全国児童 水辺の風景画コンテスト
第30回 農林水産大臣賞

実施日時 | 平成30年11月27日(火) |
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場所 | 高知県 土佐市立高岡第一小学校 体育館 |
受賞者 | 板原実乃里(いたはら みのり)さん 土佐市立高岡第一小学校6年生(11歳) |
作品名 | 「土佐の港祭り」 |
贈呈者 | 土佐市立高岡第一小学校 校長 水田眞由美様 |
平成30年11月27日(火)、高知県の土佐市立高岡第一小学校にて、農林水産大臣賞を受賞した板原実乃里さんの表彰式を実施しました。実乃里さんは4年生の時に本コンテストで銀賞、5年生で金賞、そして6年生となった今年、農林水産大臣賞を受賞。今回の受賞を知った時のことを「とってもびっくりしたけど、苦労したのでうれしかったです」と振り返ってくれました。

この作品は、題名にある通り今年の夏に観た「港祭り」の様子を描いたものですが、「大漁旗がとってもきれいで、高知ならではこの祭りを伝えたかった」と題材にしました。そして、工藤和男審査員長も評価した通り「右下に大漁旗を入れることで絵に広がりをもたせたことや、動いているように船を表現したことが工夫したところ」と話してくれました。
ただ、作品の完成までに要した時間は約1ヶ月半。長い時は 1日5時間、描いたこともあり、何度も「もう描きたくない」と思ったそうです。なぜなら実乃里さんはドッヂボールのクラブにも入っており、その実力は高知県選抜として全国大会に出場するほど。「だから練習が削られてしまうことが辛かったみたいで… でもがんばって両立し、さらには過去最高の賞を受賞したため親子で大喜びでした。特に、お父さんは涙ぐんでいたんですよ」とお母様の香織さんが話してくださいました。
絵画は3人の姉や兄、お母様と同様、森光一仙絵画教室で幼少期から学んできました。最初は姉と兄の表彰状を見て「表彰状がほしいというのがきっかけ」と笑いますが、着実に上達し本コンテスト以外にもたくさんの賞を受賞してきました。
一方、自然やスポーツが大好きな家族の中で、川遊びや釣り、サーフィンや山登りなどを楽しみながら育ったこともあり、「とにかく体を動かすことが大好きなので、中学生になったらソフトボール部に入ってがんばる」と宣言すると、続けて「将来は、多くの人を笑顔にする仕事をしたい」とコメント。これは香織さんも初耳だったそうで、驚きながらもうれしそうに「一度やると決めたことは、最後までやり遂げてほしい」とエールを送りました。すでに多くの作品やドッヂボールなどで人々に感動を与えてきただけに、近い将来、また大人になってからも多くの人を笑顔にしてくれることでしょう。
コンテストに関するお問い合わせ先
- 第30回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」係
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