全国児童 水辺の風景画コンテスト

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全国児童 水辺の風景画コンテスト

表彰式


第30回 文部科学大臣賞

文部科学大臣賞
左からお父様・笠岡大起さん、佐藤元校長、大志さん、小川審査員、お母様・恭子さん
実施日時 平成30年12月3日(月)
場所 徳島県 吉野川市立西麻植小学校 体育館
受賞者 笠岡 大志(かさおか たいし)さん
吉野川市立西麻植小学校 5年生(11歳)
作品名 「貝殻オリンピック」
贈呈者 第30回「全国児童水辺の風景画」コンテスト審査員
小川 尊一 画伯(一般社団法人創元会 理事長、公益社団法人日展 会員)

平成30年12月3日(金)、徳島県吉野川市立西麻植小学校の朝会にて、文部科学大臣賞の表彰式を行いました。

文部科学大臣賞
全校児童の前で小川審査員より表彰状を授与された大志さん

今回受賞した作品「貝殻オリンピック」は、学校行事として今年の6月に牟岐町で行われた宿泊訓練にて、出羽島や大島などの島めぐりをした時に、浜で友達と一緒にきれいな貝殻をたくさん見つけた実体験をヒントにイメージを膨らませて描いたもの。「いくつもの色をていねいに塗り重ねた波の色や、いろいろな貝の形や色づかい、そして顔の表情などにこだわりました。思うように描き上げることができた自信いっぱいの作品です」と大志さんは胸を張ります。

感性豊かな「貝殻オリンピック」というタイトルや、「どの貝殻も金メダル」という応募にあたってのメッセージについては、「東京オリンピック・パラリンピックの話題をヒントに思いついたみたいですね」とお父様の大起さん。

実は2年前の本コンテストにて農林水産大臣賞を受賞し、大臣賞は2回目となる大志さん。「大きな賞なので2回目はないと思っていた」というお母様の恭子さんは、審査結果をパソコンで確認した際、思わず小さなガッツポーズが出てしまったそうです。

最近、和太鼓を習い始め、仲間とともに時間をかけて練習し1曲仕上げる楽しさに夢中という大志さんですが、「絵に関連した職業につくつもりはないけれど、ずっと大好きな絵は描き続けたいです。大きくなったら、普通のお父さんになりたい。和太鼓奏者もいいな」。やりたいこと、興味のあることが多すぎて、まだまだ一つに絞りきれないようです。

日頃からご家族そろって積極的に自然と触れあったり、絵を描くにあたって興味を覚えたことがあれば実際に見に出かけるなど、大志さんのあふれる好奇心を応援するご両親と、さまざまなことを体験し、それを学びに活かす活動が盛んな西麻植小学校の校風とがあいまって、大志さんの自由でのびのびとした作風を支えているようでした。

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コンテストに関するお問い合わせ先
  • 第30回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」係
  • TEL:0538-23-8700
  • 受付時間:9:00〜12:30、13:30〜17:00(土日を除く)