調査研究
2021(令和3)年度
障害者スポーツを取巻く社会的環境に関する調査研究
-障害者スポーツ選手キャリア、テレビ放送、選手認知度、ユニ★スポ体験の効果に着目して-
[第5章]ユニ★スポ体験での児童の意識変容調査
調査結果
- 2020年度の児童を対象とした3回(開催前、開催後、3か月後)の調査では、2019年度の調査同様に一連の学習内容が、児童の障害イメージをポジティブな方向に変容させることが示された。
- 2019年度の児童を対象とした1年後の追跡調査(4回目)より、1年後も児童の障害イメージやアダプテッドへの意識が定着することが示唆された。
また、その後のボッチャをする機会の有無で比較したところ、経験ありの方が意識が高いことが示された。 - ユニ・スポ体験学習は、事前学習前に抱いていた障害イメージがネガティブな児童にとっては、その意識変容の契機となること、その他の児童にとっては、アダプテッドの考え方や実践力を高める具体的な知識や方法を学ぶ契機となったことが伺えた。
- 用具不足や予算の問題が継続に対する阻害要因となっており、日常的に実施できる環境ではないことが示された。
2021年度 チャレンジ!ユニ★スポ 開催状況
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報告書全文 | ダウンロード |
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はじめに・目次・障害者スポーツ プロジェクト | ダウンロード |
[第1章]障害者スポーツ選手のキャリア調査障害者スポーツ・トップアスリートたちのスポーツを始めるに至った経緯や活動状況をヒアリング。 | ダウンロード |
[第2章]テレビメディアによる障害者スポーツ情報発信環境調査東京2020パラリンピック大会前後での、障害者スポーツのテレビでの露出状況を調査。 | ダウンロード |
[第3章]パラリンピアンに対する社会的認知度調査東京2020パラリンピック大会開催後のパラリンピアンに対する社会的認知度を調査。 | ダウンロード |
[第4章]シンポジウム抄録集「パラリンピック報道とパラリンピアンの認知度における社会発信の変化」開催レポート。 | ダウンロード |
[第5章]ユニ★スポ体験での児童の意識変容調査ボッチャ体験会を通して、子供たちの障害や障害者スポーツに対する意識変化を調査。 | ダウンロード |
付録・調査表・集計表 | ダウンロード |
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