第6回 YMFSスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティング
平成25年度 第7期生贈呈式
日時 | 3月15日(金) 16:00〜17:00 |
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さらなる飛躍を目指して
第7期生の体験・研究・奨学生が仲間入り

これから1年間、ともにチャレンジを行なうチャレンジャーとそれを支える審査委員の皆さん
第6回YMFSスポーツ・チャレンジャーズ・ミーティング最初のイベントとして、平成25年度 第7期生贈呈式を行ないました。今回は新たに加わった基本助成のチャレンジャーとともに、新設した「スポーツチャレンジ助成(体験/研究)」プログラムの修了者を対象とする継続助成のチャレンジャーも出席。それぞれが緊張した面持ちながらしっかりと贈呈書を受け取り、チャレンジの第1歩を踏み出しました。
これに続いて行なわれた決意表明では体験チャレンジャーの田中幸太郎さん(レスリング/選手)が第7期生を代表して登壇、杉本典彦事務局長をはじめ、審査委員の皆さんにこれまで歩んできた道程を紹介しながら、その中で大きくなっていった目標(リオデジャネイロオリンピック出場)、またその目標にかける決意を語り贈呈式を締めくくりました。
決意表明|第7期生代表 田中幸太郎さん(体験:レスリング/選手)
「私は小学4年生の時にレスリングを始め、オリンピックで金メダルを獲得するという大きな夢に向かって取り組んできました。そして大学進学後も、常に頭の中には全日本選手権大会優勝、そしてロンドンオリンピック出場という強い気持ちがありました。しかし、大学3年生の冬。ロンドンオリンピック日本代表最終選考大会で優勝争いにも絡むことができずあっさりとオリンピックへの道が絶たれました。
これまで必死にトレーニングを積んできた日々。練習での手応え。自分への期待が大きかっただけに、優勝者にくらべ5歩も10歩も足りなかった結果に改めて勝負の厳しさを痛感させられました。
あれほど夢みたオリンピックには皮肉にも代表選手のトレーニングパートナーとして参加することになりました。8月12日大会最終日。66kg級代表である米満達弘選手が決勝戦で豪快な大技を決めて日本男子勢としては6大会24年振りの金メダルを獲得し、日の丸の旗を背負う姿を目の前で見たときは、正直嬉しい気持ち以上に悔しい気持ちでいたのを覚えています。
この経験を通してオリンピック金メダルへの想いをさらに強いものにし、2016年のリオデジャネイロオリンピックでの金メダル獲得にチャレンジします。そしてサポートいただく4月からの1年は実力アップを図り、地盤を固める年と位置付けたうえで全日本選抜大会、ユニバーシアード大会での結果にもこだわって活動していく決意です。
同期生やヤマハ発動機スポーツ振興財団の関係者の皆さんをはじめ、応援して下さる方々との出会いに感謝し、それぞれのチャレンジをお互いで励まし合いながら成長していける1年になるよう日々精進していきましょう」