全国児童 水辺の風景画コンテスト
第32回 環境大臣賞

日時 | 2020年12月21日(月) 13:00〜13:30 |
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場所 | 愛媛県今治市立富田小学校 校長室 |
受賞者 | 芝田亜子(しばた あこ)さん 愛媛県今治市立富田小学校5年(11歳) |
作品名 | 「地球のためのボランティア」 |
贈呈者 | 公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団(YMFS) 常務理事 小畠 宏史 |

2020年12月21日(月)、愛媛県の今治市立富田小学校にて、環境大臣賞を受賞した芝田亜子さんの表彰式を執り行い、YMFSの小畠宏史常務理事より、表彰状を贈呈しました。
大きな表彰状を受け取った亜子さんは、「私もびっくりしましたが、家族のみんなも“ウソでしょ?"とびっくりしてくれました。こんな大きな賞はもらったことがなかったので、とってうれしかったです」と受賞の喜びを聞かせくれました。
亜子さんが絵を描きはじめたのは年少の頃から、「特に女の子など人物の絵を描くことが好きで、学校でも先生たちからたくさん褒めてもらって、それがいいモチベーションとなって続けられたのだと思います」とお母さまの里絵さん。小学5年生となった現在はアニメの「キャラクターデザイナー」という具体的な夢を持ち、さまざまな画材を駆使して「アニメに登場するキャラクターを描いています。とっても楽しいです!」と声を弾ませます。
今回、環境大臣賞に選出された作品は、亜子さんのご自宅から約3kmにある今治の海水浴場「織田ヶ浜」が舞台です。「普段から積極的に外で遊ぶ子ではありませんが、今年は新型コロナウイル感染症の影響もあり外に出る機会が少なかったので、お友達と息抜きに織田ヶ浜に連れていった時のことを描いたようです」とお母さまが教えてくださいました。
当初は水遊びなどに夢中だったそうですが、キレイな海なのにゴミがたくさんあることが気になった亜子さんは「自分の手でキレイにしたい」と、お友達に「ゴミを拾うおう!」と呼びかけ袋いっぱいになるまでがんばったそうです。その時、「スッキリした気持ちになったし、とても印象に残った思い出だったので」と、夏休みの宿題として本作品を描いたのです。
この体験を通じて亜子さんは、「多くの人がゴミを捨てていることがわかりました。本当ならたくさんの人数で拾わないと効率がよくないし、みんなで協力することが大切だと思いました。これからゴミ拾いなどボランティアの機会があればぜひ参加してみたいです」と意欲を燃やします。これを受けて「今回のゴミ拾いもそうですが、自分のためだけではなく、人のために動ける心のキレイな大人になって欲しいですね」とお母さまがお話されましたが、まさにその通り、亜子さんは成長を続けているようです。
コンテストに関するお問い合わせ先
- 第32回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」係
- TEL:0538-23-8700
- 受付時間:9:00〜12:30、13:30〜17:00(土日を除く)