障害者スポーツ選手発掘・育成システムの現状と今後の方向性に関する調査研究 (平成26年度)
調査概要
本年の活動をまとめた報告書では、スポーツキャリアの分析から、障害者スポーツ選手の発掘、育成、強化の課題を明らかにするとともに、今後の方向性についての論考を行いました。またこれらの課題について、指導者、スタッフ、アスリートに対するヒアリングを行い、課題と今後の方向性を整理しました。さらに、インターネットによるウェブ調査によって、一般の人の障害者スポーツに対する関心度、認知度を調査しました。その他、2年前に実施した大学への調査を再度行い、2020東京オリンピック・パラリンピックの決定によって、大学での障害者スポーツの環境がどう変わったかを調査し、またYMFSが初めて実施した障害者スポーツの環境についてのシンポジウムの内容を紹介しました。日本の障害者スポーツの社会的環境は多くの課題を抱えており、2020東京パラリンピックに向けて、行政、民間が協力してこうした課題を改善していかなければなりません。そうした動きにこの報告書が広く活用されることを強く期待しています。
調査研究委員会
委員長 |
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委員 |
浅見俊雄 |
東京大学・日本体育大学 名誉教授 公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団 理事 |
藤田紀昭 |
同志社大学 スポーツ健康科学部 教授 |
高橋義雄 |
筑波大学 体育系 准教授 |
齊藤まゆみ |
筑波大学 体育系 准教授 |
岡本純也 |
一橋大学大学院 商学研究科 准教授 |
田中暢子 |
桐蔭横浜大学 スポーツ健康政策学部 准教授 |
河西正博 |
びわこ成蹊スポーツ大学 スポーツ学部 助教 |
難波真理 |
学校法人天理大学 天理スポーツ強化推進室 室員 |
中森邦男 |
公益財団法人日本障害者スポーツ協会 強化部 部長 日本パラリンピック委員会 事務局長 |
澁谷茂樹 |
公益財団法人笹川スポーツ財団 スポーツ政策研究所 主任研究員 |
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調査結果
報告書全文 |
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はじめに |
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目次と委員一覧 |
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第1章 障害者スポーツの現状と課題本章では「パラリンピアンのスポーツ社会化にみる特異性」や「障害者アスリートの人材発掘・育成に関する課題」などについて報告しています。 |
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第2章 障害者スポーツ選手発掘・育成システムの現状と今後の方向性に関するヒアリング調査本章では「障害者スポーツ競技団体」、「障害者スポーツコーチ、スタッフ」、「障害者スポーツトップアスリート」に対して実施した選手の発掘や育成に関する課題や展望についてのヒアリング調査結果を紹介しています。 |
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第3章 パラリンピアンの社会的認知調査本章では全国の20歳以上の男女を対象に実施したオリンピアン・パラリンピアンの社会的認知や大会視聴状況に関するインターネット調査結果を紹介しています。 |
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第4章 大学における障害者スポーツの現状に関する調査2014本章では全国の体育学・スポーツ科学・健康科学などに取組む183大学・197学部・学科・コースに対して行った障害者スポーツや障害学生環境に関する質問紙調査結果を紹介しています。 |
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第5章 日本のパラリンピック選手強化の現状と課題シンポジウム抄録集本章では2014年12月に兵庫県と東京都にて実施したシンポジウムの模様について紹介しています。 |
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あとがき |
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附録1ヒアリング対象者一覧 |
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附録2パラリンピアンの社会的認知調査 調査票 |
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附録3大学における障害者スポーツの現状に関する調査2014 調査票 |
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附録4大学における障害者スポーツの現状に関する調査2014 単純集計表 |
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※上記調査結果のローデータをご希望の方は、電話にてご連絡ください。メールでのお申し込みは受け付けておりません。