全国児童 水辺の風景画コンテスト
第31回 環境大臣賞

日時 | 2019年12月13日(金) 15:00〜15:30 |
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場所 | 愛知県半田市立成岩小学校 校長室 |
受賞者 | 守田 岳(もりた がく)さん 半田市立成岩小学校 5年生(11歳) |
作品名 | 「いつか会いたい!カワセミに」 |
贈呈者 | 公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団 常務理事 小畠 宏史 |

2019年12月13日(金)、愛知県半田市立成岩小学校の校長室にて、環境大臣賞の表彰式を行い、当財団の小畠常務理事より守田 岳さんに賞状をお渡ししました。
守田さんのご家族は自然が大好きで、お休みが取れると山や川でキャンプをしたり、海で生き物を探したりと、各地によく出かけているそうです。受賞作品の「いつか会いたい!カワセミに」は、毎年夏にキャンプに出かける三重県紀北町の銚子川での体験を基に描き上げたと言います。
銚子川は、驚くほど水がきれいで、その透き通った様子を表現しようと、「色は白や青を少しずつ混ぜ合わせながら、筆使いはシュッ、シュッとした動きが出るように工夫しました。いろんな魚がたくさん泳いでいて、川底の石も見えるほどに澄んでいます」と岳さん。さらに銚子川には、カワセミがいると言われているものの実際にはまだ見たことがなく、いつか見てみたいという願いを込め、魚をねらっている姿を想像し、細かいところは写真を参考に描き上げたそうです。「カワセミのきれいな羽の色が好きなので、エメラルドと青の絵の具を自分で混ぜ合わせて作りました」
お母様の朋子さんによれば「川遊びに出かけると、体が冷えるまでシュノーケルを着けて川の中をずっとのぞき込んでいるくらい、生き物が大好き。とてもよく観察していますね。今回の作品にたくさん登場しているアユも、じっくり見ているだけにリアルに描くなぁと感心しました。またカワセミは、他の作品にもよく描いているので、よっぽど好きなんだなと思っています(笑)」とのこと。
同席された髙木校長先生も作品を前に「意欲的に描かれた、きれいな作品ですね。色の使い方が上手ですし、離れたところから見ても、一つひとつ何が描かれているのか、よくわかります。頭の中にあるイメージを絵にすることに無限の可能性を感じます」と称賛されていました。
「好きな教科は図工と理科。将来やってみたいことは、まだ特に決まってない」と言う岳さんに目をやりながら「元気に明るく育ってくれればいいと願っています」と朋子さんは顔をほころばせていました。

コンテストに関するお問い合わせ先
- 第31回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」係
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