第5回 YMFSスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティング

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平成24年度 第6期生贈呈式

日時 3月16日(金) 9:00〜9:30
内容
  • 平成24年度 第6期生への贈呈書授与
  • 第6期生代表による決意表明
  • 記念撮影
対象者
  • YMFS スポーツチャレンジ体験助成/8件
  • YMFS スポーツチャレンジ研究助成/12件
  • YMFS 国際スポーツ奨学金/4名

第6期生26名がYMFSの一員に仲間入り
決意新たに1年間の成長を誓う!

それぞれの決意や目標を記したフラッグを手に、新たなチャレンジをスタートする第6期生の皆さん

3月16日、平成24年度(第6期生)の贈呈式を開催し、新たに第6期生をYMFSスポーツチャレンジャーとして迎え入れました。これに続き第6期生を代表して研究チャレンジャーの佐藤幸治さんが決意表明を行ないました。

「私は8歳の時に1型糖尿病を発病し、現在もインスリン治療をしています。幼い頃、インスリン注射、食事、運動制限が苦痛で、いつか自分の体を自分で治すことが夢となりました。そのためイギリスの大学に進学、勉強をしながら6歳からはじめたサッカーを大学リーグ、地域リーグ、プロリーグで続けました。そこでは壁にぶつかることがありましたが、相談にのってくれたのは自身も1型糖尿病を発病しながらオリンピックのカヌー競技で5大会連続金メダルをとっており、私の憧れであるスティーブ・レッドグレイヴ卿でした。印象に残っているのは『本当の弱さとは試合に負けたりすることではなく、チャレンジせず諦めてしまうことだ』という励ましの言葉で、これを肝に銘じて大学、プロサッカーを両立、そして筑波大学での大学院にも諦めることなくチャレンジしてきました。
今まで多くの人に出会い助けられてきましたが、競技も研究も一人では壁を乗り越えることはできません。これからも人との出会いに感謝しながら新規糖尿病治療・予防法を人へ応用できる一歩になるよう精進していきたいと思います。同期生の皆さん、1年後この場で互いが刺激し合える成果を報告できるよう精進していきましょう」と、これからスタートするチャレンジへの決意を力強く語り、杉本典彦事務局長に決意表明書を手渡しました。


贈呈書を受け取り新たなスタートを切った第6期生

力強く決意表明を行なった第6期生代表の佐藤幸治さん