調査研究

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2020(令和2)年度

障害者スポーツを取巻く社会的環境に関する調査研究
-障害者スポーツ選手キャリア、コロナ禍の影響、ユニ★スポ体験の効果に着目して-

チャレンジ!ユニ★スポにおける児童生徒の変化について

調査目的

2019年度に実施したボッチャ体験会(座学と体験)で収集した3回のアンケート調査結果より、子どもたちの障害や障害者スポーツ等に関する意識や視点がどのように変化するかを分析した。

調査方法

調査方法

チャレンジ!ユニ★スポにおける児童生徒の変化について

調査結果

  • ボッチャの感想について、思っていたより面白かった(87.6%)が最も多く、次いで友達とボッチャをやってみたい(67.6%)、ボッチャ以外のスポーツをやってみたい(67.5%)となり、多くの児童生徒が前向きな意向を示した。
  • 障害のある人との距離感に関する質問(仲良くできる? 一緒にスポーツできる? 友達になれそう?)について、体験会実施前よりも実施後に「はい」の回答割合が増え、一定期間を経過してもその意識が定着していることが示された。
  • 一連の学習内容が小学生においては障害のある人に対するイメージをポジティブな方向に変容させることが示された。
  • 小学生中学生ともに、障害のある友だちとスポーツをするために自ら主体的に関わっていこうとする意識の醸成必要な場面でアダプテッドを適用しようとする意識があることも明らかとなった。

2020年度の“チャレンジ!ユニ★スポ”の実施結果について

開催レポート

2020年度は新型コロナウイルスの影響を考慮し、感染対策について多くの皆様からアイデアもいただき実施した。ご参考としていくつかをご紹介させていただく。

開催数

12校 約860名

開催のポイント

  • 実施予定校とは個別に開催時期や実施方法と共に感染防止対策について打ち合わせを実施。
  • 各学校の感染防止対策を基本として、希望校にはフェイスシールドを提供し着用。
  • 生徒間の距離を保つためのツールとしてフラフープを活用。
  • 体験会の実施中も、投球毎に手の消毒をするなど、こまめに消毒を実施。
  • 指導員は、体調チェックシートによる体調管理、マスクとフェイスシールドの併用、体験会中の児童の密を回避に注意して実施。
2020年度 ユニ★スポ
/project/support/report/universalsports2020/

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はじめに・目次・障害者スポーツ プロジェクト ダウンロード
[第1章]障害者スポーツ選手のキャリア調査障害者スポーツ・トップアスリートたちのスポーツを始めるに至った経緯や活動状況をヒアリング。 ダウンロード
[第2章]コロナ禍におけるアスリートの活動状況調査コロナ禍で、日常生活をはじめ、練習環境や大会参加など行動が制限された障害者アスリートの実態を調査。 ダウンロード
[第3章]ユニ★スポ体験での児童の意識変容調査ボッチャ体験会を通して、子供たちの障害や障害者スポーツに対する意識がどのように変化について報告。 ダウンロード
付録 ユニ★スポ調査表 ダウンロード

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