調査研究

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2021(令和3)年度

障害者スポーツを取巻く社会的環境に関する調査研究
-障害者スポーツ選手キャリア、テレビ放送、選手認知度、ユニ★スポ体験の効果に着目して-

[第3章]パラリンピアンに対する社会的認知度調査

調査目的

東京2020パラリンピック大会開催後のパラリンピアンに対する社会的認知度、東京大会の視聴状況、日常生活におけるスポーツ環境を測定。前回調査との比較を行い、変化、傾向、要因などを測定。

調査対象

全国の市町村に在住する20歳以上の男女2060名を対象とした、インターネットによるウェブ調査。

パラリンピアンに対する社会的認知度調査

調査結果

  • 最も認知度が高い選手は「国枝慎吾」(45.2%)で、ついで、「上地結衣」(22.5%)、「富田宇宙」(11.3%)、「池崎大輔」(8.7%)、「山本篤」(7.9%)であった。
  • 東京パラリンピックの観戦形態は、「テレビのニュース番組で観た」が42.9%で最も多く、ついで、「テレビで中継番組を観た」(33.0%)、「テレビの選手・競技を紹介した特集番組を観た」(11.7%)であった。
  • 観戦した競技は、「車いすテニス」(46.2%)が最も多く、ついで、「水泳」(41.5%)、「車いすバスケットボール」「開会式」(35.7%)「陸上競技」(31.7%)であった。
  • 東京パラリンピックを観戦した感想は、「アスリートとして非常に優れていると感じた」(76.4%)が最も多く、ついで、「障害の有無にかかわらず、スポーツは一緒にできると感じた」(70.3%)、「障害者への偏見がなくなった、身近な存在に感じた」(68.3%)であった。
  • 東京オリンピック・パラリンピックのチケットの申し込み状況は、オリンピック・パラリンピックのいずれか、もしくはどちらも申し込んだのは10.3%で、約9割は「オリンピックもパラリンピックも申し込まなかった」。
  • 日常生活の中で障害のある人がスポーツを行う光景をみたことがあるかについて、「障害のある人がスポーツを行う光景をみることがある」は、2016年度調査の6.0%から9.4%に増加した。

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はじめに・目次・障害者スポーツ プロジェクト ダウンロード
[第1章]障害者スポーツ選手のキャリア調査障害者スポーツ・トップアスリートたちのスポーツを始めるに至った経緯や活動状況をヒアリング。 ダウンロード
[第2章]テレビメディアによる障害者スポーツ情報発信環境調査東京2020パラリンピック大会前後での、障害者スポーツのテレビでの露出状況を調査。 ダウンロード
[第3章]パラリンピアンに対する社会的認知度調査東京2020パラリンピック大会開催後のパラリンピアンに対する社会的認知度を調査。 ダウンロード
[第4章]シンポジウム抄録集「パラリンピック報道とパラリンピアンの認知度における社会発信の変化」開催レポート。 ダウンロード
[第5章]ユニ★スポ体験での児童の意識変容調査ボッチャ体験会を通して、子供たちの障害や障害者スポーツに対する意識変化を調査。 ダウンロード
付録・調査表・集計表 ダウンロード

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