第8回 YMFSスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティング
平成26年度 第8期生 修了式
日時 | 3月15日(日) 14:40〜15:30 |
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内容 |
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さらなる成長を誓い第7・8期生がプログラムを修了
審査委員特別賞を田中康大さん、審査委員奨励賞を瀬戸邦弘さんが受賞

スポーツチャレンジ助成は修了したものの、引き続き目標に向けて闘志を燃やす第7・8期生の皆さん
3月15日、平成25年度 第7期生1名、平成26年度 第8期生30名の修了式と、この1年間の活動成果により選出する「審査委員特別賞」「審査委員奨励賞」の発表を行いました。
最初に木村隆昭理事長から「今回も、高い目標に向かってともに成長をめざすチャレンジャーが分野を超えて議論し、互いに良い刺激を与えあってくれたことと思います。夢に向かっていく取り組みは長く険しいもので、その夢が大きいほど壁も高くなります。しかし、その壁を乗り越えることで、次の道筋が見え、またそのプロセスには成長があります。今後も皆さんのチャレンジは続きますが、今回の経験を成長のバネとし、自身の可能性を信じ、最後までやり抜いてください。そして、それぞれの分野で将来の日本をけん引する人材になってほしいと思います」と、さらなる活躍への期待とともに修了証を手渡しました。
これに続き審査委員賞の発表を行いました。まず世界の舞台で世界に伍する成果を残しスポーツ振興およびスポーツのレベル向上に貢献したチャレンジにおくる「審査委員特別賞」には、ロンドンパラリンピックの100m平泳ぎでの金メダル獲得から、YMFSの助成をきっかけにリオパラリンピックをめざしてチャレンジを続ける田中康大さんと、それを縁の下で支える紀子さん(母)を選出。「審査委員特別賞」に準じる活躍、また将来さらなる活躍が期待されるチャレンジにおくる「審査委員奨励賞」は、第6・7・8期生として「世界に拡がる綱引き文化の動態研究」を行い、またスポーツ討論会の企画・運営を行った瀬戸邦弘さんが選ばれました。
最後に浅見俊雄審査委員長から「皆さんがさらに成長し、社会に貢献するためには、常に質を高めることが大切であり、そのための努力を続けなければなりません。特にPDCA(plan-do-check-act)の実行については何度も話をしてきましたが、これからもPDCAを忘れることなく自身の改善・成長をめざし突き進んでくれることを楽しみにしています」と総評が述べられ、すべてのプログラムを終了しました。
審査委員賞 選考経緯|浅見俊雄 審査委員長
「奨励賞の瀬戸邦弘さんに関しては、研究成果の素晴らしさに加え、スポーツ討論会の企画・運営者としてのチャレンジやその成果を加味しました。チャレンジ助成のOB・OGに協力を仰ぎながらすばらしい討論会にしてくれたことで、このミーティングをもう一段しつこい(質濃い)ものにしてくれたと感謝しています。奨励賞には他にもいくつかの候補が上がりましたが、特に新しい知見を見出した研究などは称賛に値します。今後、国際学会等に挑み、その成果を持ってこの場で再び発表していただけることを願っています。
また、田中康大さんについては、ロンドンパラリンピックで金メダルを獲得後、このYMFSスポーツチャレンジ助成を新たな挑戦に向けたきっかけとしてくれました。そしてアジアで優勝し、タイムも徐々に上げてきています。さらに個人メドレーという新たなチャレンジまで加え、リオパラリンピックでの活躍への期待を込めて、特別賞をおくります。さらに、今朝も二人でトレーニングしている姿を拝見しましたが、これらのチャレンジはお母さんの紀子さんの存在なくしてはあり得ません。田中さんと紀子さんのお二人に、この賞を受け取っていただければと考えています」
平成26年度 審査委員特別賞
受賞者 | スポーツチャレンジ体験助成 第8期生 田中康大さん/紀子さん(母) |
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テーマ | 頑張った結果は報われる 〜2016年リオパラリンピック100m平泳ぎで再び表彰台の感動を〜 |
受賞者コメント |
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平成26年度 審査委員奨励賞
受賞者 | スポーツチャレンジ研究助成 第8期生 瀬戸邦弘さん |
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テーマ | 世界に拡がる綱引き文化の動態研究 ―民族綱引き文化の世界地図作成をめざして― |
受賞者コメント |
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