッシュとさらなる親交を深めることを目的にチャレンジャー全員で「スポーツ交流会(タグラグビー)」を行い、分野、年齢を超えてまた一歩距離を縮める機会となりました。


審査委員からは一歩上をめざすためのアドバイスがおくられた

チャレンジャー間で活発に行われた質疑応答


トレーニング内容や大会の成績を報告する体験チャレンジャー

研究の内容や成果を報告する研究チャレンジャーと奨学生


海外で活動するチャレンジャーもインターネットで質疑応答に参加

休憩時間もチャレンジャー同士で活発に交流を深めた


ヤマハラグビー部指導のもと行ったスポーツ交流会

スポーツ交流会では全員が積極的に汗を流した


発表者一覧 ※発表順

3月14日(土)

助成期間 氏名・団体名 テーマ
第8期生・研究
(基本助成)
内田 昌孝 腸内細菌叢調節機構を介したメタボリックシンドローム発症に及ぼす自発的運動習慣の効果
第8期生・研究
(基本助成)
内田 若希 障害のあるトップアスリートの自己変容に及ぼすスポーツドラマチック体験の影響
第8期生・体験
(基本助成)
芦田 創
陸上・短距離種目(障害者スポーツ)/選手
短距離種目でのリオデジャネイロ・パラリンピックへの出場、そして東京へ
第8期生・体験
(基本助成)
内山 雅貴
自転車レース(ロードレース)/選手
東京オリンピック自転車ロードレースでのメダル獲得に向けた欧州UCIレースへの挑戦
第8期生・研究
(基本助成)
江島 弘晃 筋細胞内のカルシウムイオン調節によるミトコンドリアの役割
第8期生・研究
(基本助成)
大林 太朗 スポーツ史からみた関東大震災(1923年)と「復興公園」の歴史的な意義
第8期生・体験
(基本助成)
神下 豊夢
陸上・砲丸投げ(障害者スポーツ)/選手
「F46クラス男子砲丸投げ」の動作分析研究を通して2016年パラリンピック出場をめざす
第8期生・体験
(基本助成)
佐々木 陽菜
フェンシング(サーブル)/選手
東京オリンピックでのメダル獲得をめざす 〜フェンシング サーブル〜
第2期生・研究
(基本助成)
小西 優 前十字靭帯損傷患者の筋力低下のメカニズムについて
第8期生・研究
(基本助成)
北岡 祐 エネルギー基質としての乳酸
第8期生・研究
(基本助成)
庄子 博人 スポーツを核とした街づくりを担う「スマート・べニュー」 〜スタジアムにおける新たなビジネスモデルの検討〜
第8期生・体験
(継続助成①)
佐藤 麻梨乃
陸上・棒高跳び(障害者スポーツ)/選手
日本学生陸上競技対校選手権大会で女子聴覚障害者初の棒高跳び入賞をめざして
第8期生・体験
(基本助成)
竹内 愛奈
アイスホッケー/選手
アイスホッケー北米大学リーグへの挑戦、平昌オリンピックへの出場および上位入賞
第7期生・体験
(基本助成)
梅野 裕理
スキー(障害者スポーツ)/選手
チェアスキー技術の向上とレーシング技能の強化 〜障害者アルペンスキーへの挑戦〜
第8期生・研究
(基本助成)
土屋 吉史 電気刺激で誘発した筋収縮が骨格筋由来の新規生理活性物質「Irisin」の分泌に及ぼす影響
第8期生・研究
(基本助成)
平山 邦明 プライオメトリックトレーニングによるパワー発揮能力向上のメカニズムの解明
第8期生・研究
(基本助成)
蔦木 新 低周波数電気刺激誘因性筋タンパク質合成はMAPK経路を介するか?
第8期生・体験
(基本助成)
柳岡 はるか
フェンシング(フルーレ)/選手
2016・2020年のオリンピックでフェンシング日本人女子選手として初の金メダル獲得
第8期生・体験
(基本助成)
大川 晴
アルティメット/指導者
コンゴ民主共和国での日本人アルティメット代表監督の挑戦 〜2016年世界大会に向けて〜
第8期生・体験
(基本助成)
三浦 優希
アイスホッケー/選手
常にエキストラリーグで活躍する選手となり、アイスホッケー日本代表を長野大会以来の五輪に導く
第8期生・体験
(継続助成①)
小林 由貴
スキー(クロスカントリー)/選手
平昌オリンピックでのメダル獲得 〜クロスカントリー王国ノルウェーのクラブチームからの挑戦〜
第8期生・外国/奨学 宣 輔瓊(ソン ボギョン) 水泳競技におけるパフォーマンス向上に有効な試合前のコンディションの自己調整法の開発
第8期生・海外/奨学 作田 飛鳥 ソマティックのスポーツ生理学的アプローチを取り入れた舞踏訓練法の体系化と確立

3月15日(日)

助成期間 氏名・団体名 テーマ
第8期生・体験
(基本助成)
荻原 京
スキー(フリースタイル・モーグル)/選手
ワールドカップ、世界選手権、オリンピックをめざして ~フリースタイルスキー・モーグル種目~
第8期生・体験
(基本助成)
田中 康大
水泳(障害者スポーツ)/選手
頑張った結果は報われる ~2016年リオ・パラリンピック100m平泳ぎで再び表彰台の感動を~
第8期生・研究
(基本助成)
蒔苗 裕平 活性酸素種は運動効果を増強するか?
第8期生・外国/奨学 フィゲロア ゴンザレス イポリト ラファエル 後期高齢者用のADL(日常生活動作)年齢算出式の開発
第8期生・研究
(継続助成②)
瀬戸 邦弘 世界に拡がる綱引き文化の動態研究 ―民族綱引き文化の世界地図作成をめざして―
第8期生・研究
(基本助成)
西牧 未央 異なる急速減量の期間が生体内の酸化ストレス応答に及ぼす影響について ~レスラーの健康を考える~
第8期生・体験
(継続助成①)
田中 幸太郎
レスリング/選手
オリンピック金メダルへの挑戦 ~レスリング フリースタイル~
第8期生・体験
(基本助成)
藤田 拓哉
モーターサイクルレース(ロードレース)/選手
モーターサイクルロードレースにおける世界グランプリ日本人チャンピオンへの挑戦
第8期生・研究
(基本助成)
藤井 慶輔 相手がいる状況においてバスケットボール選手が素早く動き出すメカニズムの解明
第8期生・研究
(継続助成①)
福谷 充輝 なぜ反動によって身体運動パフォーマンスが増強するのか? ―反動による筋力増強機序の個別抽出による検証―
第7期生・海外/奨学 言上 智洋 いかにしたら速く泳げるか?−動作解析研究から、最速の泳技術を探求する−
第8期生・外国/奨学 サヤラット ポンナリー ラオスのスポーツ・学校体育の現状について ―運動有能感の視点からー
  • ※チャレンジテーマは、助成期間中のものです。
  • ※敬称略