第4回 YMFSスポーツ・チャレンジ・ウィーク
東京会場(4月6日)
平成22年度 YMFSスポーツチャレンジ助成 エリア別活動報告会
日時 | 2011年4月6日(水) 13:00〜 |
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場所 | 丸の内MY PLAZA(東京都) |
エリア別活動報告会の最終日となった2回目の東京会場では、第5期生の研究チャレンジャー3人、奨学生1人に対する助成金(奨学金)贈呈書授与と、第3回ヤマハ発動機スポーツチャレンジ賞の表彰が行われました。
スポーツチャレンジ賞功労賞を受賞された髙田静夫さん、奨励賞を受賞された中北浩仁さんらが自らの経験をまじえて第5期生のチャレンジャーにアドバイスを送るなど、平成22年度の報告会を締めくくるに相応しい中身の濃い一日となりました。
第5期生助成金(奨学金)贈呈書授与
研究 |
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留学生 |
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助成金(奨学金)贈呈書授与では、YMFS木村隆昭理事長より、第5期生4人が贈呈書を受け取りました。またそれぞれがフラッグに決意の寄せ書きを行い、チャレンジャーとしての第一歩を踏み出しました。
第3回ヤマハ発動機スポーツ振興財団 スポーツチャレンジ賞表彰
報告会の冒頭、第3回ヤマハ発動機スポーツ振興財団スポーツチャレンジ賞の表彰が行われ、功労賞受賞者の髙田静夫さんと奨励賞受賞者の中北浩仁さんに、YMFS木村隆昭理事長から賞状とメダル、副賞が手渡されました。また、受賞者のお二人からは、これから世界に羽ばたく第5期生のチャレンジャーに対し、自らの経験をもとに激励の言葉と具体的なアドバイスが送られました。
なお、もう一人の奨励賞受賞者である中村宏之さんへの表彰は、後日開催されることになっています。
座談会
研究分野で世界をめざすチャレンジャーが集った今回の座談会は、主に海外で実力を発揮するための心構えや悩み、またその対策等についての議論が行なわれました。東京大学大学院特認教授の草加浩平審査委員からは語学教育についての教育現場の現状、また国士舘大学体育学部教授の田原淳子審査委員からは外国人とのコミュニケーションの実例などのお話をいただき、一方、チャレンジャーからは海外における研究活動の中での成功・失敗体験が紹介されるなど活発な意見交換が行なわれました。また「さまざまな国の人とチームを組んで仕事をすれば時には衝突も起こるが、最後にみんながKeep goingという気持ちになれることが重要」(木村理事長)、「とにかく現地に行ったら、この人に確認すれば大丈夫、この人に相談すれば間違いないという信頼性の高いキーマンを探すこと。私は若い頃からそうしてきました」(高田さん)といったアドバイスが送られました。