全国児童 水辺の風景画コンテスト

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平成18年度・第18回 審査員コメント

山中 和之 様
文部科学省 スポーツ・青少年局青少年課 青少年体験活動推進専門官

子供の絵に触れて教員をやっていたころを思い出しました。良い作品が多く選ぶのに悩みました。この絵画コンテストをきっかけに、子供たちが自然に親しむ機会が増えればとてもいいと思います。


八尋 明彦 様
国土交通省 港湾局環境整備計画室 室長

自分が小さいときにこのように上手に絵を描いたかなとまず思いました。この作品を選んだのは、広い海、深い海にたくさんの魚が泳いでいる環境を、いつまでもきれいにしておくという子供の思いが伝わり、描かれている国旗が日本を支える気持ちが込められているように感じられました。


奥山 英史 様
環境省 水・大気環境局水環境課 係長

水辺の環境や保全を意識し、それらに子供が親しむ表情が豊かに表現されていました。とても楽しく選ばせていただきました。


宇賀神 義宣 様
農林水産省 水産庁漁港漁場整備部整備課 課長

漁業をテーマにした絵が多く、選ぶのにとても迷いました。漁業をとりまく環境は厳しいですが、魚を獲る道具などがうまく描かれて、海の文化の継承にもつながる明るい作品が多く、今後の飛躍を感じさせてくれました。


渡邉 麗 様
農林水産省 水産庁漁港漁場整備部計画課

これまではポスターなどで見ましたが、初めて実物を見て圧倒され選ぶのに困りました。魚離れの時代に、漁がよく描かれていてうれしく思いました。これからも漁業が身近に感じられたらいいと思います。


工藤 和男 様
(社)創元会理事長、日展評議員

18回目を迎え個性的でツブぞろいの作品がそろいました。子供の絵は自分の発想、個性が大切です。それを延ばす指導が必要だと思います。自然の大切さを、絵を描くことによって気づくことも大切だと思います。


秦 英樹 様
(社)フィッシャリーナ協会 理事長

働く海、きれいな海、楽しむ海という私の観点で、それを子供たちがどういうふうにとらえているかを重要視して選んでいます。絵を描く子供たちが、どれだけ水辺を見ているのかなぁと思います。子供たちが自分で見て感じて絵を描くために、水辺に連れて行ってほしいと思います。選んだ作品は漁港を市民に開いているということで選びました。


橋川 隆 様
(社)日本マリーナ・ビーチ協会 理事長

今まで作品のタイトルを気にしたことがなかったのですが、「うしガエルさんがスーパージャンプした」などを読むと、審査する側も描いた人の視点になれます。夢のある絵が多く、子供たちはよく見ているなと思います。選んだのはタイからの作品ですが、大津波の被害から早く立ち直ってほしいとの思いを込めました。


服部 善郎 様
(社)海洋レクリエーション協会 ジャパンゲームフィッシュ協会 名誉会員

毎年釣りの絵を選んでいますが、今年は釣り人の見果てぬ夢を見事に描いた作品です。魚、水滴、空と雲が表現されていて、見ていてうれしくなる作品です。竿がもっとしなっていればよかったですね。


賀陽 輝代 様
ワールドチルドレンズファンド 日本代表

タイのプーケットからの作品が入賞してとてもうれしく思います。一目ぼれした作品を賞に選びました。いたずら好きな子供のころを思い出させてくれる作品です。


小林 修 様
(社)日本舟艇工業会 専務理事

今回初めて審査させていただきました。緊張し、悩みながら選びました。海原でボート釣りを楽しむ人の楽しさ、マリンレジャーの楽しさが伝わります。


笹川 壮一 様
ヤマハ発動機(株)国内マリン事業部事業部長

子供たちの熱意、関係省庁、先生のご支援などによって18回を迎えることができました。私は3回目の審査ですが、毎回元気をもらいます。輝くまなざしで絵を描いている子供たちの姿が目に浮かびました。この自然を残し、子供たちがたくましく育っていることをうれしく思います。


児島 玲子 様
プロアングラー

私は釣りばかりですが、絵を見るといろいろな親しみ方、楽しみ方があることが分かります。仲間、生きもの、働く人など子供はよく見ています。こうしたコンテストを通じて水辺の自然に触れる機会がますます増えることを願います。


荒田 忠典 様
(財)日本マリンスポーツ普及教育振興財団 会長

美しい海、働く海、楽しい海をテーマに展開してきました。今回の応募は3,344作品ですが内容もよく、海外からも寄せられました。18回を数え充実してきているということは関係省庁をはじめとする各位の盛り上げようという力が働いたのだと思います。これからは絵の題材を豊富にする工夫、応募地域を拡大する工夫をしてさらなる充実を目指したいと思います。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。



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