平成28年度・第28回 全国児童 水辺の風景画コンテスト/海や水辺に出かけて「思い出に残る発見や体験」をしよう!

「全国児童 水辺の風景画コンテスト」は、子どもたちが水辺に出かけ、新たな発見・体験する機会を創出するとともに、表現することを通じて感性を育む一助となることを願って、平成元年より毎年実施しています。

作品募集のご案内(PDF)
募集要項(PDF)
応募用紙(PDF)
工藤和男審査員長(創元会会長、日展会員)からのメッセージ

子どもたちの感性を磨くという意味で、絵を描く環境を整えることはとても重要な役割を担っていると感じています。また、社会環境や自然環境の変化により子どもたちが自然に触れる機会がずいぶんと減っている中、自然と親しむことはとても重要であります。今年で28回を迎える本コンテストを通じて、多くの子どもたちが創作活動への意欲と、自然への興味を持っていただけることを願っています。

「体験の風をおこそう」運動 推進委員会

国立青少年教育振興機構が青少年団体等と連携し、推進している「体験の風をおこそう」運動では、子どもの頃の体験(読書、手伝い、外遊びなど)の機会の充実と、その大切さを伝える取組を行っています。

「体験の風をおこそう」運動とは

近年、社会が豊かで便利になるなかで、子どもたちの自然体験、社会経験、生活体験などの体験が減少している傾向にあります。「体験の風をおこそう」運動は、子どもの健やかな成長に、体験がいかに大切かを広く発信し、社会全体で体験活動を推進する気運を高める運動です。


保護者・指導者の皆さまへ

「全国児童水辺の風景画コンテスト」は、子どもたちが海や水辺に出かけた時の「びっくりするような発見」や「思い出に残る貴重な体験」からさまざまなことを学び、逞しく成長することを願って毎年実施しています。

近年、自然とふれあう機会が減少していると言われていますが、当コンテストをきっかけに水辺へ出かけ、自然とふれあい、体験した出来事を思い出しながら絵に表現してみませんか?子どもらしく素直な感性・視点で生き生きと描かれた作品を心よりお待ちしています。


注意事項
  • 応募作品の使用に関するあらゆる権利(ホームページ、機関紙、出版物への掲載等)は、公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団に帰属します。
  • ご提供いただいた個人情報は、当財団の個人情報保護方針(http://www.ymfs.jp/privacy/)に基づき、本コンテスト以外には使用しません
  • 入賞・入選者の氏名、学年、所属団体名、居住地(市区町村)、作品名および表彰式の際に撮影した写真は、当財団のホームページやツール、結果通知の発送物等に使用します
  • 作品発送時の事故・破損についての責任は負いかねます
  • 審査結果についてのお問い合わせはご遠慮ください。審査結果は、応募いただいた団体のとりまとめ担当者・保護者の方宛に11月1日に書面にて発送いたします。2週間経過後も届かない場合は、お手数ですがコンテスト事務局までお問い合わせください。(0538-23-8700)

応募方法

応募テーマ
応募用紙(PDF)

海や川・湖・港などの景色や仕事風景、水辺で体験したこと、船やボートなどの乗り物、水辺に棲む生き物など

  • ※水辺とは、河川、湖沼、池、湿原、海、砂浜、岩場、干潟などの水面に近接した場所をさします
応募対象

小学生および幼児

応募期間

平成28年7月1日(金)~平成28年9月30日(金)

  • ※必着
審査会

最終審査会:平成28年10月25日(火)

結果発表

平成28年11月2日(水)
(審査結果は、当財団のホームページにて発表します)

応募作品について
  • 四ツ切サイズ(54cm×38cm)の画用紙、もしくは同サイズの用紙
  • 水彩・パステル・クレヨン・色鉛筆・版画など画材は自由
  • ※標語など文字は入れないでください
  • ※1人1点とし、応募者本人が描いた未発表作品に限ります
  • ※過去入賞作品の模倣・酷似と認められる作品は、受賞決定後であっても賞を取り消す場合があります
応募上の注意
  • ※賞状に記載する応募者氏名、賞状等のお届け先となる住所、電話番号、FAX番号は正しくご記入ください
  • ※記入事項に漏れのある場合は無効となります。特に「作品の説明」は審査の対象となります
  • ※四ツ切サイズよりも小さい用紙に描いた場合は、四ツ切サイズと同等の紙に貼付のうえ送付してください
  • ※応募用紙はコピーしてご利用できます(拡大・縮小コピーは不可)
よくある質問と回答
応募方法

規定の応募用紙に必要事項を記入し作品の裏側右下に貼付の上、
下記応募先まで郵送または宅配便にて送付

〒437-1117 静岡県袋井市松原2455-2
第28回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」係 TEL:0538-23-8700

賞について

審査方法
第27回審査風景

第27回審査風景

工藤和男画伯(一般社団法人創元会会長、公益社団法人日展会員)を審査員長とする、画家、後援各省・団体の審査員によって厳正に審査

10月18日(火) 1次審査・2次審査会
10月25日(火) 最終審査会

入賞(賞状、副賞):計40点
最優秀賞 文部科学大臣賞 1点
国土交通大臣賞 1点
環境大臣賞 1点
農林水産大臣賞 1点
特別賞 審査員長賞 1点
日本マリン事業協会会長賞 1点
日本ユネスコ協会連盟賞 1点
日本マリーナ・ビーチ協会会長賞 1点
ジャパンゲームフィッシュ協会会長賞 1点
国立青少年教育振興機構理事長賞 1点
ヤマハ発動機賞 1点
YMFS特別賞 2点
優秀賞 幼児の部 金賞 3点
銀賞 3点
銅賞 3点
小学校低学年の部(小学校1〜3年生) 金賞 3点
銀賞 3点
銅賞 3点
小学校高学年の部(小学校4〜6年生) 金賞 3点
銀賞 3点
銅賞 3点

入賞作品副賞

ワイズギアオリジナルトートバッグ

ワイズギア
オリジナルトートバッグ

作品オリジナルパズル

作品オリジナル
パズル

マルマン スケッチパッド(A4)

マルマン
スケッチパッド(A4)

マルマン 図案メモパッド(A7)

マルマン
図案メモパッド(A7)


サクラクレパス 文具セット

サクラクレパス
文具セット

サクラクレパスマット水彩 ストラップボールペンミニ

サクラクレパス
マット水彩
ストラップボールペンミニ

サクラクレパス消しゴム3本セット

サクラクレパス
消しゴム3本セット

サクラクレパス カラーサインペン6色セット

サクラクレパス
カラーサインペン
6色セット


秀作

263点(賞状・副賞を贈呈) ※1次・2次審査通過作品

秀作副賞

マルマン 図案メモパッド(A7)

マルマン
図案メモパッド(A7)

マルマン スケッチパッド(A4)

マルマン
スケッチパッド(A4)

サクラクレパス カラーサインペン6色セット

サクラクレパス
カラーサインペン
6色セット

サクラクレパス消しゴム3本セット

サクラクレパス
消しゴム3本セット


佳作

300点(賞状・副賞を贈呈) ※1次審査通過作品

佳作副賞

マルマン スケッチパッド(A4)

マルマン スケッチパッド(A4)

サクラクレパス カラーサインペン6色セット

サクラクレパス カラーサインペン6色セット


※副賞は予告なく変更する場合があります
※主催団体である公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団設立10周年を記念して賞典数を100点増加しました

作品返却について

返却希望連絡があった場合のみ、ゆうパックの送料着払いにて返却可能です。

  • 審査結果送付の際に返却の希望を確認します。
  • 平成29年3月中旬までに返却の予定です。
  • 返却作品は他のコンテストに応募できません。

ゆうパック着払い料金目安表

作品数 サイズ 県内 北海道 東北 関東 信越 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州 沖縄
  第5地帯 第2地帯 第1地帯 第2地帯 第3地帯 第6地帯
静岡県 北海道 青森県 茨城県 新潟県 富山県 愛知県 滋賀県 鳥取県 香川県 福岡県 沖縄県
岩手県 栃木県 長野県 石川県 三重県 京都府 岡山県 徳島県 佐賀県
秋田県 群馬県   福井県 岐阜県 大阪府 島根県 愛媛県 大分県
山形県 埼玉県     兵庫県 広島県 高知県 熊本県
宮城県 千葉県 奈良県 山口県   長崎県
福島県 東京都 和歌山
  宮崎県
  神奈川
  鹿児島
山梨県  
1〜
100枚
100 1,030円 1,540円 1,230円 1,130円 1,230円 1,340円 1,650円
101〜
300枚
120 1,230円 1,750円 1,440円 1,340円 1,440円 1,540円 1,850円
301〜
600枚
140 1,440円 1,950円 1,650円 1,540円 1,650円 1,750円 2,060円

※上記の料金は、四つ切サイズの画用紙を基準としており、あくまでも目安となる金額です。実際の料金は、作品のサイズや描画方法、貼付物の有無などによって異なります。

審査結果

第28回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」では、2016年7月1日から9月30日の期間、水辺に出かけた時に発見・体験したことや学んだことを、子どもらしい素直な表現でのびのびと描いた作品を募集しました。

全国各地の幼稚園、保育園、小学校、絵画教室などから、水辺で発見・体験したことや学んだこと、水辺の仕事や乗り物、水辺で見た景色、水辺に棲む生き物などについて描かれた合計10,321点という多くの作品が寄せられました。(昨年8,768点)


入賞者一覧

(最終審査会通過作品40点)

秀作一覧

(2次審査会通過作品260点)

佳作一覧

(1次審査会通過作品302点)


入賞作品選考
日時 平成28年10月25日(火)
場所 日展会館(東京都台東区)

入賞作品は、2次審査会を通過した300点の作品の中から、「文部科学大臣賞」「国土交通大臣賞」「環境大臣賞」「農林水産大臣賞」、「特別賞」 、「優秀賞」の合計40点が選ばれました。

第28回『全国児童 水辺の風景画コンテスト』入賞作品決定のご案内(PDF)




審査員長
一般社団法人創元会 会長、公益社団法人日展 会員工藤 和男 画伯
審査員
文部科学省 生涯学習政策局 青少年教育課 青少年体験活動推進専門官湯澤 麻起子 様
国土交通省 港湾局 海洋・環境課 課長佐々木 宏 様
環境省 水・大気環境局 水環境課 課長補佐久米 英行 様
農林水産省 水産庁 漁港魚場整備部 計画課 課長補佐田中 健治 様
一般社団法人創元会 副理事長、公益社団法人日展 会員小川 尊一 画伯
一般社団法人創元会 会員、公益社団法人日展 会友服部 譲司 画伯
一般社団法人創元会 会員、浜松美術協会 会員杉山 悦照 画伯
俳優、画家国広 富之 画伯
一般社団法人日本マリン事業協会 専務理事吉海 浩一郎 様
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 理事間瀬 雅晴 様
一般社団法人日本マリーナ・ビーチ協会 理事谷山 晋 様
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会 事務局 事業部長岡田 正文 様
独立行政法人国立青少年教育振興機構 総務企画部 部長平川 康弘 様
ヤマハ発動機株式会社 人事総務本部 総務部 部長小畑 利栄 様
公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団 常務理事大庭 義隆

審査員の皆様

工藤和男審査員長


審査員長総評

工藤 和男 画伯 一般社団法人創元会 会長、公益社団法人日展 会員

近年の日本において、情操的な教育が衰退しているのではないかという不安がありました。しかし、28回目を迎えた今回、過去最高となる1万点を超える作品の応募があり、ご家庭をはじめ、保育園、幼稚園、小学校、そして絵画教室などが、子どもたちに自然に触れる機会、絵を描く機会を作り、情操的な面を伸ばす活動を活発に行っている現実を確認できとてもうれしく思いました。このコンテストは「人づくり」ですが、今後も皆さまによって情操教育の機会が創出され、豊かな日本が続いていくことを期待します。

予選会
日時 平成28年10月18日(火)
場所 ヤマハ発動機コミュニケーションプラザ(静岡県磐田市)
第28回審査風景

海や川などの水辺に出かけた時に体験したことや感動したことなどを描いた10,321点の応募作品の中から、1次審査会にて602点、2次審査会にて300点の作品が選ばれました。

2次審査会を通過した作品からは、10月25日に開催する最終審査会において、さらに入賞作品40点が選ばれます。


秀作一覧

(2次審査会通過作品260点)

佳作一覧

(1次審査会通過作品302点)

審査員
一般社団法人創元会 会長、公益社団法人日展 会員工藤 和男 様
一般社団法人創元会 副理事長、公益社団法人日展 会員小川 尊一 様
一般社団法人創元会 会員、公益社団法人日展 会友服部 譲司 様
一般社団法人創元会 会員、浜松美術協会 会員杉山 悦照 様
応募状況
応募作品数推移

学年別応募作品数
年齢別応募作品割合(%)

幼児の作品応募が特に多かったこともあり、過去最高となる10,000点を超えました。特に、夏休みを利用して家族で水辺に出かけた時のことを描いた作品が多かったようです。


お知らせ

  • 審査結果につきましては、11月1日にメール便にて発送しますが、2週間経過後も到着しない場合には、再送いたしますのでご連絡ください。(問い合わせ電話番号:0538-23-8700)
  • 大臣賞の受賞者は、おもに各受賞者が所属する学校または幼稚園・保育園にて表彰式を行います。
  • 入賞作品は、平成29年3月2日(木)〜5日(日)に開催される「ジャパンインターナショナルボートショー2017」(横浜市・パシフィコ横浜) にて展示する予定です。

表彰式

第28回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」において決定した大臣賞(農林水産大臣賞、環境大臣賞表彰式、文部科学大臣賞、国土交通大臣賞)を受賞した4名の表彰式の様子をご紹介します。

農林水産大臣賞表彰式
日時 2016年12月2日(金) 13:00~13:30
場所 吉野川市立西麻植小学校 校長室
受賞者 笠岡 大志(かさおか たいし)さん
吉野川市立西麻植小学校 3年生(9歳)
作品名 「大漁だ!」
贈呈者 第28回「全国児童水辺の風景画」コンテスト審査員長 工藤和男画伯(一般社団法人創元会会長、公益社団法人日展会員)
表彰式レポートを見る

表彰式レポート

平成28年12月2日(金)、徳島県吉野川市立西麻植小学校の校長室にて、桑原淳二校長、ご両親列席のもと、農林水産大臣賞の表彰式を執り行いました。

今回受賞した作品「大漁だ!」は、今年の夏の終わり頃、家族で鳴門に旅行した際、目にした、地元・徳島の名産「すだちブリ」の水揚げを描いたものだそうです。 「オレンジのブイが付いたいけすの中に、たくさんブリが泳いでいるよと若い漁師さんが教えてくれました。描き上げるのに苦労したところも、一番気に入っているところも若い漁師さんの顔の表情です」と大志さん。

工藤和男審査員長からは「非常に力強く描かれています。漁師の生き生きした姿もいいですし、何よりも水揚げされたブリがとてもおいしそう。たも網ですくいあげた魚が、ぴちぴち跳ね上がる勢いのいい様子が見事です。また帽子やパンツに赤い色を持ってきたことも絵を強く見せている要因ですね。いかにも鳴門らしい海の表情もあってとてもいい作品」との講評をいただきました。

ご両親によると大志さんは、「2歳くらいの時に初めて1冊のスケッチブックを手渡したところ、3日ともたなかったんです。それくらい小さい頃から絵を描くことが大好きで、白い紙と鉛筆を渡しておいたら、ロボットなど自分で想像した色々なものを飽きることなく描きつづけていますね。自分から絵を習ってみたいと言ってきたので、小学1年生の2月くらいから、近所の絵画教室に通い始めた」そうです。

絵のテーマが見つかると図書館に出かけて新聞記事などの関連資料を集めて描いている大志さん。テーマに関する何かを実際に見に行きたいと言えば、ご両親は可能な限り連れて行くよう心がけているそうです。「何事にも好奇心旺盛で」と大志さんを見つめながら微笑むお母様の恭子さん。

今回の受賞を受けて「絵画教室の先生から電話をもらって飛び上がって喜んだ」という恭子さんに対し、一方、お父様の大起さんは「びっくりしましたね。ただ、昨年くらいから色々なコンクールで入賞し始めていて、今年は全国レベルの賞を取りたいなぁと本人ががんばっていたところでしたので、その成果が報われたのではないでしょうか」と期待通りといった表情を浮かべていました。

「絵を描くのは大好き。これからもいい絵をたくさん描いていきたい」と目を輝かせる大志さんの将来の夢は「お笑い芸人」。明るく元気で、周りを楽しい気持ちにさせる大志さんにはぴったりかもしれません。


工藤和男審査員長より表彰状を授与

(左より) 工藤審査員長、お父様・笠岡大起さん、大志さん、お母様・恭子さん、西麻植小学校桑原淳二校長


秀作に選ばれた1年生・平島 優作さん(左)と6年生・前田 雪乃さん(右)の表彰式も行いました

地元のケーブルテレビ2局の取材に、緊張し照れながらも朗らかに答える大志さん


大志さんが通う絵画教室・アトリエ遠渡(高木教室)の高木和子先生。「大志さんの絵は、子どもらしく動きがあって、元気いっぱい。しかも、いつもニコニコして楽しそうに描いているんですよ。教室へは皆勤賞です」

お母様方のお祖父様が墨絵専門の絵描きさんだったそうで、大志さんの絵好きはその影響もあるのかもしれません。既に他界されており、受賞を受けてすぐ墓前に報告に行かれたそうです。
「生きていたら今回を誰よりも喜んだと思います」と恭子さん


児童の優秀作品を掲示しているコーナーにさっそく展示されていた本コンテストのポスター

環境大臣賞表彰式
日時 2016年12月5日(月) 8:30~9:00
場所 堺市立福泉小学校 運動場
受賞者 中島 菜乃遥(なかしま なのは)さん
堺市立福泉小学校 4年(10歳)
作品名 「水辺のホタル」
贈呈者 公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団常務理事 大庭義隆
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表彰式レポート

平成28年12月5日(月)、大阪府堺市立福泉小学校の朝礼時に環境大臣賞の表彰式を行いました。

「こんなに大きい賞に選ばれてびっくり」と照れながら静かにゆっくり話す菜乃遥さんに、「家族みんなですごい! と驚き、離れて暮らす祖父母も大喜びです。学校から受賞の連絡を受けた当初は、正直、実感がなかったのですが、コンテストのホームページを見て、改めて素晴らしい賞をいただいたことに感激しました」と満面の笑みのお母様・憲子さん。そして「おそらく今日、こんなに大きな賞状をいただいて、本人も初めて賞の重みに気づいたのではないでしょうか。どこに飾るか迷ってしまいますね」と一番誇らしそうなのは、お父様の永文さんです。

受賞作品「水辺のホタル」は、堺市都市緑化センターで6月に行われたホタル鑑賞会に、虫などの生き物が大好きな1年生の弟さんと6年生のお姉さん、家族みんなで出かけた時の様子です。菜乃遥さんの「ホタルがいっぱい飛んでいて、夢みたいにすごくきれいだったから描こうと思いました」の言葉にあるように、力を入れたのはホタル。鑑賞会でもらった資料を参考にしたり色々調べて描き上げたそうです。また、「背景の暗い部分と澄み切った川面の色が混ざってしまわないよう、水の色をきれいに描くのが難しかった」と菜乃遥さんは教えてくれました。

「3人の子どもたちは、いろんなことに興味津々なのですが、ホタルが自然に飛んでいるところを初めて見たので大興奮! 暗い中で光を発しているものが虫であることに感動していましたね。夏休みの宿題で、どんな絵を描こうか話していた時に、本人が言い出したんですよ、ホタルを描きたいって」(憲子さん) しかし、ホタルを見た時は真っ暗闇。そこで「もう一度その場所を見たい」と言う菜乃遥さんに応えて、今度は昼間に連れて行ったのだそうです。 憲子さんによれば「夏休み中、絵を描くことは楽しみに取っておいて、先に他の宿題をやり終えてから、じっくり時間をかけ少しずつ仕上げていました。出来上がった時には、やっとできたね、がんばったね! という気持ちだった」と言います。

小学1年生から水泳を習っていることもあって、菜乃遥さんの夢は「ドルフィントレーナー」。
「どの方向を目指すにしても、目標もって取り組んでくれればいいですね。こつこつ努力するのは得意だと思いますので」と目を細める永文さん。背景の緑を塗り分けたり、弧を描く水面のかすかな動きを表現するなど、ていねいに描かれた作品のように、菜乃遥さんらしく目標に向かって一歩ずつ着実に進み、夢を実現してくれることでしょう。


全校児童に見守られながら、当財団常務理事・大庭義隆より表彰状を受け取る中島菜乃遥さん

(左より)堺市立福泉小学校 島津昌博校長、お父様・中島永文さん、菜乃遥さん、お母様・憲子さん、担任の妹脊成重先生


「菜乃遥さんは、何事にたいしてもていねいに取り組む児童です。この絵を見たときには、その出来映えに正直びっくりしました。陰影がはっきりしていて、ていねいさが詰まったものすごく良い作品でしたので、これはコンテストに出さなければもったいない! と慌てて速達で応募したんですよ」と担任の妹脊先生(右)

お姉さんの影響もあって、小さい頃から絵を描くことはもちろん、塗り絵や折り紙、ビーズでなにかを作ったりと、創作活動が好きな菜乃遥さん


表彰状の大きさと重さに驚いたと菜乃遥さん。全校児童約1300名の前で表彰式が行われました

「子どもたちは自然の中で遊ぶのがとても楽しそうなので、特に意識しているわけではありませんが、磯遊びしたり、川で魚釣りなど、自然とふれあう機会が多いかもしれません」とご両親

文部科学大臣賞表彰式
日時 2016年12月12日(月) 8:00〜8:10
場所 加西市立北条東小学校 体育館
受賞者 細野 誠人(ほその まこと)さん
堺市立福泉小学校 4年(10歳)
作品名 「みんなであまごつかみ」
贈呈者 加西市教育委員会 教育長 高橋晴彦様
表彰式レポートを見る

表彰式レポート

平成28年12月12日(月)、兵庫県加西市立北条東小学校の全校児童が集まる体育館にて、文部科学大臣賞の表彰式が行われ、加西市教育委員会 高橋晴彦教育長から細野誠人さんに賞状が手渡されました。

受賞の報告を受けた際、最初は文部科学大臣賞がどのような賞なのか分からなかったそうですが、担任の先生が説明してくれ「気絶しそうなくらい嬉しかったです」と満面の笑みの誠人さん。一方、お母様の早苗さんは「小さい時から、物をつくったり絵を描いたりすることが好きな子でしたが、こんな大きな賞がもらえるほどとは思っていなかったので、当初はピンと来ていなかったんです」と謙遜されていました。

受賞作「みんなであまごつかみ」は、夏休みに従兄弟や友だちと一緒に丹波のあまご村に出かけた様子を描いた作品です。「とても楽しかったので、その楽しさを伝えるには、どう表現したらいいのか考えて、あまごをやっとつかまえた瞬間を絵にした」(誠人さん)そうです。描くにあたって一番苦労した箇所はあまごの模様。「ちょっと独特なので、よく思い出しながら、図鑑も参考にして描きました。また、透き通っているような川の水の色を表現するのも難しかった」と誠人さんが教えてくれました。

生き物が大好きで、なかでも恐竜への興味関心が強く、「大きくなったら古生物学者になりたい」と話す誠人さん。早苗さんによると「不思議な生き物などのテレビ番組を良く見ています。水族館や博物館などには行きたがるのですが、実は、本人はインドア派。ですので、あまご釣りやキャンプなどの自然体験をさせたいと、なるべく外に連れ出すよう心がけています。 絵画教室についても、家にいると屋内遊びばかりしてしまうので、自己表現できる習い事を何かさせたいと、音楽・習字・絵の中から本人に選ばせたところ絵画教室に行くというので、この5月から通い始めたばかりなんです」

「色んな体験すると楽しい。博物館とかに行って、興味深いものを見たり、知らないことを調べたりするのがおもしろい。これからも色々経験して行きたい」と、あまごをつかまえた瞬間のイキイキした作品のように目を輝かせる誠人さん。さまざまな経験の積み重ねと旺盛な好奇心が誠人さんの大きな夢を後押ししてくれるに違いありません。


全児童300名ほどの前で加西市教育委員会 高橋晴彦教育長より表彰状を授与される細野誠人さん

(左より)北条東小学校 繁中一也校長、お母様・細野早苗さん、誠人さん、高橋教育長


佳作に選ばれた6年・西浦 妃華さんの表彰式も行いました

加西市の広報誌の取材にハキハキと答える誠人さん。今回の受賞をたたえ、市民に希望と活力、そしてさわやかさを与え、学術向上を図ることを目的とする「加西市 さわやか市民賞」が贈られるそうです


「誠人さんは、日ごろから色々なことに真面目に一生懸命がんばっています。そういう児童が大きな賞に選ばれて学校としても本当に喜ばしく、他の児童の励みにもなると思います」と繁中校長も目を細めていました

「とったあまごは、その場で塩焼きして食べました。おいしかったです」と子どもらしいコメントも。「絵画教室の先生は、どんな風に何をしたのか、どう感じたのかなど、ただ絵を描かせるだけでなく、子どもと対話しながら作品を描かせてくれているようです。今まで幼い絵だったのですが、今回の作品くらいから、手を伸ばした絵が描けるようになって、成長したなぁと思っていました」と早苗さん

国土交通大臣賞表彰式
日時 2016年12月13日(火) 16:00〜16:30
場所 国土交通省 関東地方整備局 横浜第2合同庁舎14階 141会議室
受賞者 二階堂 蒼海(にかいどう あおい)くん
学校法人吉原学園戸塚ふたば幼稚園 年少(4歳)
作品名 「ふねのうえでみたはなび」
贈呈者 国土交通省 港湾局海洋・環境課 課長 佐々木宏様
表彰式レポートを見る

表彰式レポート

平成28年12月13日(火)、国土交通省関東整備局にて、国土交通大臣賞の表彰式を行いました。受賞者の蒼海くんは幼稚園の年少さんでまだ4歳。会場に到着するや、見知らぬ大人たちにだいぶ戸惑っている様子でしたが、式が始まって名前を呼ばれると「はい」と元気よく答えて壇上に上がり、お父様・孝さんと一緒に大きな賞状を国土交通省 港湾局 海洋・環境課 佐々木宏課長より受け取りました。

受賞の感想を聞かれると、一度は照れてお母様・多実子さんの元に戻ってしまった蒼海くん。しかし多実子さんの応援を受けて、再び壇上にもどると「びっくりしたけど、うれしかった」としっかりした声で話してくれました。

「2人の子どもが船の上で花火を見ている生き生きとした様子や、花火が色使い良く上手に描かれていること、また楽しさが伝わってくることから、国土交通大臣賞に選びました」との佐々木課長からの選定評価にもあるように、子どもたちの楽しそうな表情や花火の色が印象的な受賞作「ふねのうえでみたはなび」は、6月に行われた横浜開港祭のことを描いたもの。2歳上の姉・湊愛(そあ)さんと多実子さんの誕生日が近いことから、お祝いを兼ねて開港祭の花火を船の上から見るクルージングに家族みんなで出かけたそうです。

「特別な思い出の場面を描いた絵が評価いただき、本当に嬉しい」と多実子さん。孝さんも「大臣賞という大きい賞を息子がもらえるなんて、本当に信じられません」と驚きを隠せない様子でした。

実は今回、湊愛さんも渓流釣りの様子を描いた作品で秀作に選ばれています。とはいえ、特に絵を習いに行くこともなく、家にいて気が向けば、姉弟仲良くそろって絵を描いているとのこと。普段からキャンプや川遊び、海釣りなど、家族で出かけることも多く、時間がある夏休みには、遊びに行った思い出を1枚くらい絵にしてみようかと親子で時間を取るよう心がけているそうです。そして、せっかく描くならばと、たまたまホームページで見つけた本コンテストへの出品を目標に、二人ともがんばって仕上げてくれました。

「パン屋さんになりたい」湊愛さんに、乗り物全般が大好きで、夢は「パイロット!」と即答の蒼海くん。「この先、絵をやりたいと言えば続けさせますし、本人たちが好きなこと見つけて元気にのびのび育ってくれれば嬉しいですね」と姉弟を温かい眼差しで見守るご両親。来年の夏休みにも遊んだ思い出を絵に描いてもらうことを約束し、和やかな雰囲気の中、表彰式を終えました。



国土交通省 港湾局 海洋・環境課 佐々木宏課長(右)よりお父様・二階堂孝さん(左)と一緒に表彰状を受け取る蒼海くん


(左より)佐々木課長、お父様・孝さん、蒼海くん、姉・湊愛さん、お母様・多実子さん、当財団常務理事・大庭義隆

秀作に選ばれた姉・湊愛さんの表彰式も合わせて行いました。大庭常務理事より賞状を受け取り「つりの絵は、すこしむずかしかったけれど、秀作にはいってよかったです」と受賞の感想を答えていました


港湾関連の専門紙2社からの取材を受ける二階堂姉弟

絵を描いていて楽しいことをたずねると「船!」とはつらつと答えてくれた蒼海くん。「花火の色もがんばってきれいにぬったよね」と孝さんからもナイスアシスト。幼稚園年長の湊愛さんは「色をぬるのが楽しい」そうです


終始おだやかな雰囲気で行われた表彰式でしたが、だいぶ緊張気味だった蒼海くん。帰る頃になってようやく場になれてきたのか、身の丈ほどもある賞状を背負うなど、少しやんちゃな部分を見せくれました

入賞作品ギャラリー

作品をクリックすると、詳細を見ることができます

入賞作品一覧(ポスター形式)はこちらからダウンロードできます

最優秀賞


特別賞



優秀賞






コンテストに関するお問い合わせ先
  • 第28回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」係
  • TEL:0538-23-8700
  • 受付時間:9:00~12:30、13:30~17:00(土日を除く)