このコンテストは、子どもたちが水辺に出かけた時の出来事や、発見・体験を通して感じたこと・学んだことを、子どもらしい素直な表現で自由に描くことによって表現力や感性が育まれ、未来を担う子どもたちが心身ともにのびのびと逞しく成長することを願って開催しています。
※作品募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました
東日本大震災により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈りいたします。
日頃から海の恩恵を受けている私達日本人は、東日本大震災を受けて海の偉大さ・怖さを目の当たりにしました。海の幸を食し生きていく上で、海は身近でありがたいものです。また、海や川などに出かけ子どもたちが感動・体験したことをそのまま素直に絵に表現することは、人間性や感受性を育てるという意味からもとても大切です。ぜひこのコンテストをきっかけに子どもたちの感性を養ってほしいと思います。
など
※水辺とは、河川、湖沼、池、湿原、海、砂浜、岩場、干潟などの水面に近接した場所をさします
小学生以下の児童および幼児
平成23年7月20日(水)〜平成23年9月30日(金)
※当日消印有効
平成23年10月25日(火)
平成23年11月上旬
(審査結果については、入賞者の保護者または応募団体担当者を通じてご連絡します)
規定の応募用紙に必要事項を記入し作品の裏側右下に貼付の上、
下記応募先まで郵送または宅配便にて送付
〒437-1117 静岡県袋井市松原2455-2
第23回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」係
TEL:0538-23-8700 お問い合わせ受付:9:00〜12:30、13:30〜17:00
(7月〜9月は木・金曜日を除く、10月以降は土・日曜日を除く)
工藤和男審査員長(社団法人創元会理事長、日展評議員)をはじめとする、複数の審査員により、厳正なる審査を行います
オリジナルパズル
※賞品は予告なく
変更する場合があります
大臣賞 | |
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文部科学大臣賞 | 1点 |
国土交通大臣賞 | 1点 |
環境大臣賞 | 1点 |
農林水産大臣賞 | 1点 |
審査員長特別賞 | 1点 |
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金賞(幼児、低学年、高学年 各2点) | 計6点 |
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銀賞(幼児、低学年、高学年 各3点) | 計9点 |
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銅賞(幼児、低学年、高学年 各5点) | 計15点 |
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特別賞 | |
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日本舟艇工業会会長賞 | 1点 |
ジャパンゲームフィッシュ協会会長賞 | 1点 |
日本マリーナ・ビーチ協会会長賞 | 1点 |
ヤマハ発動機賞 | 1点 |
予選通過作品(入賞作品を含む)
大臣賞受賞者に対して表彰式を行います
会場は、原則として大臣賞受賞者が在籍する学校または保育園・幼稚園にて行います
※第22回大臣賞受賞者の表彰式の様子は、こちら
第23回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」では、2011年7月20日から9月30日まで、「水辺で発見・体験したことや学んだこと」、「水辺の仕事や乗り物」、「水辺で見た景色」、「水辺に棲む生き物」をテーマとした作品を募集し、全国各地の幼稚園、保育園、小学校、絵画教室などから合計6,472点という多くの作品が寄せられました。(昨年8,307点)
応募された作品は、「美しい水辺の風景を守っていきたい」という願いや、「水辺の生き物と触れ合った」ことを描いたものも多く、自然と接して感じたことや体験したことが子どもらしい感性で生き生きと表現されていました。
作品の応募状況については、こちらをご覧ください。
2011 年10月25日(火)、日展会館(東京都台東区)において本選会を実施し、入賞作品を選出しました。
審査は、社団法人創元会理事長および日展評議員の工藤和男画伯をはじめとする11名の審査員によって行われ、「文部科学大臣賞」「国土交通大臣賞」「環境大臣賞」「農林水産大臣賞」、「審査員長特別賞」、「金賞」「銀賞」「銅賞」、「特別賞」の合計39点の入賞作品が選ばれました。
大臣賞、審査員長特別賞の受賞者は、各受賞者が所属する学校または幼稚園・保育園にて行います。
また、入賞作品は、2012年3月1〜4日に開催される「ジャパンインターナショナルボートショー2012」等にて展示する予定です。
2011年10月18日(火)、ヤマハ発動機コミュニケーションプラザ (静岡県磐田市)において予選会を実施しました。
審査は、社団法人創元会理事長および日展評議員の工藤和男画伯と社団法人創元会会員および日展会友の服部譲司画伯により行われ、入選作品331点が選ばれました。
東日本大震災の影響を受け、作品が集まるか心配をしておりましたが、震災の被害が大きかった宮城県、岩手県、福島県からも多数の応募をいただき、大変うれしく思っています。本コンテストは今回で23回目を迎えましたが、年々のびのびと描かれた作品が多くなっているように感じています。そして、子どもたちの感性を磨き、自然に触れ考える機会を作るこのコンテストは、とても大切であると感じています。今後もますます子どもたちの情操を育み、明るい社会にしていけるよう、コンテストを続けてほしいと願っています。
第23回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」は、全国各地から合計6,472点の作品の応募がありました。(昨年は8,307点)
今回は、「水辺で発見・体験したことや学んだこと」、「水辺の仕事や乗り物」、「水辺で見た景色」、「水辺に棲む生き物」をテーマに、小学生以下の児童を対象に作品を募集いたしました。
いずれの作品も子どもたち自身が体験したことや、学んだこと、思い出に残ったことなどが生き生きと描かれていました。
ここ数年の年齢別の応募数の割合をみると、幼児の応募が徐々に増えてきていることがわかります。
作品の内容からも、学校や幼稚園・保育園の行事で、水辺の体験行事などを行っている団体もあり、水辺教育に積極的に取り組んでいる様子がうかがえます。
また、昨年から継続して応募のあった団体数が新規の応募団体数を上回りました。
昨年は、新規で応募いただいた団体が増加しましたが、それらの団体からも継続して多数の応募をいただきました。
当コンテストの趣旨に対する理解が深まり、賛同いただいている団体が年々増加していることがうかがえます。
第23回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」において決定した大臣賞(文部科学大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞、農林水産大臣賞)を受賞した4名の表彰式を各受賞者の所属する小学校にて開催いたしました。各表彰式の様子をご紹介します。
日時 | 平成23年11月28日(月) | ![]() |
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受賞者 | 中山 結夢(なかやま ゆめ)さん | |
作品名 | 「すな山になみがきた!」 | |
贈呈者 | 近畿地方整備局 和歌山港湾事務所 所長 長池伸治様 | |
取材 メディア |
朝日新聞社、産経新聞社 |
日時 | 平成23年11月30日(水) | ![]() |
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受賞者 | 竹内 えりか(たけうち えりか)さん | |
作品名 | 「海の宝石箱」 | |
贈呈者 | 審査員長 工藤和男様(社団法人創元会理事長、社団法人日展評議員) |
日時 | 平成23年12月2日(金) | ![]() |
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受賞者 | 牧 桂史(まき けいし)くん | |
作品名 | 「出航の準備」 | |
贈呈者 | 高知県高知市立小高坂小学校校長 島崎雅彦様 | |
取材 メディア |
高知新聞社、NHK高知放送局、高知さんさんテレビ |
日時 | 平成23年12月8日(木) | ![]() |
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受賞者 | 真謝 紀香(まじゃ のりか)さん | |
作品名 | 「でっかい魚みいつけた!」 | |
贈呈者 | 竹富町教育委員会 教育長 慶田盛安三様 |
文部科学大臣賞
小野 保 様(文部科学省 スポーツ・青少年局青少年課 青少年体験活動推進専門官)
昨今、子どもたちが自然の中でキャンプをしたり、魚を捕ったりする活動機会が少なくなっていると言われております。しかし、この絵は子どもたちが自然の中で生き生きとした笑顔を見せて魚を捕る様子が描かれており、全国の子どもたちもこの絵のように笑顔で活動していただければ、という思いを込めて選ばせていただきました。
国土交通大臣賞
小池 慎一郎 様(国土交通省 港湾局 国際・環境課 港湾環境政策室 室長)
ビーチでとても楽しんでいる様子がシンプルに描かれていること、そして色の使い方を工夫して波の躍動感をうまく表現していることが決め手となりました。とくに今般、大災害があり水辺に出かける機会が減っていると聞いていますが、この楽しそうに遊ぶ絵をみていただくことで、来年の夏は多くの方に水辺で遊んでいただけたら、と思います。
環境大臣賞
池田 りか 様(環境省 水・大気環境局 水環境課 課長補佐)
シュノーケリングの水中眼鏡を通して見える海中の景色を描いている構図がとてもユニークです。また海の中の多様な生物が描かれていますが、この作品のようにいつまでも日本に豊かな海があって欲しいという願いを込めて、選ばせていただきました。
農林水産大臣賞
佐野 文敏 様(農林水産省 水産庁 漁港漁場整備部計画課 課長補佐)
漁業の絵を描く際、一般的には実際に漁を行っている風景を描いた作品が多く見られます。しかし、この絵は小さな港で出漁の準備をしている漁師を描いたものです。実際に漁師を目の前にして描かれている様子が浮かんできます。また、描かれている漁船は細部まで丁寧に描写されているだけでなく、その歴史と漁師が大切に扱ってきたことを感じさせる部分に惹かれて選びました。
審査員長特別賞
工藤 和男 様(社団法人創元会理事長、日展評議員)
今年は大きな震災があり、日本の漁業は大きな打撃を受けました。そういった状況の中で、海に囲まれた日本はこれからも水産国家としてがんばっていかなければなりません。そこで最もそれを象徴する漁師が働いている姿を描いた作品が良いだろうと思いました。そういった作品がいくつかある中で、漁師のみなさんの真剣さ、そして魚たちの生き生きとした様子がしっかりと描かれているこの作品を選びました。
日本舟艇工業会会長賞
釣谷 康 様(社団法人日本舟艇工業会 専務理事)
私たちは海洋レジャーの振興を目指した活動をしています。その中にボートゲームフィッシングという、釣りを楽しみながらボートに親しんでもらうイベントがあり、この作品のきれいな景色とうれしそうな表情が、そのイメージにぴったりだったことから選びました。私たちもこの絵のように子どもたちが釣りを楽しめる環境を作っていきたいと思います。
日本マリーナ・ビーチ協会会長賞
向江 政秋 様(社団法人 日本マリーナ・ビーチ協会 事務局長)
この作品は、沖には緑のある島が見え、ビーチでは子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿が描かれています。まさに私たちが目指す楽しく利用されるビーチであり、また、水辺の風景の一つでもあり、こういった風景を子どもたちに残していかなければならないという思いをさらに強くさせられたことから、この作品を選びました。
ジャパンゲームフィッシュ協会会長賞
岡田 正文 様(NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会 事務局 事業部長)
海を題材にした作品がたいへん多い中で、この作品は川を題材にしており、ヤマメが力強く跳ね上がる姿とオニヤンマの組み合わせで、美しい清流が表現されています。現在は海も川も環境の変化が問題となっていますが、いつまでも変わらずこの絵のようなきれいなで健全な環境が残ってほしいという願いを込め、この作品を選びました。
ヤマハ発動機賞
鈴木 正典 様(ヤマハ発動機株式会社 総務部 部長)
ヤマハ発動機は感動創造という企業理念を持って企業活動していることから、水辺で感動している様子がしっかりと表現されていることをポイントに選びました。この作品は自分の体より大きなカニを描くことで子どもたちがカニを捕まえた喜びがしっかりと表現されており、見る者に感動が伝わってくる作品だと思い、選ばせていただきました。