全国児童 水辺の風景画コンテスト

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全国児童 水辺の風景画コンテスト

表彰式


第29回 環境大臣賞

(左から)父・洋之さん、姉・薫子さん、結子さん、母・貴子さん
実施日時 平成29年12月10日(日) 13:00〜13:30
場所 神奈川県横浜市 ヤマハ発動機東日本営業所
受賞者 清水 結子(しみず ゆいこ)さん
聖心女子学院初等科6年
作品名 「自然豊かな尾瀬沼の鳥や草花たち」
贈呈者 公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団 常務理事 大庭 義隆

平成29年12月10日(日)、神奈川県のヤマハ発動機東日本営業所にて、環境大臣賞を受賞した清水結子さんの表彰式を行いました。

結子さんの入賞は今回で4年連続4回目。しかも初の環境大臣賞であったことから、それを知った時の様子をお母様・貴子さんが「よっしゃー! と叫んだよね?」と話すと、「過去の大臣賞は力強くて大胆な作品が多く、細かい私の作品では難しいと思っていました。それが大臣賞と聞いて…」と、照れ臭そうにうなずく結子さん。念願の大臣賞を受賞した喜びが伝わってきました。

創作のきっかけになったのは、ご家族での尾瀬ハイキング。「黄色いニッコウキスゲがとってもキレイだったので描きました。尾瀬で出会ったたくさんの植物、動物をバランスよく配置することも大変でしたが、一番力を入れたのが朝日の光。最後に描いたのですが緊張しました」と、結子さんがその目で見たままの風景が描かれています。

当財団常務理事・大庭義隆より環境大臣賞の賞状を受け取る清水結子さん

そしてこの作品の背景にはご両親の想いが反映されています。お父様・洋之さんが「普段、自然と触れ合う機会があまりないため、生き物の存在、太陽の光、風の匂いなどを捉えることができる五感を養って欲しいと想い、自然体験を続けてきました」と話してくれましたが、まさにその「想い」が作品の中で結実しています。

姉の薫子さんが「作品づくりもそうですが、結子は一度決めたことをやり通す諦めない子。私も見習いたい」、貴子さんも「自分の気持ちを大切にできる芯の強さがある」と話すと、結子さんは満面の笑みを見せてくれましたが、「自然」をキーワードにしたご家庭での取り組みは、さまざまな方面で結子さんの成長に寄与しているようです。

そして来春は中学生。薫子さんの影響もあり「ダンス」という新たな挑戦も計画しているというように、今後は視野も可能性も広がり、多方面でのさらなる活躍が期待されます。

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コンテストに関するお問い合わせ先
  • 第29回「全国児童 水辺の風景画コンテスト」係
  • TEL:0538-23-8700
  • 受付時間:9:00〜12:30、13:30〜17:00(土日を除く)