全国児童 水辺の風景画コンテスト
第29回 国土交通大臣賞

実施日時 | 平成29年12月12日(火) 8:30~8:45 |
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場所 | 奈良県奈良市 近畿大学附属小学校 |
受賞者 | 田村 浩恵(たむら ひろえ)さん 近畿大学附属小学校5年 |
作品名 | 「お母さんのふるさと音戸の瀬戸」 |
贈呈者 | 国土交通省 近畿地方整備局 大阪港湾・空港整備事務所 所長 三島理様 |
平成29年12月12日(火)、奈良県奈良市の近畿大学附属小学校にて、国土交通大臣賞を受賞した田村浩恵さんの表彰式を行いました。
600人を超える児童とご両親が出席した表彰式では、多くの歓声と拍手の中、国土交通省 近畿地方整備局 大阪港湾・空港整備事務所の三島理所長より賞状を受け取りうれしそうな表情を浮かべる浩恵さんの姿が印象的でした。
この作品はタイトルにある通り、お母様・智美さんのご実家・音戸(広島県呉市)に帰省した際に、「波を描きたい」と音戸大橋の周辺を取材して描いたものです。「構図を考え、場所を変えながら何時間もかけて写真をとって描きました。特に松の木は影などを工夫しながら4時間、全体では4日くらいかかったので、大臣賞をもらえてとってもうれしいです」と浩恵さん。

波に着目したのは葛飾北斎の絵がきっかけだったようですが、智美さんによると「波だけでも船が通るたびに何度も写真を撮り、お気に入りを選んで描いたんですよ」と言います。こうして完成した作品にお父様の信宏さんも「航跡から波が岸壁に寄せてきて、最後に弾ける様子は本当によく描けていると感心しました」と話してくださいました。
絵以外にも、作文などで多くの賞をもらっているという浩恵さんですが、意外なことに「絵や作文よりも運動が好き」なのだとか。それでも「小学校に入ってから創作の機会が増えてきましたが、私たちに感想を聞いては何度も作り直していくことができるがんばり屋さん。その努力が評価につながっているのだと思います(智美さん)」
今回の作品はお母様にプレゼントされるそうですが、これからもその努力で、周りの人々を笑顔にする作品を描いていってくれることでしょう。
コンテストに関するお問い合わせ先
- 第29回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」係
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