第12回 YMFSスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティング

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平成30年度 成果報告会

平成30年度 成果報告会

YMFSスポーツチャレンジ助成第12期生による成果報告会を、3月1・2日の2日間に渡り実施しました。報告会では、ミーティングに出席したチャレンジャーをはじめ、海外合宿や留学中のチャレンジャーもビデオやインターネット通信を使い、それぞれが行ってきた1年間の活動内容とその成果を報告するとともに、次のチャレンジに向けての意気込みを語りました。

また発表後の質疑応答では、分野を超えて活発な議論がおこなわれ刺激し合う姿が見られたほか、審査委員からは、時に厳しい指摘や次なるチャレンジに向けての温かい激励・アドバイスが送られました。

すべての発表を終えた後、12期生が報告したチャレンジの中から審査委員会により特別賞と優秀賞を決定しました。特別賞には、今年度、ジュニアからシニアに転向し、オンドレイネペラ杯での初優勝を皮切りに世界大会6連勝という突出した活躍から紀平梨花さん(フィギュアスケート/選手)を選出。優秀賞は、シャリダム国際パラ陸上競技大会800mで金メダル、1500mで銀メダル、ドバイ世界パラ陸上1500mで銅メダルと、数々の国際大会で活躍した上村勇貴さん(陸上(障害者スポーツ)/選手)。さらに体育授業における発達の段階に応じた指導計画の開発をテーマに、動作習得だけでなく、運動への好意度を高め、また教育現場にそれ広く提供されるなど成果をあげた森田哲史さん(埼玉大学教育学部付属小学校)が受賞しました。

なお、紀平さんは海外合宿中で欠席となったため、上村さんと森田さんが受賞の挨拶を行いました。


受賞コメント 上村勇貴さん

ありがとうございます。来年も賞を取れるようにがんばります。ありがとうございました。


受賞コメント 森田哲史さん

私がこのような賞をいただきましたことに心より感謝申し上げます。私がこうした研究に取り組めるもの、ひとえに子どもたち、学校教育活動を支えてくださっている保護者の皆さま、そしてなにより仲間の存在です。その仲間の中でも大きな存在となったのがYMFSの皆さまであり、そのおかげで受賞につながったと思います。今後もさらに精進していくことをお約束し、優秀賞を頂戴します。本日はありがとうございました。


発表者一覧

スポーツチャレンジ体験助成

助成期間
氏名・競技名 テーマ
第12期生(ジュニア)
篠原 輝利
自転車ロードレース/選手
ツールドフランスで総合優勝をする為に中学卒業後からフランスで勝負!
第11,12期生(ジュニア)
村上 レイ
アイスホッケー/選手
北米ジュニアアイスホッケーリーグで活躍できる選手になるための挑戦
第12期生(ベーシック)
上村 勇貴
陸上(障害者スポーツ)/選手
陸上800mで、アジア記録の更新、国際大会でのメダル獲得。そして、東京パラリンピックへの挑戦
第10,11,12期生(ベーシック)
神箸 渓心
スヌーカー(ビリヤード)/選手
スヌーカー世界チャンピオンへの挑戦 ~本場イギリスに渡り、さらなる高みへ突き進む~
第12期生(ベーシック)
松下 朝香
サッカー/審判員
世界で活躍するサッカー審判員を目指し挑戦する
第11,12期生(ベーシック)
三島 廉
カヌースラローム/選手
カヌースラロームK1で五輪初のメダルを獲得するために、2018年世界選手権大会で表彰台に挑む
第10,11,12期生(ベーシック)
若月 新
スキー・アルペン/選手
アルペンスキージュニア世界選手権に出場し、上位入賞を果たす
第11,12期生(アドバンスド)
紀平 梨花
フィギュアスケート/選手
北京オリンピック出場を念頭にGPシリーズ、全日本選手権、四大陸選手権、世界選手権で表彰台を目指す
第12期生(アドバンスド)
君嶋 愛梨沙
ボブスレー・陸上短距離/選手
ボブスレーと陸上の二刀流で、日本で5人目となる夏冬両五輪出場を目指す
第12期生(アドバンスド)
友野 有理
卓球(障害者スポーツ)/選手
今の世界順位をさらに上げて、東京パラリンピック出場、メダル獲得を目標とする
第8,9,10,11,12期生(アドバンスド)
三浦 優希
アイスホッケー/選手
日本人史上初のNHLプレイヤーとなり、アイスホッケー日本代表を長野大会以来の五輪出場へ導く選手となる

スポーツチャレンジ研究助成

助成期間
氏名・団体名 テーマ
第12期生(奨励)
大塚 俊
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科
深筋膜は筋力発揮の補助装置としての機能を果たし得るか
第12期生(奨励)
水野 沙洸
立命館大学大学院 スポーツ健康科学研究科
高強度運動後における超低温環境(-140℃)への短時間(3分間)の身体曝露の効果
第12期生(奨励)
山口 翔大
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科
伸張性運動に伴って生ずる筋損傷に対する非侵襲的な新規バイオマーカーの妥当性の検討
第12期生(基本)
阿藤 聡
立命館大学大学院 スポーツ健康科学研究科
骨格筋の核数はレジスタンス運動による筋タンパク質合成の新たな規定因子となり得るか?
第9,12期生(基本)
江間 諒一
芝浦工業大学大学院 理工学研究科
瞬発力とバランス能力の加齢変化をもたらす主要因の特定:足関節底屈筋に着目して
第12期生(基本)
岡井 理香
広島大学 教育学部健康スポーツ講座
アスリートパスウェイにおけるデュアルキャリア教育促進プログラムの開発と実践
第12期生(基本)
小木曽 航平
早稲田大学 スポーツ科学学術院
タイ農村地域社会におけるロングボートレースの文化機能に関する人類学的研究
第12期生(基本)
酒井 紳
筑波大学 体育系体育センター
女子競泳選手の跳び出し水平速度向上を目指した台上動作メカニズムの解明
第12期生(基本)
高橋 祐美子
東京大学大学院 総合文化研究科
運動後の骨格筋グリコーゲン回復に対して、糖質エネルギー利用を抑制させる栄養素は有効か?
第12期生(基本)
武田 紘平
筑波大学 体育系
脱トレーニングと骨格筋のエネルギー代謝
第12期生(基本)
玉井 奈緒
東京大学大学院 医学系研究科
車いすバスケットボール選手における競技時の座圧と皮膚ダメージとの関係 ―褥瘡予防ケアプロジェクト―
第12期生(基本)
森嶋 琢真
法政大学 スポーツ研究センター
レジスタンス運動により低下した血管内皮機能を回復させる新規の運動プログラムの開発
第12期生(基本)
森田 哲史
埼玉大学 教育学部附属小学校
体育授業における発達の段階に応じた指導計画の開発 ―低・中・高学年における系統的な投の運動指導―
第12期生(基本)
渡部 喬光
University College London
イップスの脳科学: 注意による反応速度の低下をもたらす神経ダイナミクスの解明
  • ※チャレンジテーマ、及び所属は、助成申請時のものです
  • ※敬称略